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投稿小説更新情報(2017/9/29)


pixivさんに投稿させていただいている乙女ゲーム風ファンタジー小説(シリアス)「選帝のアリス」の第3章「七色の瞳の皇帝候補たち」の続きを更新しました。

本当は土曜日更新にしたかったのですが、明日も出勤で更新できるか分からないので、先にやっておきました。

今回更新分では皇帝候補7人中4~6人目までが登場しています。

それに伴い、アリス用語解説一覧の詳細解説ページも3人分解放しています。

7人目が遅刻したままですが、第3章が終わるまでには必ず出て来ますので、そこはご安心ください。

今回登場の3人のネーミング由来は聖職者ということで神聖な書物のイメージで、でも特定の宗教色を出したくないのでこうなった、というものと、「華ではなく葉っぱ」だけどただの葉っぱじゃなくて良い感じの葉っぱというイメージと、一生懸命勉強して教科書にマーカーでラインを引いているイメージから付けています。

エスリヴェールの名前法則に当てはめてしっくり来る単語というのがなかなかに難しいので、ネーミングにはわりと苦労しています…。

あと、今日更新していて気づいたのですが、pixivさんの投稿小説、上限文字数が30万文字のようですので、この物語、「1,2,3…」という感じで途中で分割されていく可能性もあります。

(何せ既に現時点で1万文字をとっくに超えていますので…。)

その場合、現在巻末に付けている用語解説一覧をどうするのかも検討中です。

(本文中の単語に用語解説詳細ページへの外部リンクを付けているので、いっそのこと巻末の用語一覧は削ってしまうのもアリかと思っていますが、どうでしょう…?)

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ジャンル : 小説・文学

小説更新情報(2017/9/23)


ラブコメ・ファンタジー小説「魔法の操獣巫女エデン」Episode3の続きをアップロードしました。

Decoration Mode LV1~2は、前回LV0更新部分(第4段落)LV0は第5段落(最終段落)をUPしています。

まだLV0だけですが、やっとEpisode3が完結しました!

思えば「ほぼネタ」から始まったこの小説も、何だかんだで結局「津籠節」がかなり入っている気がします…。

元々ジャンルにも世界観にも設定にも「これじゃなきゃイヤだ!」というこだわりが無い「節操なし」な上、Profileにも書いている通り「好きなものは人間ドラマ」なので(そしてどんなジャンル、どんな内容であれ(ラノベであっても。)人間が出る以上、必ず何かしらの人間ドラマは発生するので)いざ書き出すと書くこと自体が楽しくなってしまい、どんどん凝りだしたり、深い設定や内容を追加しだすので、たとえ始まりがどうであろうと結局は全部「津籠カラー」になってしまう気がします…。

あと今回第4段落には用語解説「おもむろに」を追加しています。

花咲く夜に君の名を呼ぶ」でもこの言葉の解説をつけていたのですが、なぜこの言葉に解説を付けているのかと言うと、意外と勘違いして使っている(←まぁ、言葉は時代により変化するモノなので、あながち「勘違い」とも言えないのですが。)人の多い言葉だからです。

日常で使う分には構わないと思いますが、国語のテストで勘違いしたままだと危ないので、気になる方はチェックしてみてください。

ちなみに「エデン」は他の小説よりも「国語が苦手な人でも読める小説」を目指して作っていますので、他の小説より用語解説は多めと言うか、他の小説では解説を付けないような一般的な(?)言葉にも解説を付けるようにしています。

(デコレーション・モードLV1~2で他の小説よりルビが多かったり、LV2で絵文字・文字装飾を使ったり、他の小説に比べて用語解説のビジュアル面が強化されているのもそのためです。)

…まぁ、実際に「国語が苦手だけど小説が読みたい!」という方が訪れてくださってリアクションを残してくださらないと、その作戦が功を奏しているのかどうか全く分からないのですが…。

プロですらない物書き一人が、こんな風に細々と実験的な小説を作ってみたところで、昨今の活字離れや読書離れをどうこうできるかはサッパリ分かりませんし、ムダな努力というものなのかも知れませんが、何と言うか「思いついてしまったのなら、やらねばなるまい」という感じなんですよね…。

