カジノ法案、議論生煮え
合法性・経済効果・ギャンブル依存 衆院委可決、各党折り合わず
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カジノを中心とした統合型リゾート(IR)を推進する法案(カジノ法案)が2日、衆院内閣委員会で可決された。自民党や日本維新の会が賛成する一方、民進党は「審議時間が不十分だ」と抗議し、採決を棄権した。計6時間強のスピード審議などを通じて浮かび上がったのは(1)カジノの合法性(2)経済効果(3)ギャンブル依存症対策――という3つの論点を巡る溝だ。(関連記事政治面に)
自民、維新両党などは14日まで延長...