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中国特需は本物か
4月工作機械受注2.4倍 膨らむ省力化投資 政策バブル陰りも
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工作機械の中国特需が続いている。日本工作機械工業会(東京・港)が23日発表した4月の受注額(確報値)によると、中国向けは311億円と前年同月の2.4倍に増えた。中国企業が「世界の工場」としての競争力を保つため、スマートフォン(スマホ)や自動車の工場で省力化投資を進めているためだ。一方で中国経済は投資が過熱気味で、機械需要もバブル懸念を拭えない。
「外需は強含みになってきた。中国の盛り上がりが全体...