これが“正解”なのかどうかは分からなくても、もしもまだ他の誰も思いついていない答えを自分だけが見出してしまっているのだとしたら、それはとりあえずやってみたら良いのではないかな…と。

このムダに手間のかかる工程が報われるかどうかは分かりませんが、こんな風に生きていくのはきっと、普通に生きていくよりずっと面白いのではないかと思うので。

ただ、この実験的試みで余分な時間をとられているせいで、更新ペースがゆっくりとなってしまい、読者様をお待たせしてしまっているのは本当に申し訳ないと思っています。

そこのところは毎度、本当にスミマセン…猫絵文字(汗1)

(昔からの常連さんで「最近、津籠のやつpixiv投稿小説とか始めたけど、アレ、サイトの小説に比べて更新スピード速くね?」と思っている方がいらっしゃるとしたら、それはWEBページを自分で作らなくて良い分(←いや、実際には用語解説とかで作っちゃってますけど。)作業工程が劇的に少ないせいなのです。ただ「選帝のアリス」も、今後pixiv小説の独自機能を使えるだけ使ってイロイロする予定(←できることならマルチ・エンディング)なので、そこから更新スピードが落ちる可能性もあるかも知れません…。)

あと、今後の予定なのですが、とりあえず「エデン」のLV1~2を最終段落までUPした後は、以前から予告していた通り、(サイト小説では)ブラプリを優先して作っていきます。

ただ9月下旬から本業の方が忙しくなりそうですので更新スピードは自分でもまだ分かりません。

(何せ10月は土曜休みが1回しか無いというスケジュールなのです…。当然残業も増えますし…猫絵文字(汗5)

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投稿小説更新情報(2017/9/23)


pixivさんに投稿させていただいている乙女ゲーム風ファンタジー小説(シリアス)「選帝のアリス」の第3章「七色の瞳の皇帝候補たち」の続きを更新しました。

皇帝候補7人中1~3人目までが登場しています。

それに伴い、選帝のアリス用語解説の用語も3人分解放しました。

あと、2章ラストに用語解説「エスリヴェール」を追加しています。

皇帝候補たちのネーミングは適当なイメージからなのですが、3人目のサッカー青年風(←異世界なのでサッカーそのものではない。)皇帝候補の名前は、日本代表チームのシンボルであるヤタガラス(のカラス)から取っています。

(1人目は青空、2人目は剣と猛獣のイメージから。)

各候補者ともに、ちょっとした秘密だったり過去だったり悩みだったりを抱えていたりするのですが、用語解説の個別詳細ページにはその辺りのヒント的なもの(?)がチラッと出ていたりもします。

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家族だって、通じ合えるとは限らない。


よく「家族だから分かり合える」「言わなくても分かるよ、だって家族だもん」というセリフがありますが、実際問題、家族だって分かり合えないことはたくさんありますし、言葉に出さないと伝わらないこと――それどころか、言葉に出しても分かってもらえないことも、たくさんありますよね?

とは言え前述のセリフもきっと、世の中に数えきれないほど存在する家族を、タイプ別に何パターンか分けたうちの“ある1つの理想的な家族のパターン”を想定して書かれている、というだけなのでしょうが…。

自分は元々シビアな性質なので『家族だから』という理由だけで『分かり合える・通じ合える』と単純に信じることはできません。

それは勿論、一緒にいる時間が長い分、赤の他人よりは相互理解できる可能性が高いでしょうが、それだって24時間ずっと絶えずそばにいるわけではないのですから、家族でも知らないこと、家族でも分からないことはあって当然だと思うのです。
その、一緒にいられない一日のうちの何時間の間に、各人が、学校や職場やTVや本やインターネットなど、一人一人違う場所で一人一人違う影響を受けていくわけですから、同じ家族であっても頭の中身は(程度の差はあれ)“別物”に育っていくはずです。

それに、家族の言葉やアドバイスが常に“ちゃんと”受け止められるとは限りません。

たとえば思春期など、同世代の友人の方ばかり大事にして・友達づき合いの方が大切で、むしろ家族からの干渉を嫌がり、ちょっとした言葉でも受け入れられない多感な時期というのも(人にもよるでしょうが)あるはずでし、家族でさえ信じられず、むしろ見ず知らずのネットの言葉の方を信じてしまうという心理状態も存在するはずです。

