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【令和7年度(2025年度)大学入学共通テスト】化学[第5問・第6問]解答・解説

去る1月19日に行われた、『令和7年度(2025年度)大学入学共通テスト』の『化学』を解いてみました。

問題や解答はネット上に公開されていますので、そちらでご確認ください。
『朝日新聞デジタル』『読売新聞オンライン』『毎日新聞デジタル』

先述のとおり解答自体は各所で公開されているので、一応、解説がメインです。

……ですが、私製の宿命として、もしかしたら誤りがあるかもしれません。
あしからずご了承下さいませ。

記事は大問ごとに分割しています。
この記事ではその5(ラスト)として、第5問と第6問を取り扱います。

令和7年度(2025年度)大学入学共通テスト:化学

【第5問】(新課程必答・旧課程選択20点)
【第6問】(旧課程選択20点)

【令和7年度(2025年度)大学入学共通テスト】化学・第5問(第6問)

第5問と第6問は新旧課程で出題が分かれる部分。
しかし別の問題は問3cのみで、それも実質同じ問題で、表現が異なるのみ。

問1[29][35]③(3点)

原油の精製に関する問題。

原油を分留し、石油製品を得る。
炭素数が少ないほど低温で留出するが、「石油ガス」と「重油」が既に埋まっているのがヒントとなる。

ナフサ(粗製ガソリン)は炭素数5~10。
「粗製」の文言に引っかからないように注意する。

灯油は炭素数10~14。
軽油は炭素数14~18。

したがって、正解は③。

問2[30][36]④(4点)

石油化学工業に関する問題。

まず、ベンゼンを触媒を用いて比較的激しい条件で水素化する。
その場合、水素付加は完全に進行し、シクロヘキサンが得られるので、①②③は不適。

【令和7年度(2025年度)大学入学共通テスト】化学・第5問(第6問)・問2-01

ε-カプロラクタムを開環重合すると、ナイロン6が得られる。
よって、②③⑤⑥は不適。

【令和7年度(2025年度)大学入学共通テスト】化学・第5問(第6問)・問2-02

したがって、正解は④。

前半は芳香族の反応系統図、後半は合成繊維でよく見る反応。
問題文で複雑そうに見せているだけで、要素要素は普通の有機化学の問題になっている。

問3a[31][37]④(3点)

酸化数を求める問題。

酸素は特別な場合を除いて2価。
トータルの電荷に注意し、方程式を解く。

$\begin{align}
x - 2 &= 2 \\
x &= 4 \\
\end{align} $

したがって、正解は④。

問3b[32][38]①(3点)

触媒を用いた酸化反応に関する問題。

【令和7年度(2025年度)大学入学共通テスト】化学・第5問(第6問)・問3b

酸化バナジウム(Ⅴ)を用いてナフタレンを参加させると、フタル酸を経由して無水フタル酸が得られる。
したがって、正解は①。

ちなみに、令和3年度(2021年度)に同様の問題が出ている
考えられる反応機構もそちらに記したので、参考まで。

問3c[33]①(4点)

単体のバナジウム生成に関する問題。

熱化学なので、エネルギー図を作成する。
その図から、エンタルピーの大きさを比較する(下向き矢印なので符号は負)。

【令和7年度(2025年度)大学入学共通テスト】化学・第5問(第6問)・問3c
(画像クリックで高解像度版表示)

したがって、正解は①。

問3c(第6問)[39]⑥(4点)

第6問の場合も、本質的にはまったく同一の問題。
生成熱と生成エンタルピーは符号が逆になることに注意する。

正解は⑥。

問3d[34][40]③(3点)

灰に含まれる成分の比率を求める問題。

問題文に従い、方程式を立てる。

$\begin{align}
\dfrac{{x\;[{\text{g}}]}}{{51\;[{\text{g}}/{\text{mol}}]}} \times \dfrac{{10.0\;[{\text{mL}}]}}{{250\;[{\text{mL}}]}} &= 1.00 \times {10^{ - 2}}[{\text{mol}}/{\text{L}}] \times \dfrac{{4.00\;[{\text{mL}}]}}{{{{10}^3}\;[{\text{mL}}/{\text{L}}]}} \\
x &= 5.10 \times {10^{ - 2}}\;[{\text{g}}] \\
\end{align} $

したがって、正解は③。&nbsp
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2025/01/30 12:00|大学受験化学TB:0CM:0

【令和7年度(2025年度)大学入学共通テスト】化学[第4問]解答・解説

去る1月19日に行われた、『令和7年度(2025年度)大学入学共通テスト』の『化学』を解いてみました。

問題や解答はネット上に公開されていますので、そちらでご確認ください。
『朝日新聞デジタル』『読売新聞オンライン』『毎日新聞デジタル』

先述のとおり解答自体は各所で公開されているので、一応、解説がメインです。

……ですが、私製の宿命として、もしかしたら誤りがあるかもしれません。
あしからずご了承下さいませ。

記事は大問ごとに分割しています。
この記事ではその4として、第4問を取り扱います。

令和7年度(2025年度)大学入学共通テスト:化学

【第4問】(必答20点)

問1[21]②(3点)

酸素を含む有機化合物に関する問題。

フェノール水溶液に炭酸水素ナトリウムを加えても、二酸化炭素は発生しない(フェノールは炭酸よりも弱い酸)。
したがって、②は誤り。

そのほかはすべて正しい。

【令和7年度(2025年度)大学入学共通テスト】化学・第4問・問1
(画像クリックで高解像度版表示)

したがって、正解は②。

問2[22]⑤(4点)

アクリル酸メチルとアニリンの反応に関する問題。

Ⅰより、エステル結合を持たない③④は不適。
Ⅱより、不斉炭素を持つ③⑥は不適。
Ⅲより、分子量の合わない①②④は不適。

したがって、正解は⑤。

【令和7年度(2025年度)大学入学共通テスト】化学・第4問・問2

問3[23]④(3点)

