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日経平均株価の下落幅とは ブラックマンデー時3836円安

きょうのことば

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日経平均株価の下落幅 日経平均株価の終値が前営業日の終値を下回ったときの大きさ。これまで最も下落幅が大きかったのは、1987年10月20日で3836円。米国株急落が世界に飛び火した「ブラックマンデー」で、下落率でも14.9%でトップだ。当時普及し始めたコンピューターによるプログラム取引では、ある程度株価が下落すると損失を抑えようとシステムが機械的に売り注文を出すため「売りが売りを呼ぶ」連鎖につながったのが一因とされる。

下げ幅が3番目に大きかったのは90年4月2日の1978円。為替市場での円安進行が懸念されたほか、保険会社が保有する株式を大量売却するとの報道で全面安となった。バブルが崩壊して、日経平均が年間で1万5067円(38.7%)下げた90年は大幅下落の回数も多く、下落幅上位10回のうち、4回を占める。歴代7番目の下げ幅となった91年8月19日は、ゴルバチョフ・ソ連大統領の失脚を嫌気してろうばい売りが広がった。

最近では、英国の欧州連合(EU)離脱(ブレグジット)が決まった2016年6月24日に1286円安と歴代9位の下げ幅を記録した。直近の24年7月25日も米国のハイテク株安と外国為替市場の円高・ドル安が重なって1285円下げ、下落幅は歴代10位の大きさだった。上昇幅の首位は1990年10月2日の2676円で、大蔵省(現財務省)が株価テコ入れ策を発表したことなどが好感された。

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