個人的に気になった回答を、個別に取り上げています。規制に慎重な回答や、逆に積極的な回答を網羅したものではなく、あくまで何か言及したくなった回答をピックアップしているだけです。
引用元:2025年東京都議会議員選挙候補者に向けて実施した表現の自由についてのアンケート結果
設問(1):
B. 現状のままでよい・わからない
設問(1)の理由:
最低限のルールは必要だが、ルールをむやみに増やすのではなく、枠からはみ出たものに対してはマナーによる自浄を促すべき。
設問(3):
好きなアニメという質問と少しずれますが大学生の時アルバイトで「ザンボット3」のおもちゃを売っていました。いまは事務所スタッフの影響で、にわかですがガンダムを見ています。GQuuuuuuXは本当に12話でおわるのでしょうか。
補足:
コミックマーケットの度に送っていただいている「アフターレポート」を拝見して運営の皆さんをはじめ本当に多くの方が表現の自由を守るために様々な取り組みをされているのを理解しております。むやみに条例を増やし縛るのではなく「ルールよりマナー」の精神を重視して魅力的なコンテンツをもっと生み出せる社会にしたほうが良いと考えています。
終わるんですかね……。
設問(1):
設問(1)の理由:
「表現の自由」のもと、主に女性や子どもに対する性的、暴力的な表現をすることが肯定されている状況があってはならない。
設問(2):
立憲民主党は設問1でC、設問2でEを選んだ候補が1名いたのですが、この方でした。
設問(1):
A. 安易な図書指定がなされないように条例と運用を見直すべきだ
設問(1)の理由:
不健全図書から8条指定図書へ名称変更したものの、指定されると通販サイト等でも販売できなくなる可能性が高い課題は残る。指定のプロセスについても改めて見直し、審議会の透明性を高めることが必要だと考える。
設問(2):
補足:
Q2:8条図書に指定されることで民間での取引が自主規制されているケースもあることから、指定する側はより慎重に対応し、民間は過度な自主規制を行わないようにする、相互に配慮しあう関係を構築すべき。
問題を良く理解されている回答だと思います。ちなみに「表現の自由を守るための約束」の賛同者です。
設問(1):
A. 安易な図書指定がなされないように条例と運用を見直すべきだ
設問(1)の理由:
図書の規制は一定の機能されているが、規制基準の明確化や手続きの透明化を図るべき
設問(2):
補足:
中学で実家の会社が経営破綻となり、そこからの趣味は漫画とアニメばかりになりました。
格闘ゲーム鉄拳では大会にも参加し、オフ会での友人などは今でも付き合いがあります。 都議候補の中では一番アニメやゲームへの愛情があると自負しています!
さらっと重い身の上話をされています。アニメやゲームが好きでも規制に肯定的な人は掃いて捨てるほどいるし、と思ってしまいますが、この候補は回答を見る限りでは、規制には慎重な立場のようです。
設問(1):
A. 安易な図書指定がなされないように条例と運用を見直すべきだ
設問(1)の理由:
都議会立憲民主党が主導し、私もPT事務局長として、不健全の名称変更に取り組んで実現させましたが、恣意的な指定のおそれは残っており、まだ見直す余地があると考えます。
設問(1):
A. 安易な図書指定がなされないように条例と運用を見直すべきだ
設問(1)の理由:
現状に沿っていない制度である。該当図書をコンビニ等で簡単に買うことが難しくなり(陳列すらされていない)、専門書店に行かなければ買えなくなって来た現状でこの制度自体がどこまで必要なのか。
都議選の候補では、最も有名な「表現規制反対派」かもしれません。「表現の自由を守るための約束」の賛同者です。
「該当図書」が表示図書を指しているなら、成人向け書籍は基本的に指定の対象外なので、そこはちょっと意味が掴めませんでした。
設問(1):
A. 安易な図書指定がなされないように条例と運用を見直すべきだ
設問(1)の理由:
現在の規制には科学的根拠がなく、十分な検証も行われていないまま形骸化しています。このような機能していない制度は、速やかに廃止すべき。
設問(2):
補足:
今回維新の会としては公約に以下を掲げており、将来的な審議会の廃止を求めて参ります。 ①今の機能不全の8条図書指定制度の見直しを進め、審議会の公正性と透明性を高めるため、発行責任者が意見を表明できる仕組みを導入するとともに、実効性の検証を行う。 ②将来的には、行政が表現の自由を審査する仕組みを見直し、青少年健全育成審議会の廃止を視野に入れつつ、将来的には業界の自主規制に任せる為の議論を先導する
「8条指定図書」への名称変更で活動された候補で、「表現の自由を守るための約束」の賛同者です。
現行制度の廃止まで言及される方はあまりいないです。科学的根拠に基づいていない規制という点には同意します。
設問(1):
A. 安易な図書指定がなされないように条例と運用を見直すべきだ
設問(1)の理由:
図書類の指定基準が明確でなく、審議会の公開も課題となっていると考える。制度の効果検証が必要。長年の活動により8条指定図書への名称変更が行われた事を評価。大人が図書類を購入できなくなる現状は改善すべき
「8条指定図書」への名称変更で活動された候補で、「表現の自由を守るための約束」の賛同者です。この方も大田区ということで、悩ましいですね。ちなみに大田区の定数は7です。
設問(1):
設問(1)の理由:
仮想現実と現実の区別が付かず、その為に現実の社会で痛まし事件が発生している事態を放置すべきではないから
設問(2):
いわゆる「図書類」にはゲームソフト等も含むとはいえ、指定のほとんどは書籍です。雑誌や漫画は仮想現実なのでしょうか。ゲームも積極的に指定せよという考え?