天然物に関する問題。

フルクトースとグルコースは立体異性体の関係ではない。
したがって、④は誤り。

【令和7年度(2025年度)大学入学共通テスト】化学・第4問・問3
(画像クリックで高解像度版表示)

そのほかの記述は正しいので、正解は④。

問4a[24]⑤(3点)

アセチレンに関する問題。

ポリアセチレンは、二重結合と単結合が交互になっている。
したがって、⑤は誤り。

【令和7年度(2025年度)大学入学共通テスト】化学・第4問・問4a

そのほかの記述は、すべて正しい。

$\begin{align}
&{\text{Ca}}{{\text{C}}_{\text{2}}} + 2{{\text{H}}_{\text{2}}}{\text{O}} \to {\text{Ca}}{\left( {{\text{OH}}} \right)_2} + {{\text{C}}_{\text{2}}}{{\text{H}}_{\text{2}}} \uparrow \hfill \\
&{{\text{C}}_{\text{2}}}{{\text{H}}_{\text{2}}}\left( {\text{g}} \right) + \dfrac{5}{2}{{\text{O}}_{\text{2}}}\left( {\text{g}} \right) \to {{\text{H}}_{\text{2}}}{\text{O}}\left( {\text{l}} \right) + 2{\text{C}}{{\text{O}}_{\text{2}}}\left( {\text{g}} \right)\quad \Delta H = - 1.3\;{\text{MJ}} \hfill \\
&{{\text{C}}_{\text{2}}}{{\text{H}}_{\text{2}}} + {{\text{H}}_{\text{2}}}{\text{O}} \to {\text{C}}{{\text{H}}_{\text{2}}}{\text{CHOH}} \to {\text{C}}{{\text{H}}_{\text{3}}}{\text{CHO}} \hfill \\
&{{\text{C}}_{\text{2}}}{{\text{H}}_{\text{2}}} + {\text{HCN}} \to {\text{C}}{{\text{H}}_{\text{2}}}{\text{CHCN}} \hfill \\
\end{align} $

したがって、正解は⑤。

問4b[25]⑥(1点)[26]①(1点)[27]⑨(1点)

ビニロンの合成に関する問題。

問題文から、酢酸ビニルから中間体をひとつ経てポリビニルアルコール(PVA)に至る。
つまり、重合してから官能基を変換するか、その逆の手順であると考えられる。

ここで先にアセチル基を除去すると、生成するのは不安定なビニルアルコールなので、経路に不適。
よって、先に重合を行ってから、官能基を変換するのが妥当と考えられる。

酢酸ビニルからポリマーを得るなら、付加重合でポリ酢酸ビニル(PVAC)が生成する。
以上を図示すると、以下の様になる。

【令和7年度(2025年度)大学入学共通テスト】化学・第4問・問4b

したがって、反応アが⑥、反応イが①、化合物Bが⑨となる。

問4c[28]③(4点)

PVAのアセタール化の割合を求める問題。

PVAの繰り返し単位にヒドロキシ基はひとつなので、繰り返し数がそのまま基の全数となる。
そこから、連立方程式を立てる。

$\left\{ \begin{align}
&44.0 \times n = 88.0 \hfill \\
&142x + 44y = 120.4 \hfill \\
&2x + y = n \hfill \\
\end{align} \right.$

これを解き、さらにアセタール化の割合を求める。

$\begin{align}
\dfrac{{2x}}{n} \times 100\;[\% ] &= \dfrac{{2 \times 0.60}}{{2.00}} \times 100 \hfill \\
&= 60\;[\% ] \hfill \\
\end{align} $

したがって、正解は③。&nbsp
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2025/01/29 12:00|大学受験化学TB:0CM:0

【わんだふるぷりきゅあ!】第50話:APPENDIX

第50話(最終回)の感想の付録。
冒頭、ED、バトンタッチ、次回作告知、エンドカードなどについてです。

【今回の1枚】

【わんだふるぷりきゅあ!】第50話:APPENDIX-01

犬飼こむぎ&いろは。
この構図こそ、今作の原点にして究極といえます。

場面としては、こむぎに言葉が戻り、それぞれのペアの様子を見たあと。
ふたりで跳び上がってるのも似合っていていいですが、こういうのもいいですよね。

今作の基本設定として、人→動物は常に通じている様子。
だからなのか、最終回で人間たちが寂しがっているときも、動物側は不安もないのでニッコニコ。

動物→人は、心で通じ合うことが十分に可能で、それは前提という雰囲気。
でも、何を考えているのか話してくれたら嬉しいですよねというメッセージが、とてもわかりやすかったです。

本編感想でも触れましたが、それが今作の空気感なので、そういう意味でベストな締めだと思いました。
今作の主人公が、いろはではなくこむぎというのも、そこに関しては重要な部分だと思います。

仮にいろはが主人公であるなら、いつものように数年飛んで、夢に近づいている様子が見られたと思います。
しかしその場合、こむぎはおそらく天寿を全うしており、隣にはいないでしょう。

それ系でよくある流れとしては、いろはの家で生まれた生き写しのような犬に、再び『こむぎ』と名づけるやつ。
個人的には嫌いではないのですが、いろいろちょっとそぐわないようにも感じます。

だからこそ、こむぎが主人公であり、今回迎えたエンディングがベストなのだと思っています。
いまを一生懸命生き、隣に大好きなパートナーがいて、パートナーも一緒に幸せという、最高の状態ですよ。

……なので、こむぎやユキ、ついでに大福に言葉が戻ったことに関しては、僕は完全に賛成です。
一方で、ニコガーデンとの繋がりが残されたことに関しては、どちらでもありだったと思います。

