北朝鮮の高麗航空にサイバー攻撃 米中央軍と同じハッカーか
【ソウル=共同】北朝鮮唯一の航空会社、高麗航空のフェイスブックが14日、中東の過激派「イスラム国」を称するハッカーに乗っ取られるサイバー攻撃を受けた。
ハッカーは預言者ムハンマドの後継者を指す「カリフ」にちなみ「サイバー・カリフ」とも名乗っている。同じ名のハッカーが12日、米中央軍のツイッターやユーチューブの公式アカウントも乗っ取っている。同一のハッカーかどうかは不明。
ハッカーは高麗航空のフェイスブックに、車に乗った男たちが銃を突き上げている写真を掲載し、「共産主義悪党国家の北朝鮮と中国はイスラム戦士の敵と連携したことへの代価を支払うことになる」と書き込んだ。