2010年11月22日

平成23年度第一看護学科前期入学試験 願書受付開始

第一看護学科の前期願書受付がスタートしました。
前期入学試験の日程は以下のとおりです。

前期試験
 願書受付 平成22年11月22日(月)~12月8日(水)
               (※郵送は最終日消印有効)
 試験日   平成22年12月18日(土)
 合格発表 平成22年12月27日(月)


※インフルエンザ等に罹らないように、手洗い・うがい等を心がけましょう。

募集要項をご希望の方はこちらまで
  
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2010年11月19日

解剖見学実習

 11月15日(月)に第一看護学科1・2年生が琉球大学医学部第二解剖講座のご協力を頂き、解剖見学実習を行いました。 この場を借りて、 関係者の皆様、ご指導いただいた諸先生方に深く感謝申し上げます。
 実習後の学生の感想は以下のとおりです。

(往復はチャーターバスでいきました)

第一看護学科 1年生
 今回の解剖見学では、実際に人体の構造を見たり、触れたりすることによって机上の学習だけでは、学ぶことのできない多くのことを学ぶことができ、とても貴重な体験をすることができました。
 見せていただいた御遺体の方は、腹膜癌や転性肝癌、肺癌を患っていたのですが、正常時と違って肝臓が肥大していたり、肺が所々黒くなったりしていて、本当に病気によって形や大きさが変わってしまうということを実感することができました。
 今まで、何となくでしかイメージすることのできなかった臓器の形や場所、大きさが今回の見学ではっきりイメージできるようになったと思います。事後学習をしっかりして、今回学んだことをしっかりと自分の知識にしたいです。自身の体を提供して下さった御遺体、御家族の方、大倉先生、琉球大学の先生方に深く感謝の意を示します。

第一看護学科 2年生
 今日の解剖見学実習を終えて、普段学校の授業では学ぶことのできない各臓器についてこの目で確かめながら学習を深めることができた。授業の最初に先生が口頭でおっしゃっていた「肺の色の違い」や「動脈、静脈の大きさや壁の厚さの違い」などから観察を開始した。実際手に触れることで、臓器の重さや左右差、裏側など、細かい点まで立体的に見ることができた。
 勉強以外の学びの外に今回の実習で得たもの、それは「命の尊さ」である。専門職として看護師に求められる技術は多く、一生懸命勉強することはとても大切なことである。しかし、技術や知識を得ると同じくらいの「思いやり」を持たなければいけないと感じた。今日の医学の発展は、献体者の協力無しではありえないことだと思う。この献体者の協力が私に「命の尊さ」を教えてくれた。この「尊い命」を無駄にしないよう、将来苦しんでいる人を助けられるよう努力したいと思った。  
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2010年11月16日

第一看護学科:芸術鑑賞

 11月5日(金)に第一看護学科が、浦添市てだこホールで行われた「オペラ椿姫」のゲネプロ(本番さながらの通しリハーサル)を見学してきました。
 鑑賞した学生の感想が以下の通りです。


第一看護学科 2年生  
 今回、私は浦添市てだこホールでオペラの鑑賞をしました。私は音楽に興味があり、前にもオペラを見たことがあったので、今回の鑑賞会はとても楽しみにしていました。久しぶりにオペラを見て、やはり何度見ても引き込まれるものがあるなと感じました。ナレーションの方が一幕ごとに話の情景を想像させてくれて、とても良い声で感情を込めて読んでいました。舞台で一番最初にセリフを話すので、緊張感がすごく伝わってきました。その後に舞台幕が開き、きれいにドレスを着飾った女性やタキシードを身にまとった男性が現われました。パーティの場を演出していたのですが、その時代の世界に引き込まれていくような感じでした。椿姫の内容は悲劇的でした。ヴィオレッタは男性に愛されることは慣れていたはずなのにアルフレードの純愛だけは違っていました。二人で一緒に暮らすつもりでしたが、アルフレードの父に反対され、ヴィオレッタは彼に理由を告げず別れの手紙だけを渡して去ってしまいました。しかし、最終的には、彼の父が誤解を解き、二人の気持ちが繋がったと思ったら、ヴィオレッタは結核にかかっていて命は長くなかったのです。やっと会えた喜びで、彼女は今までにない新しい力が沸いてきたと話しますが、彼や彼の父、召使いに囲まれ息絶え幕が閉じました。
 私は、この最後のシーンを見て、人間はどんなに死に追い込まれても、生きる希望があれば自分でも不思議な程の力が沸いてくるのだと感じました。WHOの健康の定義で身体・精神・社会的に満たされないと健康ではないと示していますが、一番精神的な面を満たすのが難しいのではないかと感じました。患者さんと接するときもその人の生き甲斐を見つけることの大切さを改めて知りました。普通ゲネプロは見れないはずなのに私達のために公開していただいて貴重な体験ができたことにとても感謝です。本当にありがとうございました。