おそらく大事な部分はふたつあって、片方はメエメエの救済でしょう。
メエメエは少しばかりこちらの世界、特に悟くんと犬飼家に懐きすぎました。

もうひとつは、メタ要素が絡みますが、映画や続編、客演が発生したときのためではないでしょうか。
いざとなったらニコさま経由でパクトを戻せば、再び変身することができますからね。

物語の整合性という意味では、本編感想で触れた通り、ニコさまが認めてくれたからでしょう。
人間界を見て、いろはたちを見て、本来交わってはいけない世界を条件付きで許してくれたのです。

この『本来、交わってはいけない世界』というのが、実際そのとおりだったということが本編の問題の本筋。
スバルがニコガーデンに侵攻し、どうやってかニコさまと痛み分けとなり、人間界も侵攻されました。

プリキュアが現れたからよかったようなものの、そうでなかったら……。
ニコさまは復活することもできず、スバルは思うまま、人間界を蹂躙したことでしょう。

さらに、負の感情に囚われるスバルがそれで満足するはずもなく、さらにどんな凶行に至るか。
ガオウの声は聞こえず、仮に狼たちが離れたとしても、むしろそうなったらもう誰も止められません。

しかし、逆にいうと、まさにそうなってしまいかねないタイミングで、プリキュアが生まれました。
しかもその中身は、互いを思いやる心が強いだけの、その辺の犬と飼い主です。

そしてプリキュアの大活躍により、大団円を迎えることができたわけで。
管理者であるニコさまが、世界をもう少し信用してもいいと思えるほどだったのではないでしょうか。

以上は、僕が個人的に、勝手に展開した考察ではあります。
ただ、最終回のニコさまの表情を追って見ていると、そんなに大外しはしていないのではないかと思います。

【冒頭】

【わんだふるぷりきゅあ!】第50話:APPENDIX-02

今回も冒頭の挨拶などはありませんでした。
結局、今作ではそういうものは一度もありませんでしたね。

【前提供】

【わんだふるぷりきゅあ!】第50話:APPENDIX-03

今回も、前提供は本編内に組み込まれているパターンでした。

毎年そうなのですが、後期版の提供イラストは、拝める機会が結構少ないです。
今作の場合、後半の前提供イラストを見られたのは、8回だけのようです(前半は23回)。

【エンディング】

【わんだふるぷりきゅあ!】第50話:APPENDIX-04
(画像クリックで高解像度版表示)

今回のEDは、最終回の特別版。
いつもと違って、本編終了後にCMを挟まず直通で流れました。

曲目は『Wonderful Smile』。
まさに、今作のための曲であるといえます。

歌うのは『石井あみ』さん。
EDを前半も後半も歌ってきた方ですが、今回はソロです。

そして、BGMとスタッフロールとともに、その後と思しき画像も。

やはり目に留まるのは、『遠吠神社』の普請。

近づきがたい古神社という感じでしたが、これからは、アニマル神社とともに栄えていくのでしょうね。
大工と有志、おそらく住民だけでやっているというのが、アニマルタウンの力だと思います。

そしてもうひとつは、こむぎといろはの散歩。

雨というと、やはり第2話を思い出し、基本的には暗い思い出です。
しかし、このふたりはとても楽しそうで……そうやって塗り替えていって、幸せに過ごしてほしいものです。

【バトンタッチ】

【わんだふるぷりきゅあ!】第50話:APPENDIX-05
(画像クリックで高解像度版表示)

恒例のバトンタッチも、もちろん行われました。
本編にもちょっと出てましたが、今回はこちらがメインでしょう。

キュアワンダフルから、キュアアイドルへ。
『わんだふるぷりきゅあ!』から、『キミとアイドルプリキュア♪』へ。

同一の作品シリーズで、別々の作品が連綿と続いていくからこその、イベントですよね。

【後提供】

【わんだふるぷりきゅあ!】第50話:APPENDIX-06

今回も、後提供は番組内に組み込まれているパターンでした。

前提供と同じく、後期版の提供イラストは、拝める機会が結構少ないです。
今作の場合、後半の後提供イラストを見られたのは、10回だけのようです(前半は26回)。

【新番組告知】

【わんだふるぷりきゅあ!】第50話:APPENDIX-07

いよいよ、次回から新番組『キミとアイドルプリキュア♪』が始まります。

現行作品が終わって、寂しい思いをするのは1週間だけです。
どんなキャラクターたちが、1年間、どんな物語を紡いでくれるのか……期待せずにはいられません。

過去にアイドルキャラはいましたし、アイドルモチーフの作品もありました。
しかし、アイドルそのものというのは初めてのことなので、発表以来、個人的にずっと気になっています。

【エンドカード】

【わんだふるぷりきゅあ!】第50話:APPENDIX-08

最終回名物の、作品そのもののエンドカードです。
主要キャラが揃って、いい感じにくっつき合っていますね。

本当に、1年間ありがとうございました!
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2025/01/27 17:12|TV・CD・本TB:0CM:4

【わんだふるぷりきゅあ!】第50話(最終回)「ず~っとわんだふる!」

泣いても笑っても最終回!
どのように物語を締めるのか、そしてエピローグは……?

さて本編。

スバルは癒やされ、浄化されました。
その果てに、念願のガオウに、ついに再会を果たすスバル。

そこは三途の川のほとりではなく、現世の、鏡石の前。
もちろんそこには、スバルとガオウだけでなく、みんなが揃っています。

「私が聞いた『わおーん』、あれだよ」
「ガオウの遠吠えだったんだ」
「スバル、ガオウ来たよ! よかったね!」

ワンダフルにそう言われるスバルですが、俯いて涙を流します。
いくつもの想いが、わっと込み上げてきているのでしょうね。

「どうしたの?」
「ガオウは、スバルに会いに来てくれたんだと思うよ」

フレンディに促され、ガオウを見るスバル。
涙はさらに溢れ、最初に出た言葉は、謝罪でした。

【わんだふるぷりきゅあ!】第50話(最終回)「ず~っとわんだふる!」01

「ガオウ、すまない!」
「約束を守れなかった……お前を守れなかった……守るどころか、オレのせいで……!」

土下座の姿勢で詫びるスバル。
そんなスバルに、ガオウは人の言葉で話しかけます。

「顔を上げろ、スバル」

その足もとには、輝く欠片。
砕けた鏡石の破片が、奇跡を起こしたようです。

【わんだふるぷりきゅあ!】第50話(最終回)「ず~っとわんだふる!」02

「謝らなければならないのは、私の方だ。すまなかった、スバル」
「長い間、苦しい思いをさせてしまった。傍にいたのに……」

「傍に?」
「ガオウは、ずっとスバルの傍にいたんだよ。『ガルガルー!』『ガオガオーン!』って言って」
「怒りや憎しみに囚われていると、大切なものが見えなくなってしまう」
「だから、気付かなかったんだね」

