∩・∀・)こんにちは~筋肉料理人です!
皆さん、お元気ですかあ~
きょうの料理は残った刺身を使った白身魚の漬け丼です。宴会、パーティ等で余った刺身、もしくは特売で安い白身魚の刺身を多めに買ったので、翌日も美味しく食べたい!そんな時にお勧めのレシピです。
刺身の漬け刺身を使った漬けは刺身のしょう油漬けのことです。簡単に言えば刺身をしょう油に漬けることで脱水、味付けし、保存性を良くしたものです。魚を室温に置くと鮮度が急激に落ちますが、漬けにすると、しょう油の量にもよりますが、かなり長持ちするようになります。本来は冷蔵庫が無かった昔、魚を保存するために考えられた料理です。
と言うわけで、本来は保存のための料理でしたが今は違います。料理屋さんで頼む漬けや漬け丼は、刺身を一味違った形で楽しむ料理になっています。そう言う漬けは、刺身に出汁しょう油をまぶし、20分から30分馴染ませたり、時には刺身に出汁しょう油をまぶしてすぐに食べるようなレシピになっています。そう言う漬けでも冷蔵すれば翌日にも食べられますが、今日、紹介する漬けは、翌日、翌々日位までなら美味しく食べられる、しょう油漬けのレシピです。
日本酒(料理用清酒)で保存性が良くなる、臭みも消える漬けを作るときの漬けタレのレシピですが、作り方は色々あります。基本はしょう油にミリンや日本酒、砂糖などを足し、旨味を入れたいなら昆布をさします。漬けとして刺身のように単体で食べるなら甘味は少なめにし、丼にするなら少し甘めにしたほうが美味しいと思います。日本酒、ミリンを使う場合、漬けにしてすぐに食べるときは煮切ってアルコールを飛ばして使い、翌日に食べる漬けなら、あえてアルコールを飛ばさずに作ると、更に保存性が高くなります。私のレシピでは日本酒を煮きらずに使います。日本酒(料理用清酒)は魚の臭みを消す効果が高く、魚や肉の切り身に日本酒をまぶして冷蔵すると、驚くほど保存性が高くなります。その効果を期待して、しょう油に日本酒を混ぜ、甘味は砂糖で入れた漬けタレを作ります。
日本酒には味が濃くなりすぎるのを防ぐ効果もある漬けはしょう油だけをたっぷり使って作っても大丈夫です。ですが、しょう油だけたっぷりで漬けにすると、翌日には刺身にしょう油が入りすぎて味が濃くなりすぎます。塩辛みたいな状態になるので、それはそれで美味しいのですが、漬けとして食べるにはやっぱり濃いすぎかなと思います。それを防ぐためにしょう油に日本酒やミリンを足し、しょう油の塩分を薄めて漬け込みます。
白身魚の漬け丼材料 2人分
白身魚の刺身 150g / 丼飯 2杯 / 卵 2個 / もみ海苔、わさび、刻みねぎ、すりごま 適宜
A
さしみしょう油 大さじ3 / 日本酒 大さじ2 / 砂糖 大さじ1 / ねりごま(ゴマペースト) 大さじ1
1)白身魚の漬けを作ります。Aをボウルに入れて混ぜ、ここに白身魚の刺身を入れて混ぜます。ラップしてチルド室に一晩、置きます。
一晩、置くと刺身に深い色がついています。これはさしみしょう油を使ったからで、色を薄くしたいときは普通の濃口しょう油を使います。濃口しょう油を使う場合は、甘味が少ないので砂糖を大さじ1・1/2に増やします。
2)トッピングの簡単温泉卵を作ります。小鍋に500mlの水を入れて沸騰させます。沸騰したら火を消し、100mlの水(室温)を入れます。ここに卵を入れてフタをします。卵を入れる際は火傷しないように穴開きお玉で入れるといいです。13~15分経ったらお湯からあげ、冷水で完全に冷まします。
こうやって作った温泉卵は下の写真のようになります。卵黄はとろりとした半熟、卵白もとろりと固まった状態で、丼のトッピングにバッチリの状態になります。
3)丼飯にもみ海苔をちらします。上に一晩寝かせた白身魚の漬けをのせて、タレをお好みでかけ、温泉卵ものせます。すりごま、刻みねぎをちらし、わさびを添えたらできあがりです。
白身魚の漬け丼の完成です! 一晩タレに漬け込んだ白身魚は身が締まり、味がしっかりしみていて、ご飯と一緒にかき込むと美味しいですよ~丼にせず、小鉢に盛り付けてお酒のツマミにするのもお薦めです。
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