東方Project、MTG、電源系ゲーム、自作PC、テレビ番組などについての話題や感想すなわち日記。

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【わんだふるぷりきゅあ!】OP比較[第03話・第04話]

異色ながら順調な滑り出しを見せているアニメ『わんだふるぷりきゅあ!』。
そのOPは第2話で早々に微修正がありましたが、第4話では、比較的大きな修正がありました。

そんなわけで、宣言したとおり、比較します。
まずは恒例、差異のないシーンで画像の見方を説明します。

【わんだふるぷりきゅあ!】OP比較[第03話・第04話]

左が第3話、右が第4話、下がその差分です。
差異がない場合、このように下半分が真っ黒になります。

今回の差異ポイントは、54.01秒からの一連のシーン。

普段なら見つけた分は全部見せたいところではありますが……。
すべて網羅するのは現実的に無理というくらいのレベルなので、いくつか代表的なものを紹介します。

【わんだふるぷりきゅあ!】OP比較[第03話・第04話]01
(画像クリックで高解像度版表示)

ここでの大きな変化は、腕の振り。
髪の毛(特に前髪)も違っているのがわかります。

それにあわせて、フレンディ本体も少しずらした感じでしょうか。
このあとのシーンでも、体の揺れの表現からコスチューム(主にスカート)に変化がみられます。

また、衣装の構造ミスの修正などもあったりして、本当に変化箇所が多いです。
僕はもうこの段階でびっくりです。

【わんだふるぷりきゅあ!】OP比較[第03話・第04話]02
(画像クリックで高解像度版表示)

ここでの大きな変化は、フレンディの顔。
顔の場合、位置をずらす系の修正が多いのですが、ここはガッツリ変わっています。

動いていると一瞬ですが、比較してみると、修正前はなかなかあじのあるお顔をしていらっしゃる……。

ほかには、細かなパーツの欠落や塗りミス修正があるようです。
このあとのシーンにもあるので、二次元の立体表現は難しいんだなぁというところ。

また、この場面ではワンダフルには何の修正もないのもポイント。
今回はほとんどフレンディの修正なので(すべてではない)、フレンディが難しいのかもしれません。

【わんだふるぷりきゅあ!】OP比較[第03話・第04話]03
(画像クリックで高解像度版表示)

そんなことをいっていると、今度はワンダフル。
ダイナミックな動きをしている中、しれっと帽子の配色が逆になっていました。

ここだけ見ると、デフォルメもあって大したことない感じに見えます。
しかし、動きの中では急に反転することになるので、なかなかどうして。

そしてやはり、ここでもフレンディは無傷ではなく。
細かい部分ですが、靴の塗りミスが修正されています。

【わんだふるぷりきゅあ!】OP比較[第03話・第04話]04
(画像クリックで高解像度版表示)

まずパッとわかるのは、フレンディの口。
顔の向きが若干変わり、口の表現も変わった感じでしょう。

あとは、モミアゲや袖の形状、そしてスカートのリボン。
このリボンの部分は本当に多いですね……かなり厄介なのでしょう。

ワンダフルの方で大きな修正は、ワンダフルパクト。
描き忘れか、突然消滅します。

ほかには、動きの中で髪の毛がどうなっているかの表現でしょうか。
あるいは単なる塗り忘れか……。

このあとは、塗りミスやパーツ欠損、色の調整などを経て、フレンディの決めポーズで〆。
比較的表示時間の長い決めポーズはバッチリ決めるあたり、力の入れ処はわかっているプロといえます。

そんな感じでいろいろ見てきましたが、これらは時間にすると6秒にも満たないアクションシーンです。
決めポーズで止める時間を除くと、さらに短く4秒ちょっとです(先の動画の範囲)。

こういう部分は動きこそ大事で、それに関しては最初からほとんど完璧だったといえます。
連続しているので修正箇所を挙げると多数になりますが、まあ、枝葉の部分といっていいのではないでしょうか。

ただし、「神は細部に宿る」ので、こういう修正の積み重ねも、大事なことなのだと思います。
長いスパンで使われるOPアニメだからというのもあるのでしょうが、リアルタイムでちゃんと修正してくれているのは、とても有り難いですね。
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2024/02/28 17:10|TV・CD・本TB:0CM:2

【わんだふるぷりきゅあ!】第04話:APPENDIX

第4話の感想の付録。
冒頭、OP、次回予告、キャンペーン(?)などについてです。

【今回の1枚】

【わんだふるぷりきゅあ!】第04話:APPENDIX-01

こむぎ&ユキ。
おそらく今作での、主従でないペット同士のコンビ……ということになりそうなふたりです。

主人公がいろはであるなら、自分のペットと友人(親友になるかも?)のペット。
こむぎであるなら、飼い主の友人のペットという関係になりますが、この親交も気になりますね。

それでこの画像のシーンですが、本編感想でも触れた通り、犬と猫というのがよく出ていてとてもいいと思いました。
実際、同等もしくは犬の方がメンタルが幼い場合、こんな感じになりますよね……。

そう思うと、やはり年齢的なものも気になるところではあります。
おそらく実年齢を反映させるような作品ではないので、いわゆる精神年齢的なものですが。

こむぎが犬でも人でも幼さ一直線なのに対し、ユキは名前のとおり結構クール。
それが猫だから……だと不詳というだけなのですが、キャラとしては結構お姉さんなのではないかという気はします。

クールといえば、悟くんのところの大福もかなりクール。
ユキと大福の絡みがあるなら、どんな感じになるのでしょうね……まあ、その前にまゆと悟くんが邂逅する必要がありますが。

前提供イラストなどから汲み取れる感じだと、ペット組はマイペース。
これはあくまでこのときのイメージだとは思いますが、交流にはこむぎの立ち回りが重要になってきそうな雰囲気ですね。

それで、ユキといえばその名前の由来が雪なのも語られました
この様子だと、全員の出会いや名付けについてしっかり設定は用意されていそうです(本編で使われるかどうかはまた別)。

このあと、まゆの学校や人づきあいが始まったりして大きな障害にぶつかったとき、そういう乗り越える話はあるでしょう。
その回想で、どのくらいの付き合いの長さなのか、あるいはどのくらいの年齢なのかが推測できてしまったりするのでしょうね……。

