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投信不信 迷うマネー 金融庁批判で「毎月分配」自粛
14年ぶり資金流出
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個人の代表的な資産運用商品である投資信託がパッタリと売れなくなった。2016年度は14年ぶりに解約と償還額が購入額を上回る資金流出を記録した。主因は圧倒的な人気を誇った「毎月分配型」の急ブレーキだ。長期で資産を形成する投信を増やしたい金融庁と売れる商品を提案できない金融機関のはざまで、行き場を失った個人マネーがさまよっている。
「消費者の真の利益を顧みない生産者の論理が横行している。そんなビジネ...