コカ・コーラ、ミャンマーで60年ぶり販売
【ニューヨーク=共同】米飲料大手コカ・コーラは10日、約60年ぶりにミャンマーで主力商品「コカ・コーラ」の販売を始めたと発表した。ミャンマー政府による民主改革の取り組みを受け、欧米諸国の経済制裁緩和の動きが加速していることが背景にある。今後も外国企業の進出が加速しそうだ。
コカ・コーラによると、ミャンマー国内の飲料会社と協力し、早期に現地生産を行う予定。最大都市ヤンゴンを訪れたコカ・コーラのケント最高経営責任者(CEO)は「再びミャンマーの人々と、より良い未来を築く機会を得て光栄に思う」と声明を発表した。
コカ・コーラ製品は世界の200以上の国・地域で販売されているが、ミャンマーは同社が進出していない数少ない国の一つだった。