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政治再生へもがく 経験と突破力の選択に
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11月の米大統領選に向けた候補者選びが収束してきた。病める超大国の変革を望むのは同じでも、与党・民主党の大勢は「主流派」の経験に頼り、野党・共和党の多くは「反主流派」の突破力に賭けようとしている。
米国民が何よりも失望しているのは、政治の停滞だ。党派の対立で機能不全に陥り、特定勢力の圧力でゆがんだ民主主義の再生をだれに委ねるのか。その担い手探しにもがいているのが、いまの米国の姿だろう。
ワシント...
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