今回は2枚。 例によってリンク先にソース。
Glittering Wish (G)(W) Sorcery (R) Choose a multicolored card you own from outside the game, reveal that card and put it into your hand. Remove Glittering Wish from the game. Illus. John Donahue 156/180 マルチカラーのカードもちゃんとあるようですね。 このカードはジャッジメントの願いシリーズの流れを汲むもののようです。
効果の方は《供給+需要/Supply+Demand(DIS)》の《需要/Demand(DIS)》が願いシリーズ化した感じですね。 つまり、持ってくるのはマルチカラーのカード。 ラヴニカブロックが暫くスタンダードリーガルな点も含め、どう考えても強いカードですよね。 またサイドボードに1枚差し沢山という時代が来るのでしょうか。
また、《燃え立つ願い/Burning Wish(JUD)》や《狡猾な願い/Cunning Wish(JUD)》同様に自身を持ってこれるという利点があります。 そして、現環境には《ミラーリ/Mirari(TSB)》もあります。 ウェイクデッキの復権もあり得るのでしょうか。
個人的には、スリヴァーデッキにドメイン的な要素を持たせ、このカードでサイドボードに1枚ずつ置いたマルチカラーのスリヴァーを持ってきたり、ビックリドッキリメカとして《合同勝利/Coalition Victory(TSB)》を持ってきたりしたいですね。
Magus of the Vineyard (G) Creature - Human Wizard (R) At the beginning of each player's precombat main phase, add (G)(G) to that player's mana pool. 1/1 Illus. Jim Murray 132/180 時のらせんブロックの各セットに存在するメイガスシリーズ。 未来予知の緑は《エラダムリーのぶどう園/Eladamri's Vineyard(TMP)》のようです。 これはつまり、今回のサイクルは全体エンチャントのクリーチャー化と言うことを示しているのでしょうか。
《エラダムリーのぶどう園/Eladamri's Vineyard(TMP)》と言えば、理想的に働けば自分をマナブーストして相手をマナバーンさせるカードとして有名です。 僕の大好きなMTG強豪プレイヤー、中村聡さんが98年のAPAC(アジア太平洋選手権)の際に『スパイクの誓い』デッキに採用していたのが印象に残っています。 決勝でマナバーンを与えていたことも。
さて、今回のメイガスですが、全体エンチャントのクリーチャー化と言うことで、能力にタップを含みません。 つまり、クリーチャーである最大の欠点の1つである、所謂召喚酔いに影響されることがデメリットになりません。 焼かれるリスクが発生しますが、パワー1とはいえ殴ることも可能になったのでそれを上手く活かしてストンピィとか組んでみたいですね。
個人的には《エラダムリーのぶどう園/Eladamri's Vineyard(TMP)》じゃなくて《踏査/Exploration(USG)》でメイガス作って欲しかったなぁ……。 《踏査/Exploration(USG)》大好きですの。 
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