くまモンが4コマ漫画に 熊本県が原案募集
生みの親が監修
熊本県は28日、同県のPRキャラクター「くまモン」の4コマ漫画を制作することを決め、来年1月から原案を募集すると発表した。採用作品は新聞紙面に連載する予定。採用された原案はくまモンの生みの親で熊本県出身の脚本家、小山薫堂氏が監修して漫画に仕上げ、考案者のペンネームを表記する。
募集する漫画原案は日常で感じるちょっとした幸せや驚きのエピソード。応募はイラストに説明を加えた絵コンテのほか、文章だけでも可能という。締め切りは来年3月15日で、連載する新聞や開始時期は未定。同県くまもとブランド推進課は「1年くらいは連載したい」としている。
同県によると、今年1~6月のくまモン関連商品の売上高は約118億円。同県の蒲島郁夫知事は28日の記者会見で「末永く愛され続けてほしい。来年はぜひ世界展開をしたい」と意気込みを語った。
小山氏は「3年前に九州新幹線開業キャンペーンのおまけとして誕生したくまモンが予想以上の支持を得た。次のステージに押し上げるため、みなさんと一緒に物語を作りたい」とメッセージを寄せた。〔共同〕