この記事は会員限定記事です
中比関係、香港が新たな火種に メイド規制など経済制裁論浮上
[会員限定記事]
【香港=川瀬憲司】中国とフィリピンの関係悪化に、香港が影を落としている。香港人観光客8人が死亡したマニラでの2010年のバス人質事件を巡るフィリピン政府の対応への不満が香港側で噴出。フィリピンの重要な外貨獲得源であるメイドの入境停止など経済制裁論も浮上している。中国政府も香港の動きに呼応する構えをみせており、南シナ海での領有権問題に加えて中比関係の新たな火種になりつつある。
事件が蒸し返された直...
この記事は会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。
残り685文字