ここまで残されていた謎のひとつである、『ガオウはいままでどこに?』という部分が解決。
ガオウは初めからずっと、スバルの傍にいたわけです。

「スバル、お前が謝る必要はない」
「でも、お前は群れの頭領で、何よりも仲間を大切にしていた。なのに、オレのせいで、お前は仲間を守れなかった」
「お前も仲間だ」
「でも、オレは悔しい! なぜお前が……狼たちがあんな目に!」

まさに、ここまでのスバルを言葉で表したような会話。
しかしガオウは、それに理解を示しつつも、別の感情を伝えます。

「無念がないとは言えぬ……だが、私には怒りも憎しみもない」
「どうして」
「スバル、お前がいたからだ。お前は、我らにたくさんの幸せをくれた」

【わんだふるぷりきゅあ!】第50話(最終回)「ず~っとわんだふる!」03

「身勝手な人間は大勢いるが、お前のように、我らを友と呼ぶ人間もいる」
「我らのために、力を尽くしてくれるものもいる」
「スバル、お前がいたから、お前の優しさで、我らは救われた」

「ガオウ!」

その言葉を聞いて、ガオウに手を延ばすスバルですが……体に異変が。
浄化され、ガオウの本心を聞いたことで未練が晴れつつあるのか、体が消滅しかかっています。

【わんだふるぷりきゅあ!】第50話(最終回)「ず~っとわんだふる!」04

「スバル!」
「ふたりに残された時間は、もう……」

つとめて冷静に、そう宣告するニコさま。
しかし、冷酷というわけでもなさそうなのが、表情から伝わってきます。

「スバル……」
「ガオウ……まだ……まだ、お前に話したいことが!」

スバルもガオウも消えつつあり、ふたりは距離を詰めることすらできません。
しかし、それを空気ごと打ち破る存在がありました。

【わんだふるぷりきゅあ!】第50話(最終回)「ず~っとわんだふる!」05

「ギューー!」

スバルとガオウの肩(首)を掴み、ぎゅーっと引き寄せます。
明らかに別れのシーンという空気で、それをやってのけるのが、ワンダフルという主人公でしょう。

そしてそこに、フレンディが加わり、リリアンとニャミーが加わり、悟くんと大福が加わります。
さらにメエメエが加わり、最後にニコさまが、その大いなる力で包み込みます。

【わんだふるぷりきゅあ!】第50話(最終回)「ず~っとわんだふる!」06

かくして奇跡は起き、スバルとガオウにいましばらくの時間が与えられました。
そしてワンダフルに促され、ガオウはスバルに、その想いを自分の口から伝えます。

「スバル……お前と会えてよかった。大好きだ」

【わんだふるぷりきゅあ!】第50話(最終回)「ず~っとわんだふる!」07

「ガオウ……オレも大好きだ。これまでも、これからも、ずっと……」

スバルはガオウを抱きしめで、撫でます。
ガオウはスバルに抱きしめられ、その頬を舐めます。

「あたしも……大好きだよ」

そう言って、スバルに抱き着き、抱き返されるザクロ。
それでザクロの未練もなくなったようで、狼の姿に戻ります。

【わんだふるぷりきゅあ!】第50話(最終回)「ず~っとわんだふる!」08

「よかった……よかったね」
「そうね……」

情に厚い猫組はしっとりと。
そして、ワンダフルはここでも元気に。

「いろは! みんな大好き素敵な世界! だね!」

【わんだふるぷりきゅあ!】第50話(最終回)「ず~っとわんだふる!」09

ここで、ワンダフルの名乗り口上。
本当、今作はこういう言葉の使い方が上手い作品です。

そうしていると、どこからともなく遠吠えが。
ワンダフルは、それがすぐにトラメのものと気付いたようです。

「ワォーン」
「あっ、トラメだ!」

【わんだふるぷりきゅあ!】第50話(最終回)「ず~っとわんだふる!」10

「スバル……仲間たちだ」

先に退場したトラメ(第45話)ですが、ここでちゃんと再登場。
同じく先に浄化された群れの仲間たち(第48話)とともに、迎えに来る役目を得たようです。

「みんな、迎えに来てくれたんだ! わんだふるだね!」
「わんだふる?」
「うん! 大好きなみんなと、一緒で嬉しい! そういう気持ちをわ・ん・だ・ふ・るっていうんだよ」

