福島市のメガソーラー、造成地から泥水 県は指導強化へ
東北6県 気になる現場
[会員限定記事]
福島市で建設が進むメガソーラー(大規模太陽光発電所)を巡り、福島県が調査に乗り出している。大雨の際、造成地から泥水が県道に流出した。法令違反が明確になれば工事の中止命令もあり得るが、原発事故の教訓から再生可能エネルギーの導入を推進する県には難しいかじ取りになる。
調査対象は吾妻連峰に2025年完成予定の「高湯温泉太陽光発電所(仮称)」。東北の秘湯と呼ばれる高湯温泉へ向かう県道が通る先達山にある。...