電子書籍更新情報(2016/7/30)
電子書籍版「夢見の島の眠れる女神」に1ページ追加しました。
毎度のことですが、無駄にいろいろ凝っているせいで時間がかかってしまっていてスミマセン…
ネコ&ファンタジー好き人間の日々の出来事の記録&小説更新情報など。
電子書籍版「夢見の島の眠れる女神」に1ページ追加しました。
毎度のことですが、無駄にいろいろ凝っているせいで時間がかかってしまっていてスミマセン…
電子書籍版「夢見の島の眠れる女神」にページ・ナンバーを追加しました。
(以前はページ・タイトルをページ・ナンバー代わりに利用していたのですが、ページ・タイトルに何らかの情報を入れると、ファイル形式がPDFの時にページ・タイトルと本文とでページが分かれておかしなことになるという事象が発生したので、本文右下にナンバーを振ることにしました。)
それと、猫写真集「疲れた時は猫に限る」に6ページ追加しました。
(内訳は「仔猫時代」に3ページ追加、「猫のいる風景」に2ページ追加、「猫は狭い場所が好き」に1ページ追加です。)
魔法少女風ファンタジー小説「魔法の操獣巫女エデン」のEpisode1を更新しました。
これでたぶん、Episode1の半分弱くらいまでは完成したのではないかと思います。
それから、電子書籍リストのページに「電子書籍のファイル形式」についての説明を追加したり、サイトマップのページにDigital Bookと「魔法の操獣巫女エデン」の項目を追加。
その他、前回サイト更新時のリンクエラーの修正や、画像のサイズ修正等を行いました。
R18だのR15だのという規制がありますが、本質的なことを言ってしまえば、単純に「年齢」で区切っても意味なんて無いんですよね。
R18というのはすなわち「性や暴力等に関する刺激的な描写があったとしても、それに流されることなく理性をコントロールできる、フィクションとリアルの区別をわきまえられる成熟した精神の持ち主なら、読んだり観たりしてもOKですよ」ということだと思うのです。
つまり本質的に問題になってくるのは肉体年齢ではなく精神年齢の方なんですよね。
ただ、現実問題として「精神年齢」を測る方法なんて現在の文明レベルでは存在しませんから「このくらいの年齢なら充分に精神が成熟しているだろう」という平均値でもって規制を決めているのだろうと思います。
逆に言えば18歳以上だろうが何だろうが、精神が成熟していないままであれば、R18表現に刺激を受けて実際に問題行動を起こすなどの悪影響も充分考えられるということです。
それを考えると「何かを“表現”するって恐いことだな」「人目に触れるモノを創るというのは業の深いものだな」と思ってしまいます。
もちろん、この国には「表現の自由」というものが保障されていますし、「何%の確率で発生するかも分からないリスクを恐れていちゃ何もできない」という考えもあるでしょう。
でも、義務だとかモラルだとか法律がどうこうだとか、そういうこと以前に、もし自分の書いた何気ない文章が誰かに悪影響を及ぼして、その影響がめぐりめぐって自分自身や自分の周りにいる人たちを巻き込んだら…と想像すると、やはりいろいろと慎重にならざるを得ないのです。
小説を書くにあたって「読者のことを意識する」ことは基本だと言われています。
自分も小説を書く時には「この小説に肯定的な読者目線/否定的な読者目線」「専門知識の多い読者目線/専門知識の少ない読者目線」「ファンタジー小説を読み慣れている読者目線/そうでない読者目線」など、複数パターンの読者の思考をシミュレーションしながら書いています。
…で、そんなシミュレーションの中で「ひょっとして、この描き方だと、暴力行為を肯定していると受け取られないだろうか」と思い至れば、その箇所はなるべく誤解されない方向へと修正するようにしています。
ただ、そのシミュレーションも、これまでの人生の中で自分が出会ってきた様々な人間の思考パターンを自分なりに想像・分析し、それを記憶の中に蓄積・サンプリングしたものを元に行っているので「これまでに出会ったことのない人間」の思考パターンまでは想定できていませんし、そもそも一度にシミュレーションできる思考パターン数には限界がありますので、そういう意味で“穴”があるとは思います。
(つまりは個人の能力には残念ながら限界があるということです。)
それでも、自分の創ったものがこの世界に及ぼす影響が「悪いモノ」「危険なモノ」ではなくて少しでも「善いモノ」「安全なモノ」であるようにと願って、できる限りの努力は続けていきたいと思うのです。