ここで、『わんだふる』の伝道。
いろはの『ワンダフル』は、こむぎの『わんだふる』となり、狼たちの救いとなりました。

「ありがとう!」
「我らは、わんだふるだ」
「行こう」
「ああ」

群れに合流するスバルとガオウ。
ザクロも続きますが、その前に、ニャミーとリリアンにひと言。

【わんだふるぷりきゅあ!】第50話(最終回)「ず~っとわんだふる!」11

「ありがとう」

こういう、ちょっとした部分がとてもいいですね。
かくして、スバルたちは狼の群れとなり、野山を駆けて天へと昇っていったのです。

【わんだふるぷりきゅあ!】第50話(最終回)「ず~っとわんだふる!」12

「バイバーイ。またねー!」
『ワオォーン!』『ワォーン!』

すべての脅威が解決し、世界も、元の姿へと戻ります。

「いろは、なれたね! 狼と友達に!」
「友達……なれたのかな?」
「なれたわよ」
「うん、みんな笑ってた」

【わんだふるぷりきゅあ!】第50話(最終回)「ず~っとわんだふる!」13

「よかった」

すべての動物と友達になるといういろはの夢。
それを阻むかのようにそびえていたのが狼でしたが、友達になることができたようです。

「皆さん、スバルやガオウたちを助けてくれてありがとう。皆さんのおかげで、多くの動物たちが救われました」
「どういたしまして! でも、私たち、やりたいからやったんだよ。ねっ?」

【わんだふるぷりきゅあ!】第50話(最終回)「ず~っとわんだふる!」14

「うん。世界中の動物と友達になるのが、私の夢だから。狼やいろんな動物たちと友達になれて、嬉しい!」
「怖いこともあったけど、それより、嬉しいことの方がたくさんあったよね」
「そうね。悪くなかった」
「プリキュアやって、すっごくすっごく、わんだふるー! だったよ!」

それを聞いて、少し驚いた様子のニコさま。

完全に巻き込んだ形ではあるので、罪悪感のようなものがあったのでしょうね。
そういう意味で、ニコさまはプリキュアシリーズには珍しいタイプの上位存在だと思います。

しかし、変身のきっかけはともかく、活動は自発的に、自分の想いで行うのがプリキュア。
世界が救われるのは、必然的ではありますが、結果論でもあるというのが、作品の特徴です。

「わたくしも、あなた方と共に過ごした日々は、とてもワンダフルでした」
「メェーでたしですね。皆さま、ニコガーデンでお疲れさまパーティーをしましょう!」
「いいね! 私、ニコガーデンの子たちと、もっと、もーっと友達になりたいって……」
「残念ながら、それは出来ません」