結局のところ、家族間であっても結局は人と人とのコミュニケーションの問題であって、分かり合えるかどうかは当事者の気持ちや相性、あるいはコミュニケーション能力や努力次第ということに変わりはないのではないでしょうか。

たとえ一方が「理解して欲しい」と思って努力したとしても、あるいは「ここがイヤだから直して欲しい」と思って言動に表したとしても、相手に「理解しよう」という気持ち、「そう言うなら直そう」と思う気持ちが無ければ思うような結果は得られません。

それに、相手にそもそも「理解する能力」自体が無かったり、他人がイヤがっていても分からない・気にしない無神経な性格だったりした場合も同様です。

しかも場合によっては「自分の息子or娘だから」「弟or妹だから」という理由だけで相手を下に見たり、ナメてかかったり、そもそも相手にしなかったりということもあります。

あるいは「家族だから分かってもらえるだろう」「家族だから許してもらえるだろう」と、“家族であることに甘えて”ヒドイことを言ったりしたりということもあります…。

むしろ他人の方が、ある程度の緊張感を持って“気を遣う”から上手な関係性を築ける、ということだってあるのです。

(そして、また逆に「家族で互いの性格をよく知っている」→「これを言ったら相手がキレると分かっている」→「だから恐くて(気を遣って)言えない」というパターンもあったり…。)

もちろん世の中には、それこそ「家族だから何でも分かり合える」という理想的な家族関係を築けている家族もあるでしょう。

でもきっとそれは「家族だから」だけではなく、その上で「家族間のコミュニケーションが上手くいっている」だとか「家族同士の距離のとり方が上手い」といった別の要素が存在するはずです。

だから「家族だから何でも上手くいく」とでも言うような“家族幻想”とでも言うようなモノって、むしろ大切なモノを見落とさせて、家族の形を歪ませる“まやかし”なんじゃないかと思うことがあるのです。

…まぁ、その“まやかし”に一番ダマされていたのは、何を隠そう自分自身なんですけどね…。

自分も学生時代は愚直なまでに「家族なんだから、きっと分かってもらえてる!」と信じていました。

我が家は父も長男もカンシャク持ちと言うか、繊細過ぎると言うか、何かと難しい性格をしていたので、自分は自ら進んで緩衝材の役割と言うか“ピエロ役”を買って出て、“家族を笑わせるおばかさん”のように振る舞っていました。

何かとプライドが高く他人に劣等感を抱くといじける兄弟に配慮(?)して、決して家族の前で自らの成績を誇らず・自慢せず、むしろ自分のダメなところを晒して安心してもらうようなこともしていました。

まぁ、小ズルイ処世術と言ってしまえばそれまででもあるのですが。

でも、そんな風にピエロを演じて、自分のダメなところをアピールするようなことをして……それでも、そのことで相手からバカにしたようなことを言われるのは、思春期の人間として密かに傷ついていたりもしたのです。

けれど「自分がこうして“あえて”ダメな子を“演じて”いることは、きっと母には分かってもらえているはず!」「と言うか、他の家族にだって、本当に本気で救いようのないおばかさんだとは思われていないはず!」と何の根拠もなく信じていたのですが…

しかしながら、しばらく後、ふとした家族の言動から自分が本当に本気で「おばか」と思われていたことを知ってしまい、ショックを受けることになるのです。

…って言うか、本当に本気でおばかな人間が(一教科だけでの成績とは言え)偏差値80とか取れるはずないじゃないですか…。

兄弟はともかく、親たちは一応、学校や模試の成績を見てきたはずなのですが…正直、意味不明です。

百歩譲って、自分のちょっと“天然”なところが「おばか」っぽく見えていたのだとしても…、それは家族から本気でバカにされるような種類の「おばか」ではないと思うのです。

しかしながら、そのことで自分がいかに“家族という幻想”に囚われた甘ちゃんだったかを思い知りました。

(「家族でも100%は理解してはもらえない」というのは、いろいろあって保育園児の頃には既に理解していたのですが、それでもまだ「大事なことは理解してもらえるはず」という思い込みがあったようです。)

