大分県、99億円の11月補正予算案 台風10号復旧費用

大分県は19日、8月の台風10号からの復旧費用などとして99億円の11月補正予算案を発表した。うち79億円は、道路38カ所、河川307カ所、砂防53カ所の原形復旧に充てる。農地や農業用施設を復旧する市町などへの助成として9億円も盛り込んだ。
このほか大分自動車道の由布岳パーキング(同県由布市)近くで発生した土砂崩れなどの対策に3億円を充てる。6月末からの大雨の影響で橋脚が傾いた「三郎丸橋」(同県日田市)についても、橋梁の架け替えや川幅の拡大などの機能強化に4億円を計上した。