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断てるか、韓国の「接待文化」 新法成立しても大揺れ
電子編集部次長 山口真典
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「会食や酒席」「盆暮れの付け届け」――。伝統的な韓国の慣行がなくなるかもしれない。朴槿恵(パク・クネ)大統領が3月26日に裁可した法律を巡り、韓国社会が揺れている。貧富の格差に不満を強める多くの庶民は歓迎するが、圧倒的多数で可決したはずの国会では修正論や違憲論が渦巻く。公務員と業界の癒着を断つ画期的な試みではあるが、実際に施行までこぎ着けられるかは予断を許さない。
「不正請託および金品など授受の...