第一看護学科 1年生
 11月5日に、教科外活動としててだこホールにオペラ「椿姫」の鑑賞に行きました。
 私は、今までオペラの鑑賞をしたことがなかったので、「椿姫」の鑑賞をとても楽しみにしていました。
 「椿姫」は、娼婦のヴィオレッタと青年貴族のアルフレードが恋におちる話でした。
 第1幕は、パーティーでヴィオレッタとアルフレードが出会う場面でした。セットや衣装などもとてもきれいで、見ていてとても楽しかったです。
 第2、3幕は、2人の別れの場面があったり、やっと再会できたのにヴィオレッタが病気で死んでしまったりと、物語が急展開して、すごく悲しい場面でした。第1幕を見終わった後に、このままハッピーエンドで物語りが終わるのかなと思っていたので、第2、3幕の展開はとても印象に残りました。特に、第2幕と第3幕の間にあった演奏が物語りと合っていて、より一層切ない感じが伝わってきました。
 今回のオペラ鑑賞はリハーサルだと聞いていたので、見る前は、本番とは少し違う感じなのかなと思っていました。でも、歌や踊りもすごく迫力があったし、衣装やセットも豪華で、とても楽しかったです。最後は悲しい結末で終わってしまったけど、歌や演技にとても迫力があったので、見終わった後は本当に感動しました。
 今までは、オペラと聞くと何となく難しそうというイメージがありました。でも、今日の「椿姫」を見て、ナレーションや字幕があってすごく分かりやすかったので、オペラに興味をもつきっかけになりました。今回は、リハーサルの見学だったので、機会があったら本番の公演も見に行ってみたいと思います。
  
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2010年11月01日

准看護学科1年生が芸術鑑賞

 前日の台風14号が無事とおりすぎた10月29日(金)に准看護学科1年生が芸術鑑賞として”国立劇場おきなわ”で実施されている「生徒のための組踊鑑賞教室 二童敵討」を鑑賞してきました。
 鑑賞した学生の感想が以下の通りです。
  



准看護学科1-2 金城知美
 今回、初めて組踊を鑑賞しました。それまでは私の中での組踊のイメージは、ゆっくりと方言で歌をうたって踊っているというくらいで、方言が得意でない私にとってあまり興味がありませんでした。
 でも、実際始まると案内役の方が観に来ていた小・中学生を舞台に上げ、説明を交えながら面白おかしく即興で組踊をして会場を盛り上げていました。
 そのおかげで、本番の組踊の内容がすっと入り、方言も舞台横にある電光掲示板で標準語が表示され、とても分かり易かったです。
 また音楽がその場面の状況や登場人物の心の動きを上手く表し、ゆっくりな間も想像力をかきたてられ、看護に必要な感性を磨くことができました。
とても貴重な経験になりました。


