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再び正念場のシャープ、人件費を緊急削減
今期赤字へ
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シャープは2015年3月期の連結最終損益が赤字となる見通しになり、新たな経費削減策を実施する方針を固めた。時間外労働(残業)カットなどで合計45億円程度の固定費節減を見込む。労働組合は今春の労使交渉で電機連合の「統一闘争」から3年連続で離脱し、ベースアップ(ベア)を要求しない方針。労使一体で緊急対応を急ぐ。テレビなどの不振に加え、頼みの液晶事業でカバーできないのは誤算だ。再建は再び正念場を迎える...