和気藹々と今後の相談をしていると、それに割って入るニコさま。
空気が変わります。

「ニコガーデンとこの世界は、本来、交わってはいけないものなのです」

【わんだふるぷりきゅあ!】第50話(最終回)「ず~っとわんだふる!」15

そう言いながら、いろはとまゆから、力と思しき光を回収するニコさま。

「ニコさま!」
「メエメエ、あなたもわかっているはずです」

そうだとしても、お疲れさま会やお別れ会くらいやってもよさそうなものですが。
有無を言わせない雰囲気のニコさまに、悟くんは言わんとすることを察した様子。

「これで、お別れということですか」

特に返事をすることなく、メエメエを連れ、宙に浮き上がるニコさま。
メエメエは未練がましく泣きつきますが、大福がその背中を押します。

「ダメェー! お別れなんてダメェー!」
「メエメエ、離れてても、ダチはダチだ。ずっとな」

【わんだふるぷりきゅあ!】第50話(最終回)「ず~っとわんだふる!」16

「ウゥ……大福の兄貴!」

メエメエ相手なので、最後の言葉は悟くんかと思いきや、ここは大福。
悟くんも同じ想いでしょうし、その上で大福が言うから様になる言葉という意味で、いい感じです。

そしてニコさまは真の姿、ダイヤモンドユニコーンに戻ります。
力がすべて戻っているので、マスコットではなく、神々しいユニコーンの姿。

【わんだふるぷりきゅあ!】第50話(最終回)「ず~っとわんだふる!」17

そしてまず、その大いなる力で砕けた鏡石を修復。
見た目を普通の大岩にすることも忘れず、元通りに。

そして次に、空にトンネルを開け、ニコガーデンと繋ぎます。
そもそも力の根源なので、直接繋げることも容易なことなのでしょう。

【わんだふるぷりきゅあ!】第50話(最終回)「ず~っとわんだふる!」18

「プリキュア、ありがとうキラ!」
「ニコー!」「キラー!」

ニコガーデンのニコアニマルたちが顔をのぞかせ、プリキュアにお礼を言います。
紛れもなく、ひとつ(あるいはふたつ)の世界を救った伝説の戦士なのです。

「皆さん、ありがとう……本当にありがとう」
「こちらこそ! ニコさま! メエメエ! みんな、ありがとう!」

【わんだふるぷりきゅあ!】第50話(最終回)「ず~っとわんだふる!」19

最後にお礼を言うニコさまに、涙を溜めながら返事をするいろは。
この段階では、みんなそれがどういうことなのかを、すべては理解していなさそうではあります。

各々別れの言葉を言い、ニコさまたちは虹の橋を渡って、ニコガーデンへ。
そして、いろはたちが振り返ると……動物に戻ったこむぎたちが。

【わんだふるぷりきゅあ!】第50話(最終回)「ず~っとわんだふる!」20

ニコさまの力がなくなれば、動物は人の姿になりませんし、言葉も話せません。
当然のことではあるのですが、これまでがあまりに自然だったので、虚を突かれてしまいます。

そして、日常が戻ります。
いろはは朝、こむぎに起こされ、散歩に。

【わんだふるぷりきゅあ!】第50話(最終回)「ず~っとわんだふる!」21

心なしか、こむぎへ話しかける頻度が高い気がします。
こむぎももちろん返事をするのですが、やはり、鳴き声です。

「こむぎ、今日もみんな元気だね! ワンダフルー!」

一緒に『わんだふるー!』と言ってくれる、人間のこむぎはもういません。
いろははそれが自然だと理解しつつも、やはり、そこはかとない寂しさは感じている様子。

その後、帰宅し朝食を摂り、登校。
玄関でこむぎと『お手々・握手・イエーイ』のルーティンをして、出発します。

こういう、最終回で第1話と類似の場面が出るの、個人的に大好きです。
以前の日常が戻った感がありつつ、以前とはまた違うという……。

登校は、家の前で待ち合わせた悟くんと一緒に。
付き合ってる恋人同士ですからね。

【わんだふるぷりきゅあ!】第50話(最終回)「ず~っとわんだふる!」22

「こむぎ、前みたいについてこなくなったんだよね」
「一緒に学校に通ってたから、待ってれば帰ってきてくれるって、安心してるのかも」
「そっか」

そこで、ふと寂しげな表情になるいろは。
悟くんもそれを見逃しませんが、声を掛けづらい様子。

「あっ……鏡石……願ったら……願い叶うかな?」
「どうだろう」

悟くんは半々くらいだと思っていそうな雰囲気があります。
ただ肝心のいろはの方が、経緯のせいもあって、むしろ信じ切れていなさそうですね。

そして学校では、いつもどおりの日常風景。
猿蟹合戦は、本当にもうクラスの名物になっていそうです。

「もう! 怖い話かと思った!」
「でも、マジ、山で迷った人を狼が助けてくれたそうだぞ! 『ワォーン』って」
「狼か。いるなら会ってみたいね」
「うん」「私も!」

【わんだふるぷりきゅあ!】第50話(最終回)「ず~っとわんだふる!」23

「みんな、狼を怖いって思ってないみたいでよかった」

狼のうわさ話を聞きつつ、狼への印象が悪くないことに安心するいろは。
それに因んで、悟くんがアニマルタウンの考察を披露します。

「これは、ボクの仮説なんだけど、スバルが書いた日記は100年以上ずっと、アニマル神社に保管されていたよね」
「なんでかなって考えてたんだけど、狼について書かれた日記を読んで、心打たれた人がいたんじゃないかなって」

【わんだふるぷりきゅあ!】第50話(最終回)「ず~っとわんだふる!」24

「動物にも心があって友達になれる」
「それがわかって、その気持ちが受け継がれて、人と動物がなかよく暮らす町……」
「アニマルタウンができたんじゃないかって」

遠吠神社を作って祀った人もいるはずですし、その仮説には説得力があります。
そして、それを破壊しようとしていたと考えると、復讐に囚われていたスバルの愚行も際立ちますね。

「ワオーンといえば、いろはちゃん、こむぎちゃんは元気?」
「あっ、うん」
「こむぎちゃんもユキちゃんも、急に転校しちゃうなんて、寂しすぎるよ」
「ほんとだね」「そうだよ」

ふたりは転校したことになっているようです。
まあ、受け入れもかなり強引だったわけで、去るときもそれでなんとかなるのでしょう。

その後、帰宅したまゆ。
玄関先で看板猫をしているユキに話しかけます。

まゆもまた、未だに人間態のユキの幻影を引きずっている感じ。
まあ、絆が深ければ深いほど、吹っ切るのも難しいでしょうね。

【わんだふるぷりきゅあ!】第50話(最終回)「ず~っとわんだふる!」25

まゆが家に入ると、そこには上機嫌なお母さんが。
ハンドサインのハート(普通のと少し違う)を作って、まゆを迎えます。

「まゆ、おかえりニャン」

【わんだふるぷりきゅあ!】第50話(最終回)「ず~っとわんだふる!」26

本当に、最初から最後まで可愛らしいお母さんですこと。

「ママ……それは?」
「最近バズってる、アイドルの決めポーズよ」

職業柄、流行に敏感ということでしょう。
そして、アイドルといえば……。

その後、ドッグランで集合する一行。
こむぎが走り回る中、まゆはスマホで先の『アイドル』をチェック。

悟くんも、流行りのほどはご存じの様子。
本当、なんでも知ってますね……。

「いま、すごく話題になってるアイドルだよ」
「これ?」「何? 何?」

【わんだふるぷりきゅあ!】第50話(最終回)「ず~っとわんだふる!」27

これはまさに、次回作『キミとアイドルプリキュア♪』の客演……!
こういう形であれば、無理に絡みを作らなくても本編に登場させられるということですね。

そして、いろはやまゆが夢中になっていると、ユキがそれをインターセプト。

「ユキ? あっ! どうしたの?」
「『まゆ、私を構いなさい』」
「アハハッ そんな感じだね」
「あぁー。ご機嫌ナナメなユキも、かわいい」

そして、文字どおり猫かわいがりでユキを甘やかすまゆ。
ユキをおだてて写真を撮る様は、お父さんそっくりです。

その流れで、まゆの撮り溜めた写真を見る流れに。
そこには、まだ不思議な力があったころの写真もたくさん。

「楽しいなって思ったときに撮ってたら、いっぱいになっちゃった」
「楽しかったよね。ニコガーデンの子たち、狼たち。いろんな動物と出会って、友達になれた」
「お喋りもたくさんしたよね」
「うん。いろんな動物と会えて、話して、なかよくなって……すごくワクワクしたよ」
「うん、うん」

そうやって楽しく思い出話をして、こむぎと遊んで……。
しかし、ふと吹いた風が、郷愁的な空気を連れてきます。

「楽しかったよね。ほんとに、ワンダフルすぎる毎日だったな……」
「ワンダフルすぎて、寂しいね」

悟くんが続けたことで、ハッとそちらを見るいろは。
いろはが感じていたことは、いろはだけが感じていたわけではありません。

「大福と話すって夢が叶ったのは嬉しかったけど、でも、もう話せないだなって思うと……」
「私も、ユキに話しかけるたび、やっぱりユキの声が聞きたいなって」
「私も……私もね、こむぎと一緒にプリキュアやったり、いっぱいお喋りしたり」

