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百度、広告不正で急減速 4~6月3割減益
「中国独占」弊害次々と
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中国インターネット検索最大手、百度(バイドゥ)の業績が急失速した。29日発表した2016年4~6月期決算は純利益が前年同期から3割減少。4月下旬に検索連動型広告を巡る不正が発覚し、関連収入が落ち込んだためだ。周辺事業でも新たな問題が次々噴き出し、経営を揺らす。政府の保護を受けて急成長を遂げてきた「中国のグーグル」は巻き返せるか。
「厳しい第2四半期となった」。百度が開いた電話会見。李彦宏最高経営...