戦国エース攻略第2回。今回でおしまい。
ところでこのゲームは、ボスなどの大型の敵に対しては、触れてもミスにならないという特徴がある。弾に当たると当然やられるが、本体そのものには当たり判定がない。そのため、最大ダメージを与えたい時には敵に重なって連射するのが基本だ。
その事を知った時、「へー、珍しいな」と思い、この戦国エースの特徴のように捉えていた。しかし今考えると、そんなに珍しくもない気がする。昔のゼビウスのような空中と地上でレイヤーが分かれているタイプのゲームでは、地上ボスに対して当たり判定を持たないケースも結構あった。レイヤー分けされていなくても、「スラップファイト」のように最初からどの敵とも当たり判定がないゲームもあった。
まあでも、「重なってダメージを与える」という見た目上の気持ち良さもあって、このシステムはこの後のシューティングゲームでも良く使われるようになった。
追記:ゲームとは関係ありませんが、このblogのカウンターが100,000を越えました! ありがとうございます! ありがとうございます!
さて、そう言えばこのゲームのシステムの一つ、「スーパーショット」について説明していなかった。
スーパーショットは、いわゆる溜めショットだ。R-TYPEや出たなツインビー、ビューポイントなどでも実装されていたアレだ。それらの作品の溜めショットは、1秒程度でMAXになるのがほとんどだ。しかしこの戦国エースでは、機体によって多少異なるが、基本溜め時間が非常に長い。3秒以上は溜めないといけない。また、R-TYPEなどでは「ちょい溜め」と言って、MAXまで溜めずにちょっと強いショットとして撃つ事もできる。戦国エースではそれもできない。MAXまで溜めないとスーパーショットは出ない。
そういう訳で、スーパーショットはなかなか狙いづらい。溜めている間ショットが撃てないので、ザコ処理はできなくなる。それを踏まえた上で、あえて火力を集中させたい時や、敵の切れ目などで狙う事になる。
こよりのスーパーショットは、高火力な赤いお札を一定時間撃ち続けられるというもので、なかなか強い。数秒間溜めで犠牲にする分、一定時間出続けるこのショットはある程度リターンが見込める。
5面は、これまでの各ステージで出てきた機忍四天王が次々と襲ってくる。
上手い人は出てきたら即倒すんだろうけど、モタモタしてると前の機忍を倒す前に次のが来てしまう。
危なかったらもうボムを押してしまおう。何度も書くけど、こよりの奴は発動が遅いので、先に出して素早く倒すために使う。
最終的には四天王が合体して、1人の巨大な機忍になる。
まあちょっと火力高いけど、他のボスとそんなに変わらないかな…。
6面。
このあたりから、道中の敵も結構強くなる。予め出てくる場所を覚えておき、スーパーショットを溜めておくのが有効だ。
なんか柱に目のついたキモい中ボス。
敵が邪教集団という事から、段々敵がキモくなっていく。
また、前の面のボスである合体機忍がまた出てくる。
こいつが6面のボス。
なんか仏像みたいな奴で、左右にオプションを従えている。そいつらはとっとと壊してしまおう。大して硬くないので、スーパーショットを溜めておけばわりとすぐ壊せる。
ただ困るのは、スーパーショット溜め中はこちらの攻撃も止まってる訳で、こういうボスが
いつ攻撃可能になるのか分からないんだよね。普通ならショットを撃ちまくって、なんかフラッシュするようになったらダメージ受けてるんだなと判斷するけど、スーパーショット溜め中はそれできないんだよね…。覚えるしかない。
なんかこのゲーム大体みんなそうなんだけど、ダメージを一定与えると下半身パーツが壊れて飛び始める。
飛べるんなら最初から足要らないのでは…?
一応全7面なので分かってはいた事だが、もう1面ある。ただ6面ボスがわりとラスボス感出していたので、プレイヤーとしても「まだ先があるの?」ってなるだろう。
さすがに最終面とあって道中も結構辛い。
ただパワーアップやボムも良く落ちるので、マメに拾っていこう。このゲームはメインショットの火力が最大の場合、一定量の弾を撃つと火力が下がるという退化システムがある。なのでちょいちょいパワーアップを拾わないと、最大火力は保てない。
この面はボスがいくつかいる。
まずは鎧武者の兜みたいな奴。
それから烏天狗という、姿形は小さいけどやたら弾を撃つ奴。
大体こういうシューティング、小さい奴は強いんだよね…。
あとは鎧みたいな奴。
こいつも左右の肩あたりに外れパーツがあるので、そいつをスーパーショットで速攻壊すと楽になる。
ただこの直前で一機死んで、火力が最低段階まで落ちてたからちょっときつかった。
でもってラスボス。なんか大魔界村に出てきたルシファーみたいな奴。
なんか手から独鈷杵みたいなのを投げてくるから、多分仏教的な何かだろう。
ふぃー、火力も最低ランクだったし、ボムも使い切ったけどどうにか倒したわ…。
もっとスーパーショットを上手く活用すれば楽だったのかもしれないけど、溜め時間長すぎて難しかったわ…。
そしてエンディング。
殿様から褒美は何がいいか聞かれたこよりは、有り金全部と答える。
本当に殿様が有り金全部くれたのかは分からないけど、とりあえず大金持ちにはなったらしい。てかこよりってこんなキャラだったんだ…。知らなかった…。
ちなみにエンディングは当然キャラの数だけある上、このゲームは2P同時プレイが可能で、その2人の主人公の組み合わせによっても特殊なエンディングがあったりする。だからエンディングのパターンは相当多い。
さて、と。クリアしちゃった。
やっぱりなんか、他のシューティングとだいぶ趣が違うね。大きなシステムは変わらないんだけど、やたら道中が短く、ほとんど中ボスとボス戦しかやってないイメージがある。だから上手い人なら1周にかかる時間は相当短いと思う。その分ボス戦の難易度は高めとなっていて、まあ上手い人はサクッと周回してください、下手な人は頑張ってコンティニューしてくださいという味付けになっているのだろう。
その他大まかには、作りがちょっと雑かなーと思う部分もないではない。ただ、キャラの魅力だけで押し通す強さがあると思う。それは中村博文の絵の上手さとか、キャラ造形の良さがあると思う。そのへん、彩京はいいイラストレーターを見つけてきたなー、と思う。それがのちの「対戦ホットギミック」などの麻雀ゲーに繋がるのかと思うと感慨深い。
(終わり)
- 2023/06/27(火) 10:00:00|
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