車工場、人材争奪の夏 増産へ期間従業員なお不足
トヨタは10万円の手当延長、マツダは内定祝い20万円に
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自動車メーカーの製造現場で働く期間従業員の争奪が激しくなってきた。トヨタ自動車は7月限定で導入した10万円の特別手当を延長する。マツダは内定・入社の祝い金を5万円増やし20万円にした。各社は円安による輸出の拡大や国内生産の回帰を進めているが人手不足が壁になる可能性が出ている。金銭面の魅力を高めて囲い込みを急ぐ動きが広がりそうだ。
自動車各社は正社員とは別に、3カ月など一定期間の勤務契約を結ぶ期間...