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2024-12-09

anond:20241208220342

コピペ引用なのここまで明確に示してるのになんで内容の不満が俺に向けられてんだよ

だってけが多いなっておもったのによ

NHK朝ドラ 実在する人物を描いた作品一覧

1964年うず潮

作家林芙美子モデル

原作放浪記」「うず潮」など。

1966年おはなはん

原作者・林謙一の母、林ハナ(旧姓:深尾)がモデル

林謙一「おはなはん

1977年いちばん星

昭和流行歌手第1号で日本初のレコード歌手

佐藤千代子がモデル。「あゝ東京行進曲」が原作

1978年おていちゃん

女優 沢村貞子の半世紀。

沢村本人の「私の浅草」「貝のうた」が原作

1979年マー姉ちゃん

漫画家長谷川町子の姉、長谷川鞠子がモデル

長谷川町子の役は、田中裕子が演じた。

サザエさんうちあけ話」が原作

1981年本日も晴天なり

NHKアナウンサー作家近藤富枝モデル

1984年心はいつもラムネ色

上方漫才代表する漫才作家秋田實モデル

わろてんか」では藤井隆が演じている役。

秋田實関連書籍

1986年はね駒

女性新聞記者草分け、磯村春子モデル

1987年チョッちゃん

黒柳徹子の母、黒柳朝自伝エッセイ

チョッちゃんが行くわよ」が原作

1990年凛凛と

早稲田テレビジョン開発者川原田政太郎モデル

発明家でもあり、特許取得数は60にも及ぶ。

1994年春よ、来い

戦争を乗り越え、大学に進学し脚本家として成功した後、

最愛の夫を見送るまでが描かれている。

原作である脚本家橋田壽賀子モデル

1997年あぐり

美容師草分け的存在で、

女優吉行和子の母、吉行あぐりモデル

原作梅桃(ゆすらうめ)が実るとき

2000年オードリー

本作の作者である脚本家大石静モデル

DVD未発売。

2003年てるてる家族

作詞家作家なかにし礼の妻で、

女優いしだあゆみの実の妹、石田ゆりモデル

原作てるてる坊主の照子さん

2006年芋たこなんきん

ソフト化されていない。

小説家随筆家田辺聖子自伝ドラマ

田辺本人のエッセイなどが原案

楽天少女通ります私の履歴書

2010年ゲゲゲの女房

漫画水木しげるの妻、武良布枝モデル

原案は、妻布枝の自伝エッセイ

ゲゲゲの女房 人生は…終わりよければ、すべてよし!!」

2011年カーネーション

ファッションデザイナーコシノ三姉妹」の母、

小篠綾子モデル。「コシノ洋装ものがたり」

2014年花子とアン

児童文学翻訳で知られる、村岡花子モデル

村岡恵里(孫)「アンのゆりかご 村岡花子の生涯」が原案

2014年マッサン

ウィスキー製造技術者ニッカウヰスキー創業者

竹鶴政孝とその妻リタ夫婦モデル

竹鶴夫妻 関連書籍

マッサンとリタ ジャパニーズウイスキー誕生

2015年あさが来た

炭鉱事業大同生命創業に参画、銀行女子大学

設立した女性実業家広岡浅子モデル

吉川智映子「土佐堀川 広岡浅子の生涯」が原案

2016年とと姉ちゃん

暮しの手帖編集者大橋鎭子モデル

大橋鎭子著書「「暮しの手帖」とわたし

2016年べっぴんさん

子供服を中心とするアパレルメーカー

ファミリア」の創業者のひとり、坂野惇子がモデル

坂野惇子著書「子供服にこめた「愛」と「希望」」

2017年わろてんか

吉本興業創業者吉本せいモデル

吉本せい関連書籍お笑い帝国を築いた女」

2018年まんぷく

チキンラーメンカップヌードル開発者で、

日清食品創業者安藤百福の妻、仁子がモデル

関連書籍チキンラーメン女房 実録安藤仁子」

2019年なつぞら

アニメーション時代考証担当した

アニメーター小田部羊一の亡き妻奥山玲子がモデル

漫画映画漂流おしどりアニメーター奥山玲子と小田部羊一

2019年スカーレット

女性陶芸家草分け神山清子がモデル

自然釉薬を使った陶芸第一人者

ドラマ内の陶芸作品は、神山から借りた作品

緋色のマドンナ 陶芸家神山清子物語

2020年エール

作曲家古関裕而とその妻で歌手金子モデル

