ポータブルSSD買いました。
撮影:α6000(画像クリックで高解像度版表示)
SanDisk『Slim Portable SSD - 1 TB[SDSSDE20-1T00-GH25]』
サンディスクのUSBポータブルSSD(≠USBメモリ)。 容量は上位の1TBモデル。
パッケージは見てびっくりの、何も書いてない真っ白。 僕も最初は、何かの間違いなのではないかと思いました。
PCパーツでたまにある、いわゆる白箱モデルでもないですし……本当にどうしてなんでしょうね?
撮影:α6000(画像クリックで高解像度版表示)
パッケージ裏面もほとんど真っ白ですが、必要なことは書いてある感じ。 リード420MB/s、ライト380MB/sで、容量1TBのSSDであることがわかります。
対応I/FはUSB3.2 Gen1。 さもすごいことのような表記ですが、いわゆる高速USBメモリ(USB3.0)と変わりません。
ちなみに、切り取り線のようなものが見えますが、ここで切ってもあまり上手にいきません。 特に説明書兼保証書を無傷で取り出すのは無理なので、パッケージは諦めた方がいいと思います。
撮影:α6000(画像クリックで高解像度版表示)
スライド式コネクタを出した状態がこちら。 本体の質感は悪くないと思います。
……と、ここで既視感。 数年前に購入したUSBメモリ(SDCZ880)にそっくりです。
撮影:α6000(画像クリックで高解像度版表示)
ほとんど同じですね。
色味は写真でも実物でも若干違うように思います……が、経年のせいかもしれません。 その比較でいうと、個人的には、『SDCZ880』の方が好みではあります(若干明るい濃緑色)。
撮影:α6000(画像クリックで高解像度版表示)
本体の裏面は、こんな感じ。 こちらも、必要な情報は裏面に書いてあるスタイルのようです。
まあ、本体に関しては、そんなに珍しいことではないと思います。 パッケージの表面にほとんど何も書いてないのは、かなり特異だとは思いますが。
そして、新しいストレージを手に入れたということで、せっかくなのでベンチマークです。 使用ソフトは、いつものように『CrystalDiskMark 8.0.6』です。
SDSSDE20-1T00-GH25 Profile: Default | [Read] | |
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SEQ 1MiB (Q=8, T=1) | 460.130 MB/s | 438.8 IOPS | SEQ 1MiB (Q=1, T=1) | 407.072 MB/s | 388.2 IOPS | RND 4KiB (Q=32, T=1) | 113.591 MB/s | 27,732.2 IOPS | RND 4KiB (Q=1, T=1) | 15.544 MB/s | 3,794.9 IOPS | [Write] | |
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SEQ 1MiB (Q=8, T=1) | 423.633 MB/s | 404.0 IOPS | SEQ 1MiB (Q=1, T=1) | 362.567 MB/s | 345.8 IOPS | RND 4KiB (Q=32, T=1) | 96.891 MB/s | 23,655.0 IOPS | RND 4KiB (Q=1, T=1) | 20.995 MB/s | 5,125.7 IOPS | (CrystalDiskInfo画像はクリックで全体表示)
シーケンシャルリードが460MB/sで、ライトが420MB/s。 公称値はしっかりと超えています。
では超高速かといえば、決してそういうわけではなく。 きょうびSSDであれば、こういうタイプでも1GB/sを超えている製品はザラにありますからね。
『CrystalDiskInfo』の情報から、このSSDは、内部的にはSATAであることがわかります。 USBメモリであれば十分高速の部類ですが、SSD的にいまひとつなのはそういうことなのでしょう。
一方のランダムアクセスも、そこそこには高速といえる値。 まあ、このレベルでそこそこといえるのはだいぶ贅沢というか、技術進歩の賜物ですが。
総じて見ると、USB-SSDとしては数年遅れというとところでしょうか。 ……というか、モノとしてはまさに数年前のUSBメモリのバリエーションなのではなかろうか。
これをチョイスする理由は、ひとえにサンディスク(Western Digital)への信頼感でしょう。
そう考えるなら、やはりパッケージが真っ白なのはだいぶマイナス要素のようにも思います。 必要以上の賑やかさは不要ですが、何者なのか見てわかる程度には情報が欲しいですね。
 
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