いつの間にやらレーティングが細かく厳しくなっているようなので、いろいろ調べているのですが、調べれば調べるほどに疑問点が増えて困っています。
レーティングとは簡単に説明すれば映画で言うR18だとかR15だとかいう年齢制限のことですが、最近ではネット小説等のアマチュアの世界でもR15どころかPG12(小学生が閲覧するのに保護者の許可などが必要)レベルのセルフレーティングが広がってきているようです。
スマホの普及等もあり、より低年齢層が自由にネットにアクセスできる機会が増えて、これまでよりもっと細やかな配慮が必要になってきた、ということなのでしょうね。
それは仕方のないこととは思うのですが…問題は、いざセルフ(自分)でレーティングを決めようとなった時、何をもってそのレーティングを決めたら良いのか、ということなのです。
もちろん、現在既にゲーム業界やらネット小説投稿サイトやら、様々なところでレーティングが行われており、それなりの基準が示されてはいます。
でも正直、その基準があまりにもざっくりし過ぎている気がして、何だかなぁ…と思うのです。
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レーティングの対象となる要素が具体的なようでいて、実は全く具体的でないような…。
たとえば性表現においては「キス」や「抱擁」や「性に関する話題」などが対象要素となるわけですが…
そもそもキス1つをとっても程度や種類や描き方でかなりの違いがありますよね。
「ほっぺちゅー」や「でこちゅー」や海外でよくある「恋愛感情を伴わない挨拶としてのキス」もキスはキスですし、例えば、ずっとプラトニックな純愛を貫き幾多の障害を乗り越えてきたふたりが最後の最後に結ばれて結婚式で誓いのキスを交わすのと、オレ様系男子がまだつき合ってもいない女子に壁ドンして無理矢理キスするようなシチュエーションとでは、キスの意味合いがまるで違ってくる気がするのです。
それに“描き方”によっても読者に与える影響はかなり違ってくるはずだと思っています。
たとえば映像表現だったら、唇が重なっているのがハッキリ見てとれるようなアングルで映すのか、実際にはキスしていなくてもバレないような後頭部からのアングルだったり足元だったり、もしくはシルエットを映して「キスした事実」を表現するのか…
文章でも、直接表現と間接表現がありますし、その行為を肯定的に描くのか/否定的に描くのか、主要なテーマとして描くのか/そうでないのか、こと細かに文章量も多く描くのか/必要最低限の描写に抑えるのか、エンターテイメントとして描くのか/そうでないか(←たとえば純文学など)によっても印象がだいぶ変わってくるはずです。
そもそも性表現・暴力描写・残酷表現・反社会的行為等の要素の「有無」だけでレーティングを見ていくとなれば、小学生はワン○ースやらNARUT○やらドラゴン○ールやらベルサイユの○らが読めないことになってしまうような気がするので冷や汗ものなのですが…。
(考えようによってはアンパン○ンも表現上「身体の欠損」に当てはまるような…。しょっちゅう頭部がアレな状態になっていますし…。←それを考えると絶対、全体の世界観とか絵柄のタッチとかが重要になってくる気がするのですが…)
まぁ、細かいことを言い出したらキリがありませんし、個人個人で「これくらいならOK」「ここからはNG」という線引きが違っているであろう事柄に一方的に基準を設けるのも難しいことでしょうし、そもそも「小学生や中学生に見せちゃダメなものくらい、わざわざ書いておかなくても各々で判断できるよね?」ということであまり細かく書いていないのかも分かりませんが…
そもそも、書き手(描き手)が「物語の必要上、ちょっとアレな要素は入ってしまっているけど、こういう描き方なら無闇に欲望を刺激することも、暴力や反社会的行為を助長することもないはず!」と思って書いたとしても、読み手がそれを書き手の願い通りに受け止めてくれるかどうかは分からないんですよね…。
たとえ書き手が「暴力や破壊行為はダメ、絶対!」という気持ちで物語を描いていたとしても(暴力・反社会的行為に対して否定的な描き方をしていたとしても)、読み手は作品テーマなど深く読み取ろうと思わずに実際に描かれた暴力シーンのみをピックアップして見て「カッケー…、オレもこんなんやりてー」と暴力衝動を刺激される可能性が無いとは言い切れないわけです。
それを思うと、単純に要素の有無でもって基準を決めていくのもアリなのかな…とも思うのですが…