【わんだふるぷりきゅあ!】第50話(最終回)「ず~っとわんだふる!」28

「それがすごく楽しかったから……楽しすぎて……寂しいな……」

泣きそうになるいろは。
それを察し、遊んでいたボールを放っていろはの方に走り出すこむぎ。

そのとき、離れた場所で……鏡石が眩い光を放ちます。
いろはのこむぎへの想いが堰を切り、こむぎのいろはへの想いも呼応し、奇跡を呼んだのでしょう。

【わんだふるぷりきゅあ!】第50話(最終回)「ず~っとわんだふる!」29

もちろん、鏡石に何が起きているか、いまのいろはに知る由もなく。
目の前で起きている現象に、ただただ驚くことしかできません。

「いろはーー!」

【わんだふるぷりきゅあ!】第50話(最終回)「ず~っとわんだふる!」30

「いろは。寂しくないワン!」
「こむぎはいろはとずっと一緒ワン! ずーっとなかよしワン!」

その光景に驚くまゆと悟くんですが、そちらにも奇跡が続きます。

「まゆ。あなたの話、いつも聞いてたけど、これからは私の話も聞いてくれる?」
「ユキ……もちろんだよ!」

【わんだふるぷりきゅあ!】第50話(最終回)「ず~っとわんだふる!」31

頬ずりをするまゆ。
いろはのように寂しさで泣きこそしなかったものの、やはり泣くほど嬉しかったのでしょう。

「あれはニコさまのお力キラ?」
「いいえ。あの子たちの大好きという強い想いに、鏡石が応えたのです」
「きっと人間と動物、みんながなかよく暮らす、素敵な世界になるキラ!」
「そうですね。そんな世界になったら……ニコ、嬉しくてニコニコしちゃう」

【わんだふるぷりきゅあ!】第50話(最終回)「ず~っとわんだふる!」32

自分の仕業ではなく、人間と動物の想いの賜物と言うニコさま。
それは実際にそうなのでしょうが、これはもう、そうなる確信が最初からあったのでしょうね。

お別れ会などをしなかったのも、鏡石を修復したのも、そういう信頼があったのでしょう。
復活からしばらくは人間を試している気配もあったのですが、いろはたちは認められたのでしょうね。

こむぎやユキが再び喋るようになるというのは、おそらく賛否が分かれそうな展開ではあります。
賛否というか、どちらにも一長一短あるという感じでしょうか。

ただ、今作の、最初からここまでの雰囲気からいうなら、個人的にはこれがベストだと思います。

そして今度は、悟くんの頭上に『キラニコトランク』が出現。
その中からは、もちろんメエメエが登場です。

「悟くーん!」
「メエメエ!?」

【わんだふるぷりきゅあ!】第50話(最終回)「ず~っとわんだふる!」33

「メエメエと悟くんは、ずっと一緒……ブフェッ!」

言葉の途中で、大福のキックで吹っ飛ばされたメエメエ。
大福は、そのくらいは素でできる漢です。

「メエメエ! どうして?」
「悟くんや皆さんに会いたくなってしまって……本当はダメェーなんですけど、ときどきならと、ニコさまが」

鏡石を再び起動させられるかどうかが、ひとつの試練のようなものになっていたのでしょう。
いろはたちがそれを見事にクリアしたため、いくつかのルールを緩めてくれたのだと思われます。

「フッ、また賑やかになりそうだな」
「えっ? 大福!?」
「話せなくても、マブダチはマブダチだけどよ。話せた方がワンダフルだな」
「うん……すごくワンダフルだよ」

【わんだふるぷりきゅあ!】第50話(最終回)「ず~っとわんだふる!」34

大福をぎゅっと抱きしめる悟くん。
このペアも、ここぞという場面でピリッと効いてくれていました。

「こむぎ」
「何? いろは」
「言いたいこと、いっぱいあったのに……変だね、上手く声にならないよ」
「いつでもいいよ! だってこむぎは、いろはと、ずーっと一緒にいるワン!」

【わんだふるぷりきゅあ!】第50話(最終回)「ず~っとわんだふる!」35

「これからも、ずっと、ずーっとワンダフルー!」「わんだふるー!」

かくして、『わんだふるぷりきゅあ!』は幕を下ろすのでした。
1年間、本当にありがとうございました!
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2025/01/26 14:38|TV・CD・本TB:2CM:2

【令和7年度(2025年度)大学入学共通テスト】化学[第3問]解答・解説

去る1月19日に行われた、『令和7年度(2025年度)大学入学共通テスト』の『化学』を解いてみました。

問題や解答はネット上に公開されていますので、そちらでご確認ください。
『朝日新聞デジタル』『読売新聞オンライン』『毎日新聞デジタル』

先述のとおり解答自体は各所で公開されているので、一応、解説がメインです。

……ですが、私製の宿命として、もしかしたら誤りがあるかもしれません。
あしからずご了承下さいませ。

記事は大問ごとに分割しています。
この記事ではその3として、第3問を取り扱います。

令和7年度(2025年度)大学入学共通テスト:化学

【第3問】(必答20点)

問1[13]②(3点)

金属イオンの沈殿反応の問題。

鉄(Ⅲ)イオンにヘキサシアニド鉄(Ⅲ)カリウムを加えても、沈殿は生じない(暗褐色溶液)。
したがって、②は誤り。

その他の(半)反応式は以下のとおりで、正しい。

$\begin{align}
&{\text{C}}{{\text{u}}^{2 + }} + {\text{O}}{{\text{H}}^ - } \to {\text{Cu}}{\left( {{\text{OH}}} \right)_2} \downarrow \hfill \\
&{\text{Mn}}{{\text{O}}_{\text{4}}}^ - + 2{{\text{H}}_{\text{2}}}{\text{O}} + 3{{\text{e}}^ - } \to {\text{Mn}}{{\text{O}}_{\text{2}}} \downarrow + 4{\text{O}}{{\text{H}}^ - } \hfill \\
&{\text{A}}{{\text{g}}_{\text{2}}}{\text{O}} + 4{\text{N}}{{\text{H}}_{\text{3}}} + {{\text{H}}_{\text{2}}}{\text{O}} \to 2{\left[ {{\text{Ag}}{{\left( {{\text{N}}{{\text{H}}_{\text{3}}}} \right)}_2}} \right]^ + } + 2{\text{O}}{{\text{H}}^ - } \hfill \\
\end{align} $

