新幹線運転中に8人が携帯使用 JR東海の運転士
JR東海は24日までに、東海道新幹線の運転士が運転中、業務用携帯電話で私用の通話やメールのやり取りをしていたと発表した。見習運転士を指導中の運転士による携帯使用が10日に発覚。その後、新幹線の全運転士(736人)を対象に調査したところ、計8人が私用で携帯を使っていたことが判明した。
同社は新幹線には自動列車制御装置(ATC)がついているため安全性に直結するものではないとしている。ただ内規は私用で業務携帯を使うことを禁じており、8人を減給などの処分としたうえで業務から外した。運転士の私用の携帯電話は、電源を切ってかばんに入れることになっているという。