しかけ絵本みたいなファンタジー小説サイト2―小説本文ページにも仕掛けアリ。
以前の記事で「仕掛け絵本のようなファンタジー小説サイトにしたくてあんなサイトになった」ということを書きましたが、そんな「仕掛け絵本的なしかけ」は実はTOPページ周辺や小説もくじページのみならず、小説本文ページにも時々あったりするのです。
その中でも一番「凝ったなぁ~」と自分でも思っているのは異世界風(というようり児童文学風?)ファンタジー小説「夢見の島の眠れる女神」第9章「悪夢の宴(前編)」および後編の用語解説「空織のドレス」です。
常連さんでないユーザー様のために説明しておくと、うちの小説サイトでは小説本文ページの左サイドに「用語解説フレーム」なる小窓があり、本文中の色の違う単語をクリックすると、その小窓内に単語の説明が表示されるというオリジナル機能を付けているのですが、その小窓内に表示される「空織のドレス」についての解説はファンタジーレベルの強弱・ルビの有無などのカスタマイズ別に前編で4パターン+後編で1パターンの全部で5パターンあります。
そしてその5パターン全てにそれぞれ違うドレス画像が付いているのです。
さらに言えば、5パターン中4パターンには仕掛けが付いています。
(以下ネタバレありのため、先に仕掛けの内容を読みたくない方はご注意ください。)
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具体的に言えば、「空織のドレス」とはその時その時の空の様子がドレスの模様となって現れるドレスなのですが、昼バージョン・夕暮れバージョン・星空バージョン・昼夕夜全て並べたバージョン+秘密の1バージョンの5種類の画像があり、昼バージョンは画像の上にマウス(カーソル)をONすると白い鳥が羽ばたく、夕暮れバージョンはしばらくすると鳥のシルエットが現れ飛び去っていく(アニメーション)、星空バージョンは星が瞬くアニメーション、昼夕夜並んだバージョンでは夕暮れバージョンの画像の上にマウスをONすると夕暮れから徐々に空が暗くなり星が瞬き、やがてまた空が明るくなり朝焼けになるというアニメーションが流れるという仕掛けがあります。
用語解説ページとしてのパターンは5パターンですが、仕掛けの関係(特にアニメーションのコマ数の関係)で実際のドレス画像は数えきれないほど作っています。
そんなわけで、当時、実はこのドレスについての解説ページを作るだけで1日かけてしまったというほどの凝った仕掛けなのですが、この仕掛け(特に複数パターンが存在しているということ)に気づいている方がいるのかどうか……。
(全く気づかれていなかったとしたら、あまりに悲し過ぎるので今回書いてみたのですが、Google CheomeやSafariには未対応のページのため、そういったブラウザだと見られないかも知れません…。※←その後修正しました。下記<追記>をご参照ください。)
←空織のドレス・昼バージョン(※仕掛け無し)
(画像にはWEBパーツ素材として利用・加工可能な素材集のシルエット素材を利用させてもらっています。)
<追記>
※その後、第9章についてはレイアウト修正しましたので、Safari や Google Chrome でもページが見られるはずです。