僕もたまにここで触れていますが、ペットの年齢についてどう扱うのかというのは慎重に見ていこうと思っています。
メインがペットなので、むしろ敢えて避けるという選択も可能ではあるので、杞憂して勝手に絶望するのは避けたいところ。

OPの最後の方がかえって不穏だとか、このテーマなら普通は避けないだろう(特にエピローグ)とか……。
弱い心で見てしまうと、不安を挙げれば切りはないのですが……。

【冒頭】

【わんだふるぷりきゅあ!】第04話:APPENDIX-02

今回も、冒頭の挨拶などはありませんでした。
第2のメインペアとして、第1話冒頭のいろは&こむぎと重ねる(対比させる)感じにしたのだと思います。

【オープニング】

【わんだふるぷりきゅあ!】OP比較[第03話・第04話]
(画像クリックで高解像度版表示)

今回、OPに手が加えられていました。
左が第3話、右が第4話、下がその差分です。

変化は前々回の微修正に続いて2回目といえますが、今回は結構大きな修正です。
非常に広い1か所という言い方をすれば、1か所だけであるということも可能ではありますが……。

これについては、もう少し詳しく、別記事にて取り扱う予定です。

【次回予告】

【わんだふるぷりきゅあ!】第04話:APPENDIX-03

次回は第5話「つながるキズナ フレンドリータクト!」。
サブタイトルからすると、新アイテムが登場しそうな気配です。

前作でいうと、合体技の登場が第5話なので、そういう頃合いといえるのでしょう。
ただ今作の場合、ここまでまともに戦えていない(攻撃できていない)ので、それがどうなるかというところではあります。

ちなみに、その『フレンドリータクト』と思しきもの自体は、EDで既にバッチリ見えています

流石に、ここへ来て突然棒で殴り始めるというようなことはないと思うので、どう活用していくのか楽しみです。
ただ、浄化技にのみ登場のアイテムだと、いまとあんまり変わらないような気がするので、そこは上手くやってほしいですね。

また、予告の音声を聞いていると、思い出の想いからアイテムが生まれるパターンにも見えます。
お散歩好きなこむぎが、どうしてそうなったのか、初めからそうだったわけではなさそうというのが、次回のメインの話なのでしょう。

また、タクトは後提供イラストでも見えていますが、持っているのはワンダフル&フレンディのみ。
あとのふたりは、まったく違うエピソード経て、別のアイテムを入手する(あるいはしない)感じになりそうですね。

【あなたのおうちのわんだふる】

【わんだふるぷりきゅあ!】第04話:APPENDIX-04
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2024/02/26 01:00|TV・CD・本TB:0CM:6

【わんだふるぷりきゅあ!】第04話「猫屋敷の猫とまゆ」

いよいよ猫屋敷さん(Pretty Holic)本格登場。
いろはとしても今作始まって以来、ついに家族と悟くん以外の人間との交流です。

さて本編。

ある朝。
ご主人であるまゆより先に、目を覚ます猫のユキ。

ユキはまだ寝ているまゆの鼻先を舐め、起こします。
このあたり、第1話のいろはとこむぎに対応している感じですね。

【わんだふるぷりきゅあ!】第04話「猫屋敷の猫とまゆ」01

猫の舌はザラザラしているので、これ結構痛そうではあります。
また、個人的には犬と猫の起こし方が逆なんじゃないかと思うところですが、おそらく意図的なやつでしょう。

起きたまゆがユキを堪能していると、外から鼻歌が。
その主はまゆのお母さん『猫屋敷すみれ』(CV=斎藤千和)です。

【わんだふるぷりきゅあ!】第04話「猫屋敷の猫とまゆ」02

あらずいぶんとお若い。
若々しいといった方が正しいのかもしれませんが。

「ご機嫌だね」
「だって、今日は念願だった私のお店『Pretty Holic』の開店日だもの」

第1話から看板はついていましたが、いよいよ開店の日だったようです。
シリーズが進むにつれ、『トロピカル~ジュ!』のさんごの家の格が上がっていきますね……。

「知り合いがひとりもいない町でいきなりお店開くって、ママってチャレンジャーすぎ!」
「私はママのセンス大好きだけど、この町の人たちが気に入るかわからないし……お客さん、ひとりも来なかったらどうしよ……」

期待に胸を膨らませている母親とは対照的に、娘は不安がいっぱいな様子。
なかなか対照的な親子ですね……というか、まゆがかなりのネガティブ思考という感じなのでしょう。

そんなときは、いわゆる『猫吸い』で落ち着きを取り戻します。
するとさっきまでの不安な表情はどこへやら、もう満面の笑みになってしまいます。

そんなまゆを、ユキはどう思っているのでしょうか。
これもきっと、そのうちわかったり(わかってしまったり)するのでしょう。

さてそのころ。
悟くんはいろはに、これまでのガルガル遭遇地点などを尋ねて調査。

「いまわかっているのは、現れた場所と、こんな不思議な黒い卵から生まれるってこと」
「情報を集めれば、ガルガルの居場所や見つけ方なんかも、わかるんじゃないかと思って」

【わんだふるぷりきゅあ!】第04話「猫屋敷の猫とまゆ」03

「さすが悟くん! 頼りになる!」「なるワン!」
「役に立てるように、頑張るよ」

さす悟。
頭脳労働はもう、完全にこの人の双肩に掛かっていますね……。

そうしていると、いろはのバッグにつけていた『キラニコトランク』に何か反応が。
いろはが手に取ると、メエメエからの連絡でした……通信機(テレビ電話)の機能もあったようです。

メエメエに呼ばれ、キラニコトランクでニコガーデンへ。
そこには、もうすっかり元気になったキラリンウサギが。

「助けてくれてありがとうキラ!」
「元気になってよかったキラ!」

キラリンアニマルの語尾は『キラ』なのでしょうか。
なぜか、いまはいろはにも感染していますが。

「キラキラした宝石がついてるから、キラリンアニマル?」
「その通り! ごメェー答!」

どうやら、ほかのキラリンアニマルも、額に宝石がついているようですね。
……まあ、そのあたりは既にOPなどで見えている部分ではありますが。

「ではキラリンウサギさん、どうぞキラリンハウスへ」

メエメエに促され、小島の家に入っていくキラリンウサギ。
すると、その家が光り始め……島ごと空へ浮上!

