防衛相「訓練を散らし負担4割軽減」 普天間めぐり
北沢俊美防衛相は8日夜、米軍普天間基地移設問題に関し「沖縄でやっている(米軍)ヘリや飛行機の訓練を全国に散らして、半分とか4割方減ったと実感できるような案を作っている」と述べ、訓練移転による沖縄の負担軽減策を検討していることを明らかにした。長野市内で開かれた民主党関係者の会合で述べた。
鹿児島県・徳之島への機能移転については「訓練を主体にした考え方だ」と説明。理由として、ヘリ部隊と地上部隊の一体的運用をする上で距離的に遠すぎるとして「(米側が部隊の移設は)どうしても駄目だと言っている」と述べた。〔共同〕