セブンとヨークベニマル、宮城・福島の地産品フェア

セブン―イレブン・ジャパンとヨークベニマルは、東北地方のコンビニエンスストアとスーパーで宮城県と福島県の産品販売を後押しするフェアを11月19日から12月2日まで開催する。
「食材王国みやぎ応援フェア」は東北6県のセブン1048店と宮城県内のベニマル64店、「ふくしまプライド。全力応援フェア」は福島県内のセブン421店舗とベニマル77店舗で開く。県産農林水産物や、それを使った総菜や弁当などを販売する。

フェア開催に先立ち、両社関係者が宮城県の村井嘉浩知事と福島県の内堀雅雄知事をそれぞれ表敬訪問した。米粉のパンを試食した村井知事は「モチモチした食感がおいしく、ほのかな甘さを感じる」と話した。福島県郡山産のなめこを使ったあんかけを試食した内堀知事は「全力でピーアールしていきたい」と語った。
宮城フェアでは宮城県産米の「ひとめぼれ」が原材料の「宮城県産ひとめぼれ使用の米粉のちぎりパン」(税別380円)や名産品を使った「宮城県産せり使用 鴨がらスープ仕立てせり汁」(同428円)など合計で約30品を扱う。
同フェアの売り上げの一部は企業版ふるさと納税として宮城県に寄付する予定だ。ベニマルの郡司弘一取締役は「開発した商品は塩分控えめにし、素材のうまみを引き出した自信作だ」と語った。
福島フェアでは県産の豚肉を使ったおむすびや桃を使ったフルーツサンドなどを販売する。
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