世の中にはたぶん、過去の自分と同じように家族幻想に縛られているせいで苦しんでいる人間が他にもいるんじゃないか、と思います。

あるいは家族幻想に囚われた他人から「家族なんだから分かってあげられるでしょ」「家族なんだから何とかできるでしょ」という無茶ブリをされて苦しんでいる人が…。

たとえ「家族を何とかしたい」と心から望んでいても、相手にその気がなかったり、本人に能力がなかったりで、できないことも多々あるはずなんですけどね…。

“家族”なんて、きっとそんなに万能なものではないはずです。

「家族だから」と言って「何でも可能にする・分かり合える」魔法が発動するわけでもありませんし、世の中どんなに努力してもどうにもできない「運命」のようなものがあるように、家族だってどうにもならないことが沢山あるはずです。

べつに「家族なら分かり合える」を否定するつもりはありませんが(←むしろ「そういうこともあるんだ」という希望にもなり得ると思うので。)それ“ばっかり”が世にはびこるとしたら、それは健全ではないなぁ、と思うのです。

(まぁ、むしろ最近は「家族でも他人」「個人主義」という考えが増えている気もするので、どっちが多数派・少数派なのかは自分には分かりませんが。あと、どっちの考えを支持するとかではなく「両方無いと不便だろう」と思っているのですが。)

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小説更新情報(2017/9/17)


ラブコメ・ファンタジー小説「魔法の操獣巫女エデン」Episode3の続きをアップロードしました。

Decoration Mode LV1~2は、前回LV0更新部分(第3段落の終わりまで)LV0は第4段落をUPしています。

新規装飾用語は2コ、用語解説も2つ(大砲、砲弾)追加しています。

Amazonと言えど、さすがに本物の大砲と砲弾は売っていないので(むしろ売っていたらヤバイですね猫絵文字(汗笑))用語解説画像は装飾用インテリアと、ビニール製の砲弾を使っています。

(あと、大砲&砲弾モチーフのオモチャやら雑貨。)

レベル0は、あとエピローグを残すのみというところまで来ました。

作者的にも「やっと…」という感じですが、リアルタイムでお待ちいただいている読者様にとってはもっと「やっとか…」という感じでしょうね…。

長くかかってしまっていて本当にスミマセン…猫絵文字(汗4)

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投稿小説更新情報(2017/9/16)


pixiv投稿小説「選帝のアリス」の第2章「遊戯(ゲーム)の国の選帝姫(アリス)」の続きおよび第3章「七色の瞳の皇帝候補たち」冒頭をアップロードしました。

用語解説「アイナヴリス・エタジヴァン」も追加しています。

(おそらくピクシブさんにログインしていない状態で)ページ閲覧時にリンク付きの用語が変な表示になっている問題は、いろいろ試行錯誤してみましたが、現状では解決策が見つかっていません…。

なので、しばらくはこのままになるかと思います。スミマセン…猫絵文字(汗5)

あと、用語解説一覧の方ではフライングで皇帝候補たち7人の名前とちょっとした説明が出ていますが、個別の詳細ページはまだUPしていないため、見出しをクリックしてもジャンプはできません。

第3章は一人遅刻している皇帝候補がいますが、彼もちゃんと第3章のうちに出て来ますので安心(?)してください。

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小説(ブラプリ)&投稿小説更新情報(2017/9/9)


異世界召喚系ファンタジー小説「ブラックホール・プリンセス」Episode2「勇者はこうして創られる」の第4段落第5段落冒頭(街中デート序盤)と、pixiv投稿小説「選帝のアリス第2章の続きをアップロードしました。

ブラプリはこの後アクションシーンに入っていくので何かと大変そうです(←作者が)…。

ギャグだけどアクションで、アクションだけどギャグ」という感覚を、何とか上手く表現していきたいところなのですが…。

あと、用語解説「ランス」の画像が、さすがに本物の槍の画像は無かったので(←見つけ方が悪いだけかも知れませんが)、プラモデルのランスでスミマセン。

選帝のアリスは、乙女ゲーム風小説なのに、なかなか攻略対象が出て来なくてスミマセン…。

(世界設定がなかなか複雑なので、その説明に行数を取られてしまっているのです。)

