三越伊勢丹、14店で表示と異なる食材 「深くおわび」
三越伊勢丹ホールディングスの赤松憲常務は6日午後、百貨店内のレストランなどでメニューの表示と異なる食材を使っていた問題を公表した記者会見で冒頭「すべてのお客様並びに関係者の皆様に深くおわび申し上げます」と陳謝した。
メニュー表記と異なる食材を使っていたのは三越伊勢丹グループ内では日本橋三越など8店舗のレストラン13店、伊勢丹会館での1店の合計14店。「芝エビ」「大正エビ」と表記していたメニューで「バナメイエビ」を使ったほか、「牛フィレ肉」では「加工肉」を使用するなど、全部で52のメニューで誤表示があった。売り上げにしておよそ3億円分に相当する。消費者に対しては利用状況を確認した上で、該当店舗で代金を返金するという。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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