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ゲノム編集、テロ悪用警戒 FBIが監視強化
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【シリコンバレー=兼松雄一郎】米連邦捜査局(FBI)が遺伝子工学のテロへの悪用を防ぐ対策に乗り出している。生物の遺伝子を自由に改変できる「ゲノム編集」の急速な普及を受け、同技術を用いた生物兵器などの量産を警戒。研究者や関連企業との接触機会を増やすなどして情報収集を強化している。
ゲノム編集は遺伝子の特定部分を取り除いたり違う遺伝子を新たに挿入したりする操作技術で、切り貼りが自在にできる。より使い...
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