第3章では出て来ますので…。

(第3章は皇帝候補たちとの初顔合わせ回なので、7人全員出て来ます。)

7人もいると、個性の振り分けや外見のバランスを取るのがなかなか大変だったのですが、頑張りました(←設定を)。

あと、この「選帝のアリス」、普通のブラウザや携帯で見ると、何だか外部リンクの部分でエラーが出るので、そのうち原因を探って修正する予定です。

(まだ機能を把握しきっていないので…。)

あと他にも直したい部分はいろいろあったりするのですが、時間も無いので時間があったら直したいなぁ…と。

(pixivさんから外部サイトへ移動する際に確認メッセージが出てしまうため、せっかく字体(フォント)を変えて意味が読み取りづらいように難易度を上げたオリジナル用語の意味が、URLでバレバレになってしまっている件です…。まぁ、油断して安易なURL(ファイル名)にしてしまった自分の自業自得なのですが…。)

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小説更新情報(2017/9/3)


ファンタジー・ラブコメ小説「魔法の操獣巫女エデン」のEpisode3第3段落を、デコレーション・モードLv1・2は前回Lv0の更新部分を、Lv0は第3段落の終わりまでアップロードしました。

どっちにしろ短いですけど…。スミマセン…。

Episode3はあと段落が2つで終了です。
…で、その2つの段落には今後のわりと重要な伏線が入る予定です。

(まぁ、下書きはもう「あとはシメるだけ」というところまで書いてあるので、予定も何も普通に入るでしょうが…。)

Episode3を書き終わったら、しばらくは「ブラプリ」の方を(第3話くらいまでは)優先して書いていきたいと思っています。

(正直、アイディア自体は溜まっているので、書かないとむしろストレスが溜まりそうなので…。
まぁ第2話でこれから予定されているアクション・シーンなど微妙に厄介なパートが残っているので、上手く書いていけるか不安はありますが…。)

現在連載中のものは他に「選帝のアリス」もありますが、あれはWebページを作らなくて良い分(←いや、実際には用語解説とかで作っちゃってますが。)他の小説に比べて手間が1/3以下なので、アイディアさえ途切れなければ書き続けていける感じです。

前の記事でも書いた通り、これは次回作に向けた「女主人公の一人称」の習作でもあるのですが、内容はそれなりに濃いです。

書きたいものがいろいろいっぱいあり過ぎて「自分があともう2人くらいいればいいのにな」と思う毎日ですが、自分は1人しかいないので頑張ってコツコツ書いていきます。

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自分の意見を通したいなら…

世の中見ていると「押しつけてでも自分の意見を通したい」「自分の考えが通らないなんて許せない」という人々がちらほらいるように見受けられます。

これが時々、とても不思議に思えるのです。

なぜなら自分は物心ついた時から「押しつけてでも自分の考えを受け入れさせたい」という思いが薄いタイプの人間だからです。

そこまでして周り中に自分の意見を受け入れられたいと思うほど、自分の考えに自信を持っているわけではありませんし…。

そもそも、どんなに優れた意見であったとしても、1ミリの欠陥もデメリットも無いということはないと思いますし、極論を語ってしまえば大概の意見がいびつに歪むものだと思っています。

それに自分の場合、たぶん物事の優先順位がそもそも違う気がするのです。

自分にとって大切なのは「自分の意見が通ること」より「最善の手段を選択すること」「真実を選ぶこと」なのです。

そもそも人類は、自分たちの住むこの宇宙のことでさえ、まだ数パーセントしか解明できていないわけで…そんな世の中知らないことだらけの人類のうちの一人である自分が、そうそう“正解”を出せるとは自分でも信じられません。

それに世の中、自分より頭の良い人間など山ほどいますし(実際、偏差値80(国語)出しても全国的には3ケタ順位だったりして『上には上がいるなぁ』と遠い目になったことが高校時代にありますし。)、自分の出した意見が“死路”で他の方の意見の方が“活路”である可能性は、結構あるんじゃないかと思うのです。
そんな時にかたくなに自分の意見を通してしまったら、周り中も道連れにして皆いっしょに破滅への道まっしぐらじゃないですか。
そんな業の深いこと、考えただけでゾッとします。

