日本経済新聞が共同で制作に携わっているBSテレ東のマネー情報番組「マネーのまなび」（毎週月曜日夜10時から放送）の見どころを抜粋した動画「マネーのまなびダイジェスト」。今回のテーマは「パックンのスゴ腕投資術」です。解説者は編集委員の田村正之です。

ゲストはベテラン投資家でお笑い芸人のパトリック・ハーランさん（パックン）。ご自身のポートフォリオを開示していただきました。資産の大半は米国株のインデックス（指数連動型）投資信託。そして資産の一部で個別株に投資しているそうです。

資産の中核部分（コア）は低コストで分散して長期で安定的に増やし、資産の一部（サテライト）でより高いリターンを狙うというのは、年金なども使う「コア・サテライト」戦略そのまま。王道とも言える投資手法です。

最初からここに行き着いたのではなく、2000年頃のITバブル期には資産の大部分を個別株に投入し、大きな痛手を受けたとのこと。「人に勝とうとする投資は簡単ではないことを学び、市場全体に投資して平均的なリターンを得ようとする今の手法に変わった」そうです。

変動の大きな投資で自分の資産が下落するのは「芸人という不安定な仕事だからこそ避けたい」とのこと。「落ちるか気にするのはネタだけでいい」と笑わせてくれました。

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