そして、ニコガーデンの中心に位置するダイヤにビームを照射。
すると、回復できていなかったニコガーデンやダイヤが、少し修復されていきます。

【わんだふるぷりきゅあ!】第04話「猫屋敷の猫とまゆ」04

何らかの方法でニコガーデンを復活させていく流れだとは思っていましたが……。
思っていたより、なんかダイナミックですね……。

「キラリンウサギさんが戻ったおかげで、壊されたニコガーデンがこのように!」
「キラリンアニマル9メェーの皆さんが戻れば、ダイヤは輝きを取り戻し、ニコさまもお戻りになるやも……いえ、きっとお戻りになるに違いありません!」

どうやら、キーとなるキラリンアニマルは9人のようですね。
ちょうど、サブタイトルの脇に散りばめられているのがそうなのでしょう。

そんな感じで熱弁するメエメエですが、いろははこむぎを連れ、いままさに帰ろうとしているところ。
基本的に誰にでも優しいいろはですが、メエメエには結構塩対応ですね……実際は、話を聞いてないだけだとは思いますが。

「話を聞いて!……っていうか、待って! どこ行くんですか!?」
「Pretty Holic! 今日アニマルタウンに開店するお店だよ」

そんな感じで、そそくさと対するいろはたち。
あとには、失意のメエメエと悟くんが残されました。

「わたくしの話を全然聞いてくれない……」
「犬飼さんは、思い立ったら一直線だから。大丈夫だよ、あとでボクがちゃんと話しておくから」
「ふぁー、悟くん! わたくしともお話して!」

【わんだふるぷりきゅあ!】第04話「猫屋敷の猫とまゆ」05

感動のあまり、悟くんに飛びつく(抱きつく)メエメエ。
かくして、悟くんと連絡先を交換するメエメエなのでした……もうメロメロですね。

さて、一方の Pretty Holic。
いよいよ開店となり、店先で来客を待つまゆ。

そこに、土煙とともにいろはが襲来。
一番乗りを目指しているだけあって、ものすごい勢いです。

【わんだふるぷりきゅあ!】第04話「猫屋敷の猫とまゆ」06

「あの! このお店の人!? 誰か来ました!? お客さん、誰かもう入っちゃいました!?」
「いえ……まだですけど」
「……ってことは一番乗りだね! こむぎ、やったー! お手々、握手、イエーイ」

こむぎと喜びを分かち合ういろは。
まゆがあっけにとられていると、いろははチラシ(まゆ制作)を取り出します。

「これ、すっごくかわいいから気になってて、今日を楽しみにしていたの!」
「私、犬飼いろは! この子はこむぎ! あなたは?」

自己紹介を始めるいろは。
そして急に水を向けられ、驚くまゆですが、なんとか返答します。

「えっと、猫屋敷まゆ……です」
「まゆちゃん、よろしくね!」

「ここ、白い猫ちゃんいるよね? お散歩途中に見かけて」
「ユキのこと?」
「ユキちゃんっていうんだ! 名前、まゆちゃんがつけたの?」
「うん……雪が降る日に出会ったから」

『お散歩』というのは第1話のこと
そして、いろはに引っ張られてですが、まゆも会話が成立していますね。

そうしていると、店主たるまゆのお母さんが登場。
入店を促されますが……その前に一旦ストップが。

「あっ、ごめんなさい。ワンちゃんは、ちょっと……」
「うちはコスメショップだから、苦手な香りがあるかもしれないし、小さなものとか食べてしまったら大変だから」

そう言われ、いったん出直すことに。
人気のない場所(コインパーキング)で、駄々をこねるこむぎ。

「こむぎもいろはと一緒に行きたいワン! 行きたいワン!」
「じゃあ、人間になっちゃう?」
「なっちゃうワン!」

かくして、人間に変身して、出直しです。
向こうからすると、どこかへ行ったら犬が減って人が増えて……ちょっと不思議な状況かもしれません。

【わんだふるぷりきゅあ!】第04話「猫屋敷の猫とまゆ」07

「あら、ワンちゃんは?」
「えっ、あっ、ちょっとお散歩に……」
「ひとりで? あなたは?」
「こむぎだよ!」
「ワンちゃんと同じ……」
「アハハッ、偶然だね!」

それで誤魔化されたのかどうなのか……何にせよ、ようやく入店。
まあ、何か不自然だったとしても、目の前の現実を受け容れるほかないわけです。

店内では、かわいいものが沢山で、いろはも目を輝かせます。
こむぎも、様々ないい匂いに鼻を利かせます。

【わんだふるぷりきゅあ!】第04話「猫屋敷の猫とまゆ」08

よく見ると、商品に動物があしらってあることに気付くいろは。
どうやら、まゆのお母さんがデザインした商品で、アニマルタウン向けに作ったもののようです。

「でも、私、メイクってしたことなくて」
「やってみる? お試しでメイク」
「いいんですか? やります!」

そんな感じで、まゆのお母さんと初めてのメイクに挑戦!……かと思いきや。
間の悪いことに、別のお客さんがやってきます。

【わんだふるぷりきゅあ!】第04話「猫屋敷の猫とまゆ」09

『お鶴』(CV=相川奈都姫)、『お亀』(CV=喜代原まり)、『お鹿』(CV=小平有希)。
正直、Pretty Holic とはちょっと客層が違うような気がしますが……近所のマダムでしょうか。

名前が、むしろ愛称的なもので設定されているので、今回だけの登場ではなさそう。
この手の名前で、鶴や亀は結構使われているのを見ますが、鹿は初めて見たかもしれません。

さて、お母さんが席を外すことになったので、代わりに白刃の矢が立ったのがまゆ。
メイクの技術的には、お母さんのお墨付きがあるようです。

【わんだふるぷりきゅあ!】第04話「猫屋敷の猫とまゆ」10

そんなこんなで準備をして、いよいよ開始。
それぞれの想いのある中、はたしてどうなるのか……。

「初めてのメイク、ドキドキするー」
『人にメイクするのなんて初めて……ちゃんとできるかな……落ち着いて、怖くない、怖くない!』

何事も初めが肝心という言葉があります。
これは責任重大ですね……。

「えっと、犬飼さんは……」
「いろはでいいよ」
「い……いろは……ちゃん……は、どんなメイクがいい?」
「うーん。全然わからないから、まゆちゃんにお任せする!」
「じゃあ、最初は薄めで……」

