九州企業、半導体の商機をつかめ 異業種から続々参入
シリコンアイランド
台湾積体電路製造(TSMC)の熊本進出など半導体産業の集積が続く九州で、異業種から供給網に食い込もうとする動きが相次いでいる。地域への経済効果は2030年までの10年で20兆円を超すとの推計もあり、商機は大きい。素材や鉄鋼、自動車など九州の基幹産業で磨いてきたノウハウを応用し、新たなビジネスを切り開く。
「セラミック板を作れませんか」。しっくい大手の田川産業(福岡県田川市)は1年ほど前、ある国内...

九州で「シリコンアイランド」復活に向けた動きが広がっています。半導体受託製造の世界最大手、台湾積体電路製造(TSMC)の熊本進出を機に、関連企業が九州に集まりつつあります。最新のニュースを伝えます。
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