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(社説)夫婦別姓問題を直視したい
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夫婦別姓を認めない民法の規定が憲法に違反するかどうかが争われた訴訟について、最高裁は大法廷で審理することを決めた。大法廷では裁判官の15人全員が審理に加わり、初の憲法判断を下す。
夫婦別姓はこれまでもたびたび政府、政党内で議論されながら、そのままにされてきたテーマだ。社会全体で改めて正面から向き合い、考えていく必要がある。
民法は結婚の際、夫婦が同じ姓を名乗るよう定めている。この規定を巡り男女5...
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