明らかに緊張しているまゆを知ってか知らずか、ここで雑談を挟むいろは。

「ねぇ、まゆちゃんって何年生?」
「中2……」
「同い年だ! もしかして、湾岸第二中学?」
「うん……」
「ウッソー、嬉しい! 新学期が楽しみだよ! 同じクラスになれるといいね!」

いろはの通う中学校は、『湾岸第二』というようです。
『ワン』だから『湾岸』なのは、想像に難くありません(さらに『ニャン』だから『二』なのかも)。

このあたりで、まゆからの反応が乏しくなっていることに気付くいろは。
よく見るとまゆの目つきは真剣そのもので、完全に集中モードに入ったようです。

その間、こむぎはお外でユキと接触。
ウザ絡みする犬をちょっと煙たがる猫という、お約束の関係性を発揮します(片方人間の姿ですが)。

そうしていると、いろはの顔がついに完成。

「わぁ、私じゃないみたい! まゆちゃん、すごーい!」
「よかった……」
「メイクもすごいけど、集中力もすごいね! ずっとひと言も喋らずにやってたよ」
「ご……ごめんなさい。無視したんじゃなくて……そんなつもりじゃ……」
「一生懸命やってくれて、ありがとう!」

【わんだふるぷりきゅあ!】第04話「猫屋敷の猫とまゆ」11

この出来映えに、本人もこむぎも大絶賛。

それでは、次はこむぎがアイカラーに挑戦……が、やりすぎてパンダ(タヌキ)になってしまうのでした。
それでも本人たちが楽しそうなのでヨシ!

その後、いろはたちは大満足で退店。
去り際に別れの挨拶を交わしますが……。

「まゆちゃん、またね! また来るし、学校でも会えるね!」
「学校……うん……またね」

【わんだふるぷりきゅあ!】第04話「猫屋敷の猫とまゆ」12

『学校』という言葉で、まゆの表情が翳ります。
いろはもそれに気付いたようですが……これは、近いうちに何かを乗り越える必要がありそうですね。

さらにその後、人目がないことを確認し、犬に戻るこむぎ。

「ワンダフルなお店だったね! まゆちゃんもいい子だったし」
「まゆ、いろはと学校行くの? いいなー」
「でも、まゆちゃん、時々不安そうな顔してたんだよね。なんでかな?」
「お散歩すれば元気になるワン!」
「お散歩かぁ……そうだ、あれ、お届けしよ!」

まゆの気になる表情を、こむぎに相談するいろは。
こむぎは脳天気な返事をしますが……それを聞いて、いろはは何か閃いたようです。

そんなことを話していると、どこかでガルガルが発生。
それを察知したこむぎは、いろはとともにそちらへ向かいます。

囓られたガードレール、いくつか倒された木。
それらを抜けて森に入っていくと……岩に齧り付くガルガルを発見。

【わんだふるぷりきゅあ!】第04話「猫屋敷の猫とまゆ」13

「うん? ガルガル、小さいね」

いろははよく見ています。
動物としては結構大きいと思うのですが、ガルガルとしては今回のは小型のようです。

そんなわけで、変身です。
まずこむぎがワンダフルに、次いでいろはがフレンディに変身します。

逃げるガルガルと、追うプリキュア。
何度かチャンスのようなものはありますが、すばしっこい動きで、なかなか捕まりません。

「ワンダフル待って。あの子……もしかして、怖がってるのかも」
「えっ? ガルガルー!ってしてるのに?」
「ずっと逃げてる。ジグザグに……怯えるタヌキみたいに」

【わんだふるぷりきゅあ!】第04話「猫屋敷の猫とまゆ」14

今回のガルガルは、子ダヌキ。
こむぎの失敗メイクをパンダでなくタヌキにたとえたのも、この前フリだったのでしょう。

そしてそれ以上に前フリだったのが……まゆの存在。
またもや知ってか知らずか、フレンディはまゆに重ねてガルガルのことを推測します。

「初めて来た町で、友達もいなくて、不安で、どうすればいいかわからなくて、怖がってる……そんな気がする」
「それじゃあ、言わなきゃ。私たち、怖くないよって。一緒に遊ぼって」
「だね! 友達になろって伝えよ!」

現状、ガルガルにもまゆにも、それはまだ十分には伝わってはいません。
まずは目の前のガルガルから、それを伝えていきます。

ガルガルを見つけ、今度は怖がらせないように、低姿勢でそっと近づきます。
しかし、ガルガルの攻撃衝動が周囲の動物を驚かせ、それに驚いたガルガルは逃げてしまいます。

【わんだふるぷりきゅあ!】第04話「猫屋敷の猫とまゆ」15

逃げるガルガルを、再び追うプリキュア。
しかしガルガルが逃げる先には……自動車道路が。

さらに運悪く、ガルガルが飛び出したタイミングで、トラックが迫ります。
そこは何とか、フレンディがガルガルを抱えて跳び、九死に一生。

【わんだふるぷりきゅあ!】第04話「猫屋敷の猫とまゆ」16

目の前で怪物(動物のようなもの)とプリキュア(人間のようなもの)が飛び交い、運転手はパニックに。
そんな暴走したトラックは、ワンダフルの『プニプニバリア』で保護します。

【わんだふるぷりきゅあ!】第04話「猫屋敷の猫とまゆ」17

第1話のバリアと同じものかどうかは不明(形状は少し違う)ですが、バリアを展開。
名前のとおり柔らかいようで、特に何かが破壊されることなく(ミラーすら折れない)、トラックは無事に停止しました。

ガルガルを庇ったフレンディは、地面に体を打ちつけたようですが、それでもガルガルを心配します。
その気持ちが伝わったのか、ついにナデナデを許し、ふたりに抱きしめられ、浄化されます。

「ニコガーデンに帰ろう」
「みんな、待ってるよ!」

【わんだふるぷりきゅあ!】第04話「猫屋敷の猫とまゆ」18

元のニコアニマルに戻ったところで、ニコトランクでニコガーデンに送ります。
これは、今回からの新バンクですね。

「おいでおいでー」

【わんだふるぷりきゅあ!】第04話「猫屋敷の猫とまゆ」19
(画像クリックで高解像度版表示)

「おうちにお帰り」

キラニコトランクをベルのように振り、誘導してニコガーデンへ転移させているようです。
見てわかるとおり、このトランクのサイズはかなりダイナミックに可変のようですね。

その後、自宅に帰ってから、キラニコトランクの通信機能でタヌキのその後を知るいろはたち。
どうやら、子ダヌキはちゃんと家族の元に戻れたようです。

その通信で、ふたりを労うメエメエ……ですが、やることを思いだしたいろはたちはこれをスルー。
結果的にですが、またもやとても塩対応に。

【わんだふるぷりきゅあ!】第04話「猫屋敷の猫とまゆ」20

この悲しさを癒やせるのは、悟くんしかいません。
早速連絡先を活用して、悟くんに通話です。

それはともかく、いろはが思い出したのは、まゆへのお届け。
その内容とは……?