准看護学科1-2 喜屋原小百合
 国の重要無形文化財の組踊ですが、ほとんどの学生がはじめて観賞するとのことで、案内役の方から楽しく見るためのポイントを教えて頂きました。
 組踊は「唱え」「音楽」「踊り」の三要素から成り立ち、音楽を担当する「地謡」の方達の演奏や歌によって、登場する人物の性格や心情を表現し、重要な役割を果たしていることを知りました。そして組踊は舞台上で様々な場面への展開があり、見る側の想像力を膨らませることで、更に楽しく観賞することが出来ました。
 今回は、「二重敵討」(にどぅてぃちうち)という作品でしたが、方言が理解できるように、舞台両サイドに標準語訳もあり、初心者でもとても分かりやすい内容でした。
 組踊を観賞し、沖縄の伝統芸能の素晴しさを改めて感じることが出来ました。


准看護学科1-2 嵩西秀明
 今回、私は組踊を初めて鑑賞させてもらいました。
組踊鑑賞の前に組踊というものは・・・と説明がありました。その際、組踊は想像力で観るものと聞き、ただ舞台を観るだけではなく自分自身も本当にその場所にいるような感覚が大事ということを知りました。その上で「二童敵討」を鑑賞し、その内容がより楽しく観ることが出来ました。
 鑑賞した内容の中で、鶴松と亀千代があまおへのいる場所へ向かった祭の距離感、場面の変わる場合等はまるでテレビを観ているような感覚でありながら、役者さん一人ひとりの素晴しい演技を体感出来たことがとても印象的でした。
 今後もチャンスがあれば鑑賞し、その楽しさを人々に伝え、沖縄県民の誇りに繋げていきたいです。


准看護学科1-2 玉城幸人
 「二童敵討」を観ての感想はとても面白い娯楽だと感じました。今回初めて組踊を観たのですが、観る前は組踊という言葉を初めて聞いたような気がして、沖縄の物語ということで方言が分からない私にとって、観たとしても寝るだろうと思っていました。しかし、全然そんなことなく内容も私の地元の亜麻和利の話で、全て方言で言っているため少ししか理解できなかったのですが、舞台両サイドの電光掲示板で標準語に訳されていたので、方言が分からない私でも楽しく見ることができました。
 また、三線・笛・箏・太鼓・胡弓を使った音楽がとても心地良く、まるで異世界にいる感じがしました。


准看護学科1-1 宮里善之
 普段見る機会のない伝統芸能はとっつきにくく退屈かと思っていたのですが、今回初めて舞踊「瓦屋」と組踊り「二童敵討」を鑑賞させていただき、印象が変わりました。
 案内役の嘉数道彦さんの分かりやすい軽快な語り口、方言が分からなくてもテロップで説明してくれるので、物語が伝わりやすかったです。そして役者さんと地謡が織りなす唱えと音楽と踊りを絶妙に組み合わせた組踊は力強く心に訴える舞台でした。
 普段仕事と学校でゆとりのない日々を送っていますが、今回芸術鑑賞させていただき、気分一新することができました。
 貴重な体験をさせていただき、ありがとうございました。


准看護学科1-1 宮城和幸
 組踊という300年続く沖縄の伝統芸能を今回初めて鑑賞しました。組踊を知らない人のために組踊を体験させながら説明したり、役者が音楽に合わせて歌ったり踊ったりして、うまく感情表現しており、分かりやすく楽しく鑑賞出来ました。


准看護学科1-1 森田 編
 組踊を観る前は、組踊の楽しみ方、内容が理解できるのかな、等という気持ちが大きかったのですが、最初の嘉数さんの組踊講座はとても分かりやすく面白くて、私はすぐに組踊の世界に惹きつられていき、空想するのが楽しかったです。
 「二童敵討」では母と二童の別れのシーンはとても哀しく、おまおへと二童の敵討ちのシーンは音楽と役者がピッタリと合わさり、とても臨場感があり、組踊だけどミュージカルを観ていたような気持ちになりました。
 組踊に興味を持つことができ、とても良い芸術鑑賞でした。


准看護学科1-1 前田あゆみ
 解説や字幕もあり、初心者でも組踊を理解できるように構成されていて良かったです。琉球版バレエ・オペラという印象を受けました。  
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Posted by 那覇看護専門学校 at 17:14Comments(0)