韓国財閥、経営構造に批判
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コリア・ディスカウント――。市場関係者の間で韓国企業の評価を低下させている要因として挙げられるのが、予測不能な北朝鮮を抱える地政学的問題と、オーナー家が経営を支配する「大企業集団」(財閥)が不透明な支配構造をとるガバナンス問題の2つだ。
多くの財閥はオーナー家が少ない持ち分でグループを支配するため、グループ会社で順繰りに株式を保有する「循環出資」の構造を持つ。サムスンだけでなく、...
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