したがって、正解は②。

問2[14]③(3点)

ケイ素に関する問題。

シリカゲルは、水ガラスではなくケイ酸を乾燥させたものである。
したがって、③は誤り。

そのほかの記述は正しい。

$\begin{align}
&{\text{Si}}{{\text{O}}_{\text{2}}} + 2{\text{NaOH}} \to {\text{N}}{{\text{a}}_{\text{2}}}{\text{Si}}{{\text{O}}_{\text{3}}} + {{\text{H}}_{\text{2}}}{\text{O}} \\
&\mathop {{{\underline {{\text{Na}}} }_{\text{2}}}}\limits_{ + 1} \,\mathop {{{\underline {{\text{Si}}} }_{}}}\limits_{ + 4} \,\mathop {{{\underline {\text{O}} }_{\text{3}}}}\limits_{ - 2} \\
&{\text{N}}{{\text{a}}_{\text{2}}}{\text{Si}}{{\text{O}}_{\text{3}}} + 2{\text{HCl}} \to {{\text{H}}_{\text{2}}}{\text{Si}}{{\text{O}}_{\text{3}}} + 2{\text{NaCl}} \\
\end{align} $

したがって、正解は③。

問3[15]②(3点)

気体の発生に関する問題。

まず、それぞれの反応式を完成させる。

$\begin{align}
&{\text{Cu}} + 4{\text{HN}}{{\text{O}}_3} \to {\text{Cu}}{\left( {{\text{N}}{{\text{O}}_{\text{3}}}} \right)_2} + 2{{\text{H}}_{\text{2}}}{\text{O}} + 2{\text{N}}{{\text{O}}_{\text{2}}} \uparrow \hfill \\
&3{\text{Cu}} + 8{\text{HN}}{{\text{O}}_{\text{3}}} \to 3{\text{Cu}}{\left( {{\text{N}}{{\text{O}}_{\text{3}}}} \right)_2} + 4{{\text{H}}_{\text{2}}}{\text{O}} + 2{\text{NO}} \uparrow \hfill \\
&{\text{CaF}} + {{\text{H}}_{\text{2}}}{\text{S}}{{\text{O}}_{\text{4}}} \to {\text{CaS}}{{\text{O}}_{\text{4}}} + 2{\text{HF}} \uparrow \hfill \\
&3{{\text{O}}_{\text{2}}} \to 2{{\text{O}}_{\text{3}}} \uparrow \hfill \\
\end{align} $

一酸化窒素は水に溶けにくいので、下方置換ではなく水上置換法で捕集する。
したがって、②は誤り。

そのほかの記述は正しい。

$\begin{align}
&2{\text{N}}{{\text{O}}_{\text{2}}} + {{\text{H}}_{\text{2}}}{\text{O}} \to {\text{HN}}{{\text{O}}_{\text{3}}} + {\text{HN}}{{\text{O}}_{\text{2}}} \hfill \\
&{\text{Si}}{{\text{O}}_{\text{2}}} + 6{\text{HF}} \to {{\text{H}}_{\text{2}}}{\text{Si}}{{\text{F}}_{\text{6}}} + 2{{\text{H}}_{\text{2}}}{\text{O}} \hfill \\
&2{{\text{I}}^ - } + {{\text{O}}_{\text{3}}} + {{\text{H}}_{\text{2}}}{\text{O}} \to {{\text{I}}_{\text{2}}} + 2{\text{O}}{{\text{H}}^ - } + {{\text{O}}_{\text{2}}} \hfill \\
\end{align} $

したがって、正解は②。

問4a[16]③(3点)

ヨウ素を生成に関する問題。

ヨウ化物イオンと塩化スズ(Ⅱ)が反応しても、ヨウ素は生成しない。
したがって、③は誤り。

${\text{SnC}}{{\text{l}}_{\text{2}}} + 2{{\text{I}}^ - } \to {\text{Sn}}{{\text{I}}_{\text{2}}} + 2{\text{C}}{{\text{l}}^ - }$

そのほかの記述は正しいので、正解は③。

問4b[17]⑤(4点)

ヨウ素生産の問題(チリ)。

反応式の係数を求めるため、各元素について連立方程式を立てる。

$\left\{ \begin{align}
&2 + a = b + 2c \hfill \\
&6 + 3a = 4b + 4c + 1 \hfill \\
&a = b + 2 \hfill \\
\end{align} \right.$

これを解いて、反応式を完成させる。

$2{\text{NaI}}{{\text{O}}_{\text{3}}} + 5{\text{NaHS}}{{\text{O}}_{\text{3}}} \to 3{\text{NaHS}}{{\text{O}}_{\text{4}}} + 2{\text{N}}{{\text{a}}_{\text{2}}}{\text{S}}{{\text{O}}_{\text{4}}} + {{\text{H}}_{\text{2}}}{\text{O}} + {{\text{I}}_{\text{2}}}$

係数の比から、消費される亜硫酸水素ナトリウムを求めると、正解は⑤。

問4c[18]⑧[19]⓪[20]④(完答4点)

ヨウ素生産の問題(日本)。

与えられた反応式の係数に注意し、ヨウ化ナトリウムの濃度を求める。

$\dfrac{{\dfrac{{25.4\;[{\text{kg}}] \times {{10}^3}\;[{\text{g}}/{\text{kg}}]}}{{254\;[{\text{g}}/{\text{mol}}]}} \times 2}}{{2.50 \times {{10}^5}\;[{\text{L}}]}} = 8.0 \times {10^{ - 4}}\;[{\text{mol}}/{\text{L}}]$

したがって、正解は順に⑧⓪④。&nbsp
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2025/01/25 12:00|大学受験化学TB:0CM:0

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