古関著書「鐘よ鳴り響け」

2020年「おちょやん」

松竹新喜劇活躍した女優浪花千栄子モデル

関連書籍昭和日本笑顔にしたナニワのおかあちゃん女優

2023年「らんまん」

植物学者、牧野富太郎モデル

牧野富太郎関連書籍

2024年ブギウギ

ブギ女王といわれた歌手笠置シヅ子モデル

笠置著書「歌う自画像 私のブギウギ伝記」

2024年「虎に翼」

日本初の女性弁護士の1人であり、

初の女性判事及び家庭裁判所長の三淵嘉子がモデル

三淵嘉子関連書籍

2025年あんぱん」

漫画家やなせたかしの妻、小松暢がモデル

関連書籍アンパンマン誕生までの物語

2025年「ばけばけ」

小泉八雲パトリックラフカディオ・ハーン)の

妻・小泉セツがモデル

関連書籍思ひ出の記」小泉節子

2015-09-10

なぜNHK朝の連ドラには駄作が多いのか

普通につくりゃもうちょっとまともな話が作れるだろうに、プロが作ってこれか?と思うような作品朝の連ドラには多い。非常に多い。

最近は少なくなっていたが(「ゲゲゲの女房」以後)、「まれ」がまた見事にやらかしている。「やんちゃくれレベルにはまだ及ばないが。

どうして朝の連ドラは駄作になりがちなのか。それにはもちろん理由がある。逆に言えば、佳作・傑作はその理由を上手く逃れた作品だ。

なぜ朝の連ドラは駄作になりがちなのかを考えてみよう。


1.長い

朝ドラは15分。これが月曜から土曜まで6日間。つまり週当たり、90分。これは大河ドラマ2回分である大河は1年、朝ドラ半年から大河朝ドラ放送累計時間とんとんになる。

大河は波乱万丈の人生を生きた人がテーマで、子供時代からおおむねその死までを描く。

大して朝ドラ現代劇であれば、その辺の平凡な女性のせいぜいが2年か3年かを描く。

そりゃまあ、話の種がなくて当たり前だ。そのために無理やりつまらないエピソードを延々と引き延ばすか、ありえないような奇天烈な展開をしなければならなくなる。

佳作傑作はこの問題をどう乗り越えたのか。


1.長く描く

主人公人生ほとんどその死まで描けばさすがにいろいろな事件が描ける。(「カーネーション」「おしん」など)

2.主人公複数体制にする

一番多いのは夫婦をそれぞれサイドでねっちりと描く。一人がネタ切れになればもう一人がカバーする。(「花子とアン」「ゲゲゲの女房」など)

3.有名人主人公/重要人物にする

有名人私生活への関心で、話を引っ張ることが出来る。(「マー姉ちゃん」「ゲゲゲの女房」「あぐり」など)

4.よく知られていない業界舞台にする。

業界への関心が、話に膨らみを持たせる。(「花子とアン」「あすか」「ふたりっ子」「ひらり」など)


ちゅらさん」のように沖縄舞台にすることで、話に膨らみを持たせるのは「業界秘話物」に近い。こうした策を用いることなくそこそこの仕上がりになった「私の青空」はたいしたものだった。


2.予算がない

じゃあなんで、面白くするための方便がありながらそれをしないのかと言えば、予算がないからであるロケ、頻繁な場面転換にはセット費用などの経費が掛かるのだ。なるべく同じ場所で、新しい登場人物もなるべくださずにやってください、ということになる。女子高校生主人公なのに、学校の場面はまったくなくて描かれるのは放課後ばかりというのは学校のセットは案外費用がかかるからだ。

どれだけ予算をぶんどれるか。それにはその年の大河ドラマなど全体の予算枠があるでそのかねあいもある。製作時期でいえば、「坂の上の雲」が製作されていた時期に、朝ドラ「つばさ」「だんだん」ウェルかめ」「てっぱん」などの箸にも棒にもかからないような薄味の作品放送されていたのは決して偶然ではない。


まれ」は朝ドラでは久しぶりの捨てシリーズだが、そういう捨てシリーズも時々挟まないと、毎回毎回、予算はそうつぎこめないということだ。「ゲゲゲの女房」以後、伝記物が多く、また、視聴率も健闘してきたが、あえてその流れを壊して「まれ」を差し込んできたのは、駄作を入れないと予算が厳しいからである

 
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