「いろはちゃん、どうしたの?」
「サプライズプレゼント!」

【わんだふるぷりきゅあ!】第04話「猫屋敷の猫とまゆ」21

満面の笑みのいろはがプレゼントしたのは、お揃いのお散歩バッグ。

「よかったら、これを持ってユキちゃんとお散歩してね!」
「どうして、私に?」
「まゆちゃん、ユキちゃん、アニマルタウンへようこそ! これからよろしくねってことで」「ワン!」

明確に、大歓迎の意志を示したいろは。
まゆの心にも、何か響いたのではないでしょうか。
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2024/02/25 14:18|TV・CD・本TB:2CM:6

【わんだふるぷりきゅあ!】第03話:APPENDIX

第3話の感想の付録。
冒頭、次回予告、キャンペーン(?)などについてです。

【今回の1枚】

【わんだふるぷりきゅあ!】第03話:APPENDIX-01

兎山悟&大福。
大福はオスだとまことしやかに囁かれていますが、詳細は不明。

今回は第3話ということで、ニコガーデンについて実地で触れつつ、人物としては悟くんにフォーカスという感じでした。
正直にいえば、個人的にはもうちょっと情報が欲しかったところではあるのですが、流れとしては堅実だと思います。

さて悟くんですが、頭脳も精神もイケメンで、その魅力は作中に留まらず、同性視聴者も虜にしてしまうタイプのタラシ。
悟くんもいろはもそのタイプなので、モテる要素しかないふたりが既にくっついているみたいな状況なのではないでしょうか。

このタイプ……というかポジションのキャラには、個人的に、最初はちょっと警戒するのですが、今回も大丈夫そう。
誠司(ハピネスチャージ)や拓海(デリシャスパーティ)を経て、安心感が確立されたのだと思います。

ここまでの3話を見ても、少なくともLikeの感情であれば、かなり太くて重い矢印が互いに出ていると、僕は認識しました。
明確にLoveになるかどうかは、作品(シリーズ)の性質上まだまだ未知数ではあると思いますが、今後の楽しみですね。

個人的な見立てでは、悟くんからはもう既にそういう矢印が見えている気がします。
いろはの方は、無意識では完全にもうそんな感じに見えるのですが、明確に意識したとき、はたしてどういうことになるか……。

行きすぎた妄想はこのあたりにして、現状では、動物や歴史などの広く深い知識で、いろはたちをサポートするという役割になるでしょうか。
いろはとこむぎが基本的に体力系(いろはは動物の知識はある)なので、いい感じのチームになりそうな感じです。

鏡石の存在など、このアニマルタウン自体にも何かしら仕掛けがありそうな感じはするので、活躍の機会は多そう。
そして万一、行き詰まったら、事情を伏せてさらに上位の知識人を頼るという芸当も、悟くんならお手のものなのではないでしょうか。

そしてもうひとり、大福の存在も忘れてはいけません。
今回の活躍もありましたが、悟くんのペットというのは絶妙なポジションで、なかなかどうして。

最初に触れましたが、現状では性別も不明で、鳴き声もまだ発していません。
ウサギはそんなに鳴かない動物ですが、今回なんかも息遣いとかはあるべきなので、そこは不自然な部分だと思います。

あと、やはり、普通の動物としては、少々賢すぎるようにも思えます。
ただこれは、今作の特性と照らし合わせると、登場する動物はみんな人間同然の考え方ができるタイプの作品というだけの可能性もありますが。

なので、大福について大胆予想をすると、こんな感じ。
  • 大福プリキュア説
  • 大福黒幕説
  • 大福ニコさま説
  • 大福ただのウサギ説

これは現状で考えられる全部であって、予想でも何でもないと気付いたあなたは賢い。

【冒頭】

【わんだふるぷりきゅあ!】第03話:APPENDIX-02

今回も、冒頭の挨拶などはありませんでした。
前話ラストの一部から重ねて、そのまま……というパターンです。

【次回予告】

【わんだふるぷりきゅあ!】第03話:APPENDIX-03

次回は第4話「猫屋敷の猫とまゆ」。
当面のプリキュアが揃って、異世界も見てきたので、再び人間界の話に……というところでしょうか。

第1話でチラ見せだった、『Pretty Holic』およびまゆとユキが本格登場しそうな気配。
いろはにとっても、今作始まってから家族と悟くん以外で、初めて人間に接する話にもなるわけです。

ここね(デリシャスパーティ)の再来の呼び声高いまゆですが、今度こそ邂逅は避けられそうにありません。
はたして、初期状態における対人よわよわ最弱王の座は誰の手に……?

予告を見ると、まゆのお母さんのようなキャラが確認できます。
まあ、家が『Pretty Holic』であるならば、登場は初めから確定しているようなものではありますが。

また、『Pretty Holic』にはあまり似つかわしくない(失礼)、個性的な3人のマダムも気になるところ。
いやまあ、関係ない部分での登場の可能性もありますが、それにしてもインパクトがあります。

そして、ちょいちょいメエメエの出番が挟まってくるっぽいのも気になるところ。
人間界メインの話だと、姿を見せるのはリスクでしかないと思うのですが、どうなのでしょうね。

【あなたのおうちのわんだふる】

【わんだふるぷりきゅあ!】第03話:APPENDIX-04
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2024/02/19 01:00|TV・CD・本TB:0CM:2

