ぐんぎん財団、群馬県に500万円寄付 ケアリーバー支援

公益財団法人のぐんぎん財団(前橋市)は、児童養護施設や里親など社会的な養護から離れた若者である「ケアリーバー」支援のため、群馬県に500万円を寄付した。支援施設の普及啓発活動に400万円、相談体制の整備に100万円を充てる。社会福祉事業の取り組みとして県に寄付するのは2回目、寄付総額は800万円となった。
大人に代わり家族の世話をするヤングケアラー支援に向けては、エコバッグ300個も県に寄付した。県生活こども部が支援団体を通じ、各家庭に配布する。エコバッグの寄付により、プラスチックゴミの削減にもつなげてもらいたいとする。
同財団の担当者は「ケアリーバーは施設などから独立した後、社会の中で協力を得るのが大変な状況になっており、サポートしたい」と話した。
地方銀行や信用組合、信用金庫の最新ニュースをまとめました。人口減少が進む地方で経営統合による経営力強化や新規事業、地方企業育成などを進める各金融機関の最新ニュースや解説をお届けします。