セブン銀ATMにスキミング機器 都内4カ所で被害
取引データ3200件不正取得か
セブン銀行は28日、東京都内4カ所のATMにカード情報を不正に読み取るスキミング機器が取り付けられていたと発表した。3200件分の取引データが不正取得された可能性がある。ただ現時点では不正出金などの被害は確認していないという。
被害があったのは新宿区と豊島区内の4カ所にあるATM。1月22日から2月26日にかけて、スキミング機器が取り付けられていた。同機器は海外のATM取引時に使用するデータだけを読み取る仕組みだった。
セブン銀行は警察に届けるとともに、提携金融機関と連携し被害状況の確認を進めている。同時に同行が設置する全てのATMを総点検し、利用者に注意喚起を呼びかけた。
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