でも「自分の意見を受け入れてもらいたい」という思い自体は、自分にも分かります。

特に今の世の中「白か黒か」「YesかNoか」の二者択一で、敗者の意見は気に留められることもなく切り捨てられることも多いので「意見が受け入れられなかったら、そこで自分はもう終わりだ。否定され、切り捨てられるだけなんだ」という切迫感を感じる人がいるのも無理はないことだと思うのです。
でも、そこで強引に自分の意見を押し通したりするのは「北風と太陽」の北風さん的でかなり「いただけない」ですが…。

そもそも本当に本気で自分の意見を受け入れてもらいたいなら「俺の話を聞け。他の意見を言うな。俺の意見だけに耳を貸していればいいんだ」みたいな感じでガンガン押していくのでなく、もっと別の方法を取る方が賢明だと思うのですが…。

人間は一人一人がそれぞれ考える頭を持っていて、歩んできた人生、抱える事情も一人一人違っているわけです。
だから意見や考えがバラバラになったとしても仕方のないこと、むしろ当然のことなのです。
それを「自分以外の考えは全てダメな意見だ」とばかりに無視し、否定して自分の意見を押し通せば、反感を買うのが普通だと思うのです。

だから、自分の意見を受け入れてもらいたいなら「押しつけ」ではなく「努力」をするべきだと思うのです。

自分の意見を理解してもらうために言葉を尽くすことだとか、他人との意見のぶつかり合いの中で“軌道修正”をして、受け入れてもらいやすい妥協点を探ることだとか…。

(まぁ、その「言葉を尽くす」「一生懸命意見を語る」ことも、時と場合と相手によっては「押しつけ」と受け止められかねないので、そのあたり匙加減が難しいと言うか「世の中難しいなぁ」という感じですが…。)

個人的には「意見を受け入れられたいのなら、そもそも受け入れられる“価値”のある意見を出せなくてはならない。そんな意見を出せる自分でありたい」と思っています。
もし自分の意見が周りに受け入れられたとしても、自分はその受け入れてくれた人たちに何が返せるわけでもありません。
だからその意見自体が、受け入れてくれた誰かにとって有意義なものであるべきだと思うのです。

そしてそんな有意義で価値ある意見を創造するためには、自分の狭い思考領域だけで全てを決めようとするのではなく、他人の意見からも様々なことを学び、より思考を深めていくべきだと思うのです。

他人の意見が大切な理由は「“自分が歩んでこなかった人生”を歩んで来た人間の視点を学べる」ことにあると思います。
その人の肩書やスペックがどうこうではなく、自分とはタイプの異なる考えを知ることができるという、そのこと自体にまず価値があるのです。

でも世の中、自分と立場の異なる人間だというだけで相手を軽んじたり、自分と違う意見だというだけで否定したりする風潮があるのは、とても悲しく、もったいないことだと思います。

「他人の意見をどうしても受け入れられない、受け入れたくない」という人は、もしかしたら現在、心がとても傷つき、弱っている人なのかも知れません。
他人の意見を受け入れてしまったら自分の意見が否定される気がして、心をトゲだらけにしてバリアーを張ることしかできない人なのかも知れません。

本当は、自分の意見が否定されることなんて、そんなに恐がらなくてもいいはずなんですけど…。
意見の1つや2つ否定されたところで、その人自身が否定されたわけではありませんし。

(まぁ中にはその人自体を否定しようしてくる人間もいたりしますが。あと否定の仕方自体が無茶苦茶な暴言だったりする人もいるので、それはそれで(いろいろな意味で)コワイなぁと思うわけですが。)

そもそも自分の意見を真に理解してくれる人間がこの世にどれほどいるのか分からないじゃないですか。
宮沢賢治しかりゴッホしかり、存命中に世間に理解されず、亡くなってからもてはやされるようになった人間は数知れません。
後に歴史に名を残すような天才だって理解を得られず否定されることがしばしばなのですから、まして普通の人間が普通の人間に理解されなかったとして何の不思議があるだろう、という話です。

大切なのは、多少周りと意見が食い違っても揺らぐことのない“心の芯”をしっかりと自分の中に持つことだと思います。
あるいは「あー。だよねー。違う意見もあるよねー」と柔軟な心で受け流す、とか。

