九電も首都圏で小売り 出光・東ガスと石炭火力
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九州電力は出光興産や東京ガスと組み、首都圏に大型の石炭火力発電所を建設する方針を固めた。出力は最大200万キロワットで、中部電力や関西電力など首都圏参入組が計画する発電所の中で最大級。総事業費は2千億~3千億円を見込む。2016年の電力小売り全面自由化をにらみ、最大消費地に足がかりを築く。
東京電力が中部・関西圏に進出するなど電力会社の相互参入が相次いでいる。地域独占が続いた市場で競争がおきれば...
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