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元FRB理事ミシュキン氏「米の出口戦略に追い風」
異次元緩和を聞く(上)
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日銀が「異次元緩和」に踏み切って2週間。黒田東彦総裁の国際舞台デビューとなる20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議も米ワシントンで始まる。海外の金融政策の専門家に黒田日銀の政策評価を聞いた。
過度の上昇注意
――黒田総裁は緩和手段を総動員しました。
「極めて評価できる。金利がゼロ近辺に低下しても、予想物価上昇率を高めれば長期の実質金利は下がり、景気を刺激できる。残存期間40年の超長期債...
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