そもそも本当は「自分の意見」なんて、自分自身が否定しない限りは誰にも否定できないものだと思うんですけどね。
誰かの意見を聞いて否定された気になるのは、自分の意見が間違っていると、無意識のうちに自分で認めているからだと思うのです。
でも、それが自分でも許せなくて、ムリヤリに他人の意見の方を無かったことにしようとするのだと思うのです。

でもそれって、もったいないことだと思うのです。
せっかく自分の意見の「エラー」に気づいて「修正」「アップデート」できるチャンスが来ているのに、その機会をフイにして古い自分のままでいるなんて。

ここでしっかりアップデートしておけば、昨日までは思いもよらなかった新しくて素晴らしい自分に変われるかも知れないのに。

(…まぁ、そもそも「自分を変えること自体がイヤ」という人もいるので、そこは何とも言えませんが…。
しかも「自分が間違ってた!」と思うこと自体が間違いで、うっかり「本当っぽいけどガセでした」という意見に踊らされるパターンも無きにしもあらずなので、そこは注意が必要なわけですが。)

あと個人的には、他人の意見が自分より優れている気がして凹んでも、そこは「今はまだ負けてるかも知れないが、数年後には超えてみせる!」という心意気で、日々自分磨きに精を出せばいいことなのではないかと思っています。
たとえ現在の能力差がどうであっても、人間は進化をやめればその時点から劣化していくものだと思うので、自分がコツコツせっせと進化を続けていれば、そのうち勝てる可能性もあると思うのです。

それにもし結局ずっと勝てないままだったとしても、その時はその時で、コツコツせっせとストイックに自分磨きを続けてきたことを、自分自身で誇りに思えば良いと思うのです。
そんな人生なら、たぶんきっと悪くないと思うのです。

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投稿小説更新情報(2017/9/1)


pixivさんに投稿している小説「選帝のアリス」第2章序盤を更新しました。

ちなみにこの「選帝のアリス」、次回作を錬っている際に「女子目線の一人称が難しいんじゃー!」となって「→じゃあ練習しよう」と脳内ストックからアイディアを出して始めた物語です。

pixivさんでの投稿にしたのは、WEBページを作るのが面倒くさかったからと、これからの作品のことなども見据えて投稿型も試してみたかったからです。

数ある投稿サイトの中から「なぜPixivさんなのか」は、ここにしか無い機能があるから(←「選帝のアリス」本文を見れば、とりあえずその機能のうちの1つは即分かります。でも「外部サイトへ接続しますが良いですか?」的なメッセージが出て余分な一手間がかかるのが、ちょっと惜しいところですが…。)です。

(ちなみに次回作は完全にヒロインの一人称だけになるか、男主人公の一人称と交互になるかまだ未定です。
でもヒロインの一人称が入ることだけは確定なのです。←そうしないと物語の醍醐味が損なわれるので。)

既にサイトで連載中の「魔法の操獣巫女エデン」も主人公は女子なのですが、そっちは「私、エデン!中学1年生!」的なノリが無理過ぎて、1人称でなく3人称に逃げています。

(エデンも、アニメでよくいる主人公のように「めちゃくちゃ明るい」というわけではないのですが、それでも何だかJCのノリが気恥ずかしくて書くのが難しいのです…。)

今回の「選帝のアリス」も主人公は女性ですが、そちらはエデンよりだいぶネガティブめな性格な上、年齢層も(エデンよりは)高めなので、一人称の練習には良さげな感じなのです。

ちなみにこの「選帝のアリス」、創作テーマは「シリアス重め乙女ゲーム系小説」です。

でも、おちゃらけた感じのキャラも出る(予定な)ので、コメディ要素がまるで無いわけではありませんが…。

それにしても、どのタイプのネット小説でも用語解説をデフォルトにしつつある現状はいかがなものなのかと、我ながら思います…。

果たして需要があるのかどうか…。

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プロフィール

津籠睦月

Author:津籠睦月
ネコ・犬・小鳥などの小動物大好き人間。
オリジナル小説サイト「言ノ葉ノ森」でファンタジー小説を連載中です。
詳しくは右側の「管理人ホームページ」からご覧ください。

 

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