住み心地、武蔵野市がトップ 商業・自然とも充実
不動産情報サイトのネクストと立教大学が共同で東京都内の主要42市区に居住する人を対象に住み心地を調査したところ、武蔵野市が満足度1位だった。都心部に出やすい交通利便性を確保し、商業施設も充実しながら、井の頭公園など自然が豊かな点が評価された。このほか上位の市区は、JR中央線寄りの西部の市区や、都心・湾岸地域の区が目立った。
2位の府中市は図書館や公園が充実している点が評価された。3位の杉並区は23区中でトップで、商店街の充実を評価。4位の中央区は犯罪が少なく夜道が安全な点が理由に挙がった。
調査は10月中旬にインターネットで実施し、都内の同じ市区に1年以上住む20歳以上の男女6291人から有効回答を得た。有効回答数が140以上だった23区19市の計42市区をランキングした。
一方、住む場所を変えるとしたら「また同じ市区に住みたいか」を尋ねた「継続居住意向」の調査でも1位は武蔵野市だった。港、中央など都心の区が続いた。