3年目の上昇相場でも、超強気が禁物な3つの理由
編集委員 前田昌孝
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東京・日本橋兜町には「株を枕に寝正月」という格言がある。昨年の日経平均株価は56.72%の上昇と戦後4番目の上げ相場になり、市場には先高観が満ちているからだ。しかし、バブル崩壊が始まった1990年の正月も「株を枕に……」がぴったりの雰囲気だった。今年は上がるかもしれないが、ベテラン投資家に本音を聞くと「難しい年になりそうだ」との反応も多い。消費税率引き上げの反動、内閣支持率の低下懸念、そして米国...
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