特集

広島・長崎原爆

1945年8月、広島・長崎へ原爆が投下されました。体験者が高齢化するなか、継承が課題になっています。

特集一覧

長崎平和祈念式典、イスラエル不招待は「外交の多元化反映」

高橋和夫・放送大学名誉教授=東京都渋谷区で2019年6月30日午後1時53分、真野森作撮影
高橋和夫・放送大学名誉教授=東京都渋谷区で2019年6月30日午後1時53分、真野森作撮影

 長崎市で9日に開かれた平和祈念式典に、米欧6カ国と欧州連合(EU)の大使が出席を見合わせた。パレスチナ自治区ガザ地区で戦闘を続けるイスラエルが招待されなかったことを受けた措置だが、どのように考えるべきなのか。有識者に聞いた。

高橋和夫・放送大名誉教授(中東研究)の話

 米国や欧州諸国では、国民レベルでは抗議デモが広がるなど、ガザに同情を示す人も大勢いるが、政治には反映されていないことが今回、明らかになった。

 式典を欠席した米欧諸国は、そもそも昨年10月のガザ地区での戦闘以降、一貫してイスラエルには「自衛権」があり、正当な戦争だと、イスラエル支持の立場をとってきた。国連でもイスラエルの立場に理解を示す投票行動を取ることが多く、今回だけ長崎市の判断を受け入れることは、整合性がとれないと考えたのではないか。

 ユ…

この記事は有料記事です。

残り578文字(全文934文字)

【時系列で見る】

関連記事

あわせて読みたい

この記事の特集・連載

この記事の筆者

すべて見る

アクセスランキング

現在
昨日
SNS

スポニチのアクセスランキング

現在
昨日
1カ月
' + '
' + '

' + csvData[i][2] + '

' + '' + '
' + '
' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList; } const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item'); let dataValue = '1_hour'; Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick); }); fetchDataAndShowRanking();