パプア沖でM7.9 地元で最大3メートル津波の恐れ
【シドニー=共同】米地質調査所(USGS)によると、南太平洋のパプアニューギニア沖で17日午後8時51分(日本時間同午後7時51分)ごろ、マグニチュード(M)7.9の地震があった。米ハワイの太平洋津波警報センターは、パプアニューギニアとその周辺の島国に津波の恐れがあるとして警戒を呼び掛けた。
同センターによると、パプアニューギニアには1~3メートルの津波の恐れがあるが、米ハワイへの津波はないとしている。ニュージーランド当局も津波警報を出した。
一方、日本の気象庁は17日、太平洋の広域に津波発生の可能性があり、日本への津波の有無について調査中と発表した。
震源はニューブリテン島ココポの東132.8キロで、震源の深さは約103キロ。