【わんだふるぷりきゅあ!】第03話「言っちゃダメェ~!」

プリキュアがふたりになったところで、いざ、今作の異世界『ニコガーデン』へ!
一体、どのような景色が待っているのでしょうか。

さて本編。

キラニコトランクに飛び込み、ニコガーデンへ。
異空間を抜けると、そこは見渡すかぎり広大な、動物たちのユートピア的な場所。

【わんだふるぷりきゅあ!】第03話「言っちゃダメェ~!」01

温暖そうな土地と、平和そのものという雰囲気。
入り口は携行のトランクですが、出口は立派なゲートが存在しているようです。

ところどころにある、大きな宝石のようなものが少々気になるところ。
過去作を振り返っても、単純にフレーバーだったり、それなりに意味があるものだったりしましたからね。

メエメエがニコガーデンの話をしようとしますが、こむぎは興奮してそれどころではありません。
犬の姿に戻り、あたりを駆け回ります。

では、いろははどうかというと……ニコガーデンに溢れる、動物(のようなもの)に興味津々。
この犬にして、この飼い主ありというところで、こちらもメエメエそっちのけで世界に夢中です。

「キラキラしたものがいっぱい! かわいい子たちがいっぱい!」
「ニコガーデン……ワンダフルー!」「わんだふるー!」
「話を聞いてくださーい!」

さて、メエメエの話もありますが、それ以上に急を要したはずなのが、前回のダチョウ(?)
鳥たちに搬送してもらったところで、メエメエがおもむろに木からグミ(?)をもぎ取り、ダチョウに与えます。

【わんだふるぷりきゅあ!】第03話「言っちゃダメェ~!」02

すると、たちまち見違えるほど元気になるダチョウ。
『ドラゴンボール』で言うところの仙豆並みの効力ですね。

「すごい元気になった!」
「助けてくれてありがとうって言ってるワン!」

ダチョウの言葉を翻訳して、いろはに伝えるこむぎ。
ニコガーデンの住人も、みんな人語を介せるという訳ではなさそうです。

ところで、そのグミのようなものは何でしょうか。
こむぎが尋ねると、メエメエが答えます。

「メエメエ、それ何?」
「ニコガーデン特産の、美味しくてニッコニコになる、ニコの実です」

どう見てもグミですが、あくまで木の実だそうです。
むしろ、発売されているグミが、これを模したものという体なのかもしれませんね。

「ぷにぷにー。形も感触も肉球みたい。あまーい。美味しいー。グミみたい!」
「こむぎも食べるワン!」
「こむぎ、ちょっと待って! もしグミだったら、犬は食べちゃダメだよ!」

万が一を考え、こむぎに食べさせるのをストップするいろは。
確かに、視聴者が不用意にマネしやすく、それなりに惨事になることではありますが……。

そこで、こむぎは再び人間に変身。
これでグミでも木の実でも、気兼ねなく食べることができます。

【わんだふるぷりきゅあ!】第03話「言っちゃダメェ~!」03

「人間の姿ならいっか……いいのかな?」

続いて、お茶も出してくれるメエメエ。
執事というだけあって、そういうことはお手のもののようです。

そして、早速猫舌を発揮するこむぎ。
このあたりは動物ネタの鉄板といえるので、外せませんね。

思えば、こむぎが人間の姿で飲食をするのはこれが初めてなのでしょう。
家に戻ってからは、基本的にずっと犬の姿でしたし。

ようやく少し落ち着いたところで、お話の時間です。
まずいろはが、ニコガーデンで感じたことをメエメエに伝えます。

「ここの動物たちって、私たちの世界の動物と似てるけど、ちょっと違うね」
「ダチョウは小さめだし、カメの甲羅も変わった形してる」

さすが、いろはは動物に詳しいですね。
見るべきポイントも、ちゃんと押さえているように思われます。

「ニコガーデンで暮らす動物を、ニコアニマルといいます」
「みんな、もとはあなた方の世界にいたのですが、太古の昔、ニコさまとともにこの地に来たのです」

「ニコさま?」

「わたくしの主で、このニコガーデンをお作りになった方です」
「すべての動物が、いつもニコニコ笑顔でいられるように、ニコさまがニコガーデンと名づけられました」

「素敵なところだね」

「ここでは様々なニコアニマルたちが、元気に楽しく暮らしていました。しかし……」
「ある日突然、ニコガーデンが真っ暗になり、ニコさまも多くのニコアニマルたちも行方不明に……」
「お願いします! プリキュアの力でわたくしたちを助けて下さい!」

【わんだふるぷりきゅあ!】第03話「言っちゃダメェ~!」04

しかし、話が長かったからか、メエメエそっちのけでイチャイチャしているこむぎといろは。

「話を聞いてください!」
「聞いてるよ!」
「もっと真剣に!」

ともかく、これで、この異世界のあらましについては語られました。
そのニコさまという存在が、これからの鍵を握ることになるのは間違いなさそうです。

ただ、ここでこの世界におけるプリキュアとは何なのかを、知ってるだけでいいので説明してほしかったとは思います。
名前を知っている以上、完全に何も知らないということはないと思うのですが……。

また、綺麗な土地ではあるものの、ところどころその侵略の爪痕が見受けられます。
空に黒雲のような闇が残っていたり、宝石が傷ついていたりしています。

「でも、どうやってニコアニマルを探せばいいの? なんでガルガルになってるの? ガルガルはどこから出てくるわけ?」
「さぁ……わたくし、気付いたらガルガルになっていましたから、何がどうなっているのか、さっぱりわかりません」

かなり的確に疑問点をぶつけるいろは。
やはり、ちょっと独特ではあるものの、結構賢い子なのでしょう。

一方、メエメエはそれに対しての答えは持ち合わせていません。
まあ被害者の筆頭でもあるわけなので、致し方ないところではあるのですが。

「わかんないなら無理だね」
「諦めないで、考えて!」

ゆるいこむぎに、ツッコむメエメエ。
やり取りとしては面白いですし、必死なのもわかるのですが……。

「うーん。やっぱり悟くんに相談したいなぁ」
「サトルクン……前にもそんなこと、仰っていましたね」

いろはは、メエメエに悟くんがいかにすごいかを説きます。
ひととおりそれを聞いたメエメエですが……。

【わんだふるぷりきゅあ!】第03話「言っちゃダメェ~!」05

「言っちゃダメェー! 絶対ダメェー!」

ちょっとドスの利いた声と怒りの形相で、断固拒否。
いろはも、その理由を尋ねてみると……。

「勝手にバラしては、わたくしがニコさまに叱られてしまうじゃありませんか」
「いいですか、プリキュアやニコガーデンのことは秘密ですよ。絶対に言っちゃダメェーですよ」

