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廊下にまで患者 エボラ熱、治療の日本人医師報告

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エボラ出血熱の流行国の一つ、西アフリカのシエラレオネで治療に当たった豊島病院(東京・板橋)感染症内科の足立拓也医師が12日までに病院内で報告会を開き、廊下に患者のベッドが並び、医師や看護師までもが死亡する現地病院の厳しい状況を紹介した。

足立さんは7月10~25日、首都フリータウンから東に車で5時間ほどのケネマという町の国立病院で活動した。

感染が確定した患者と疑いのある患者は病棟が別で、計約60人が収容できるが、「日によっては患者があふれている」状態だったという。病室が足りず廊下にもベッドやマットレスを置き、その間を防護服姿の看護師らが行き来していた。

患者の過半数が助からなかった。7月には対策の第一人者だった現地の医師が死亡したほか、45人の看護師のうち11人が感染、5人が死亡し「非常に大きな衝撃を受けた」と語った。

足立さんは「医療従事者の感染やストによって現場は疲弊し、病院の人繰りが回らなくなってきている」と危機感を述べた。〔共同〕

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