ですが、その一方で「いや、何でもかんでもダメ・ダメで『くさいモノにはフタ』で子どもの目から隠してしまうのは逆に精神の成長においてマイナスにならないか?」という気持ちもあるので「う~ん…」と思ってしまいます。
何と言うか、規制して見えなくしてしまうと「そのことに対して考える機会」さえ子どもから奪ってしまう気がしてならないのです。
たとえば自分の場合、小学校1年の時に丸木俊さんの絵本「ひろしまのピカ」(広島の原爆を描いた絵本)を読んで、そのあまりの残酷さ(←正直、これを超える残酷なものって、世界にそうそう存在しないと未だに思います)にかなりのショックを受けましたが、それが命や人生や戦争について考えるきっかけとなり、自分の人生観や価値観に多大な影響を及ぼしたと思っています。
フィクションとノンフィクションとではまた事情が違うかも知れませんが、それでも「子どもに良い意味でのショックを与え、子どもの考える力を伸ばすことによってその後の人格形成に良い影響を及ぼす」ものも存在するのだということを考えれば、何でもかんでも否定して規制してしまうのはどうかと思うのです。
まぁ、一番良いのは第三者(思考・判断に偏りが出ないよう、できることなら複数人)の客観的かつ公正な判断によりレーティングを決めていくことなのでしょうが、時間も人件費もかかることなので、映画業界やゲーム業界のようなそれなりのお金の動く業界・団体でもない限り現実的にムリな話でしょうし、やっぱり当面はセルフでレーティングを決めていくしかないのでしょうね…。
疑問を山ほど抱えたままですし、“答え”なんてまだまだ出せそうにはないのですが…。
…と言うか、ふと思ったのですが、ひょっとしてこの手の規制って、大人目線だけで「子どもに見せたくないモノ」という基準で決めていたりしませんかね…?
実際に元・子どもだった身として「こういうのは単に欲望やタブーなモノへの好奇心を刺激されるだけだったけど、こっちは人生で大切なことを考えるきっかけになった」みたいな経験則から基準を決めたりとかって無いんですかね…?
子どもの頃よく思っていたことですけど、大人の言う「これはダメ、あれはダメ」って、何だかわりと的外れなものも多かった気がするんですけど…。
実際、子どもって、大人が思っているよりずっと“物を考えて”生きている気がします。←自分の子ども時代の記憶から振り返って考えると。
2016年6月中にファンタジー小説サイト「言ノ葉ノ森」の参考文献ページ等を通して商品を購入してくださった方、どうもありがとうございます。
管理人へのアフィリエイト報酬(成果)が7円となりましたのでご報告させていただきます。
(とは言え、これまでの累積金額が支払い最低金額に遠く及ばないため、まだまだ管理人の手元には入っていないのですが…)
利用していただけただけでもありがたいです!
これからも便利で使いやすいサイトを目指して頑張ります。
(ちなみに5月分は成果無しでした。)
魔法少女風ファンタジー小説「魔法の操獣巫女エデン」のEpisode1に用語解説を3つ追加しました。
それから、サイトに電子書籍リストのページを追加しました。
今回また少し新たな試みをしているのですが、画像サイズがちょっと合っていない箇所やリンク不具合などあったので、これからまだちょっと微調整して改善していくことになると思います。
それから、暑くなってきたせいか、またPC の調子がちょっと悪くなってきています…
この先、もしも長期間サイト等の更新が無いことがあった時には「ああ、PC が熱にやられたんだな…」と思っていただけると助かります。
(もしくは管理人本人が熱中症になっているか…。去年も実際あったことなのでシャレになりませんが…。)
魔法少女風ファンタジー小説「魔法の操獣巫女エデン」のEpisode1の続きを少しだけ更新しました。
今回も更新部分の頭には目印として黒猫マークがついています。
あと、用語解説フレームの大きさを変更(少し大きく)してあります。
それから、電子書籍「猫写真集~疲れた時は猫に限る」にページを大幅追加&ファンタジー小説「夢見の島の眠れる女神」電子書籍版の表紙画像変更&第1章の続きを1ページ追加しています。
まだ電子書籍制作に慣れていないため(推奨サイズなど、仕様などで分かっていない部分が多々あるため)、ご覧になる機器やアプリ・ソフトによってはレイアウトが崩れたり見づらかったりすることがあると思いますが、改善していけるよう頑張っていきたいです…。