一方的に禁止するので、何かと思えば……勝手なことはできないという、保身だったわけですね。
忠誠心が強いといえば聞こえはいいですが、本当にニコさまの意志なのかも疑問が残るところではあります。

その後、人間界に戻ってきたいろはとこむぎ。
どうするかと考えあぐねていると、悟くんと遭遇します。

前回、悟くんを振り切ってガルガルのもとへ向かったので、心配してくれていたようです。
そういうところもイケメンですね……。

「何かあったの? 大丈夫だった?」
「う……うん! ごめんね、心配かけて」

そして事情を言いそうになり、慌てて誤魔化すいろは。

【わんだふるぷりきゅあ!】第03話「言っちゃダメェ~!」06

悟くんも、流石にいろはが何か隠していることには気付きますが、笑顔で気付かないフリ。
いろはの無事が確認できたということで、この場は引き揚げます。

「罪悪感で胸が痛いよ。私、秘密とかウソとかすっごい苦手なんだよ」

相談したくてもできず、ウソで誤魔化すことに嘆くいろは。
そして一方の悟くんも……。

「犬飼さん、絶対何かあったよな。何か……重大なこと……でも、それを必死に隠そうとしてた」
「ハァ……ボクが頼りないのかな……それとも、頼りづらい? 信用されてない? 結構ショックだなぁ……」

【わんだふるぷりきゅあ!】第03話「言っちゃダメェ~!」07

こちらはこちらで大ダメージです。
このふたり、こちらの想像以上に、既にお互いデカい矢印が向き合ってますね……。

悟くんが嘆いていると、大福が何かの気配を察知します。
警戒モードに入ったようで、足ダン(スタンピング)まで始めます。

それに気付いた悟くんは、大福とともにそちらへ。
そこには、黒い卵のような物体が。

「黒い卵……のように見える、不思議な模様。大きさは……ダチョウの卵くらいと……」
「あるのはひとつだけ、親らしきものはいない」

目の前のそれを、つぶさに記録する悟くん。
そういう手帳を持ち歩いているところからも、日ごろから探求に余念がないことがうかがえます。

続いて、それに触れようと手をのばす悟くん。
ところが、大福がリードを引っ張り、それを阻止します。

【わんだふるぷりきゅあ!】第03話「言っちゃダメェ~!」08

動物として何かを察したか、それとも本当に何か知っているのか……おそらく危機一髪だったのだと思われます。
そして大福はそのままリードを引いて走り、悟くんをその場から離します。

一方、そんなことは知る由もないいろはたち。
こむぎのブラッシングをしながら、どうしてものかと考えます。

「ガルガルってどこに隠れているのかな。どうやって探せばいいんだろう」
「匂いでガルガルを探すワン!」
「そっか、その手があったね」
「任せてワン! ガルガルの匂いは、グルルルル、ギャフーンって感じなんだよ!」
「グルルルル、ギャフーンって感じね!……ってどんな匂い?」

【わんだふるぷりきゅあ!】第03話「言っちゃダメェ~!」09

いろはにはピンと来なかったようですが、こむぎには感覚的にわかるようです。
そのあたり、動物ならではの感覚ということなのでしょう。

その夜。
悟くんは持ち帰った情報から、謎の卵を調べますが……やはり不明。

【わんだふるぷりきゅあ!】第03話「言っちゃダメェ~!」10

「林の中で見た、黒い卵のようなものについて調べてたんだ」
「でも、あんな模様のある卵は、いくら調べても出てこない。何の卵なんだろう?」

悟くんほどの人間でもダメとなると、おそらく普通の人間では誰が調べても手掛かりは得られないのでしょう。
異世界の代物だからといえばそれまでですが、いままでこのような事態が起きていないということがうかがえます。

翌朝。
こむぎを連れて、ガルガル探しに繰り出すいろは。

情報も何もない中、それでも足で探そうというわけなので、本当にいい子ですね。
ガルガルの正体は苦しんでいる動物ということがわかっているので、それを見過ごせないのでしょう。

その後、川でガルガルを探していると、目の前に子連れのアヒルが。
よく見ると、最後の1羽だけ色が違いますね……『みにくいアヒルの子』でしょうか。

「いろは、アヒルだよ」
「雛がいっぱい! かわいいー。あれ? いちばん後ろ、違う子じゃない?」
「あっ、行っちゃう」
「そっと追いかけよ」

散歩のついでのパトロールみたいなものだと思えば、脇道に逸れるのも自然といえます。
むしろ、明確なアテもなく探すという目的なので、このくらいゆるくないともたないでしょう。

さて、一方の悟くん。
寝ている大福を家に残し、こちらも、昨日の卵の調査に出向いています。

「あっ……割れてる……」

そこには、卵が割れて殻だけが残されていました。
さらにその殻も、悟くんの目の前で闇に消えてしまいます。

【わんだふるぷりきゅあ!】第03話「言っちゃダメェ~!」11

そして、悟くんの背後に忍び寄る気配……ガルガルです。
悟くん大ピンチ!

一方そのころ、いろはたちはアヒルを堪能していました。
そのとき風が吹き、その匂いにこむぎが反応します。

【わんだふるぷりきゅあ!】第03話「言っちゃダメェ~!」12

「あっ……グルルルル、ギャフーン! いろは、出たワン!」
「出たって何が……あっ!」

本当に『グルルルル、ギャフーン』って言うんですね……。
今後も、ガルガル出現時にはこれをやるのでしょうか。

場面戻って悟くん。
何とか隠れながらやり過ごしていますが、ウサギの聴力とガルガルのパワーでピンチは続きます。

【わんだふるぷりきゅあ!】第03話「言っちゃダメェ~!」13

今回のガルガルは、体当たりで大木を折るほどのパワーがあるようです。
前回のダチョウはむしろ弱体化していたことを考えると、モチーフよりニコアニマルの格が強さに直結しているのかもしれません。

