JAXA、ポリオの拡大予測に衛星の地形データ活用
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宇宙航空研究開発機構(JAXA)は世界保健機関(WHO)と協力し、途上国でのポリオ(小児まひ)対策に、観測衛星で集めた地形データを役立てる試みに乗り出した。ポリオウイルスが河川などを通じてどう広がっていくかを予測することができる。ポリオは2014年に西アジアなどで流行し、WHOが5月に緊急事態を宣言した。世界の公衆衛生対策に日本の宇宙技術を生かす。
ポリオはウイルス感染が原因で手足などにまひが起...
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