ミャンマー軍政、イオン駐在員を解放 禁錮判決後に一転
【ヤンゴン=渡辺禎央】ミャンマー軍事政権は12日夜、6月末に拘束した小売り大手イオンの駐在員、笠松洋さんを解放した。日本側の関係者が13日認めた。コメの売価が規定を上回ったとして起訴し、12日に軍政の影響下にある裁判所が禁錮1年の有罪判決を言い渡したばかりだった。
軍政のゾーミントゥン報道官が12日夜「(笠松さんは)今夜解放された」との声明を出した。理由や解放後の所在などは不明。
日本との関係や...
ミャンマー国軍は2021年2月1日、全土に非常事態を宣言し、国家の全権を掌握したと表明しました。 アウン・サン・スー・チー国家顧問率いる政権を転覆したクーデターを巡る最新ニュースはこちら。
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