その脅威を目の当たりにして、冷静にこの場を離れることを選ぶ悟くん。
しかし不運にも、踏みだした足が小枝を折り、その音でガルガルに気付かれてしまいます。

なんとベタな……。
走って逃げますが、ウサギは速い(第2話)ので、逃げ切れるものではありません。

回り込まれ、絶体絶命……となったところで、いろはたちが到着。
いろはを心配する悟くんですが、いろはの脳裏にはメエメエの忠告が再生されます。

「悟くん……ダメでも何でも! 友達のピンチをほっとけない!」

【わんだふるぷりきゅあ!】第03話「言っちゃダメェ~!」14

悟くんの見ている前で、意を決して変身するいろは。
むしろこれこそ、プリキュアの心意気といえます。

「キュア……フレンディ?」
「こむぎも!」
「えっ? 喋った!?」
「こむぎも、プリキュアになるワン!」

いろはに続いて、こむぎも変身です。
まず人間になって、そこからプリキュアになるので、悟くんは2度びっくり。

「隠しごとってこれか!」

理解が早い!
目の前で起きたことは、不可思議もひとまず受け入れることができるタイプのようです。

そして戦闘開始。
ウサギの機敏さに翻弄されるプリキュアたちですが、今回はそれだけでなく……。

【わんだふるぷりきゅあ!】第03話「言っちゃダメェ~!」15

ガルガルの額の宝石が光ったかと思うと、ビームが発射!
ふたりは咄嗟に回避しますが、ビームが当たった樹木は朽ちてしまいます。

隙を見つけて、ガルガルに取り付くワンダフルですが、振り払われてしまいます。
そして追撃が来ますが……これはフレンディのバリアが受け止めます。

【わんだふるぷりきゅあ!】第03話「言っちゃダメェ~!」16

ワンダフルのバリアは肉球でした(第1話)が、フレンディはリボンのようです。
しかし、これも長くは持たず、破られてしまいます。

苦戦するふたりに、悟くんが駆け寄ります。
プリキュアのことを知らないというのもありますが、まず何より、ふたりの心配をする悟くん。

「ふたりとも! 相手は危険な生き物だよ! 早く逃げて!」
「ううん、逃げないよ。あの子を助けなきゃ!」

そんな悟くんに、笑顔でそう答えるフレンディ。
どういうことかわからない悟くんに、フレンディは簡単に説明します。

「あれはあの子の本当の姿じゃないの」
「心が黒く染められて、ガルガルになってるだけで……あの子をもとに戻してあげないと!」

それを聞いて、おおまかな事情も、フレンディに退く気がないことも理解した悟くん。
即座に頭を切り替え、アドバイスを送ります。

「あれが本当に姿じゃないなら……もとはウサギなのかもしれない」
「あれ、ウサギが警戒しているときにする足ダンにそっくりだ」

【わんだふるぷりきゅあ!】第03話「言っちゃダメェ~!」17

今回の前半で大福もやっていたやつですね。
ちゃんと前フリだったわけです。

「ウサギは警戒心が強いから、追いかけるほど逃げてしまう」
「なかよくなるには時間が必要だけど、もとが友好的な動物なら……」

「悟くん、ありがとう」

そこまで聞いて、悟くんにお礼を言うフレンディ。
そしておもむろに、ガルガルに向かって歩き出します。

「ごめんね、怖がらせるようなことして。安心して、あなたを傷つけたりしないから……」
「私、ニコガーデンに行ったよ。すごく素敵なところだね! 一緒に帰ろ……」

ガルガルが攻撃態勢に入りますが、フレンディは無防備な状態のまま、話しかけるのをやめません。

「ウサギは撫でられることが大好き。頭から背中にかけて、毛並みに沿って撫でれば……」
「よしよし……」「よしよし」

【わんだふるぷりきゅあ!】第03話「言っちゃダメェ~!」18

ふたりで撫でると、ガルガルは浄化。
小さなウサギのニコアニマル『キラリンウサギ』(CV=松岡美里)に戻ります。

「キラ……ここはどこキラ?」
「喋れるんだね。ここはアニマルタウンだよ」
「あなたたちはだーれ?」
「私はキュアフレンディ。こっちはキュアワンダフルだよ」
「ふたりはプリキュアだよ」

【わんだふるぷりきゅあ!】第03話「言っちゃダメェ~!」19

ここで『ふたりはプリキュア』と言わせるのがいいですね。
やはりペアとなっているなら、お約束でしょう。

ふたりはキラリンウサギを連れて、ニコガーデンへ。
メエメエに、キラリンウサギを見せます。

「メェー。キラリンウサギさん! ニコアニマルの中でも、特別なキラリンアニマルです」

どうやら特別な存在だったようです……額に宝石がついているからでしょうか。
そして、だからそのガルガルも強かったのでしょう。

「元気ないみたい」
「ガルガルになってお疲れなのでしょう」
「ニコの実を食べれば、元気になる?」
「そうですね。ニコの実を食べて、ゆっくり休めば……メエー! あなた、どなた!?」

どさくさに紛れて会話に参加した悟くんでしたが、ノリツッコミの如くバレました。

「初めまして、兎山悟です」
「テヘッ、バレちゃった」
「テヘッ」

これにはメエメエもお冠。
まん丸になって、膨れてしまいます。

「言っちゃダメェーと言ったのに!」
「言ってないよ。バレちゃっただけだよ」
「いいじゃん。みんな一緒の方が楽しいよ」

「あぁ、ニコさまに叱られる……わたくし、執事失格です……」
「言っちゃダメな理由は、何かな?」

嘆くメエメエを、悟くんが説得します。

「秘密にするのは、ニコガーデンやニコアニマルを守るためだよね」
「ええ……まぁ」
「それなら心配いらないよ。ボクは誰にも言わない、約束する」
「しかし、ニコさまが何と仰るか……」

「そのニコさまは、行方不明なんだよね。それなら、手は多い方がよくない?」
「ガルガルになった動物たちを助けながら、ニコさまを探す……ボクにも協力させてほしい」

「でも君はプリキュアじゃないでしょ?」
「気持ちはプリキュアと同じだよ。ボクも、困ったり苦しんだりしてる動物たちを助けたいんだ」
「優しい……しかも……ちゃんと話を聞いてくれる!」

【わんだふるぷりきゅあ!】第03話「言っちゃダメェ~!」20

前のふたりと違って、真面目に会話が成立しますからね……これは大きい。

「悟くーん、よろしくお願いしまーす!」

かくして、悟くんが仲間に加わりました。
今作、いろはも悟くんも、だいぶタラシの素質がありますね……。
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