まずは著作権の勉強から…って、遠回り過ぎ?
ファンタジー小説サイト「言ノ葉ノ森」を創るにあたって、実際にサイト制作にとりかかる前にいろいろと勉強したことがあります。
その1つが「著作権」についての知識を学ぶことでした。
「ホームページ制作」の技術を学ぶより先に法律関連の知識を学ぶというあたり、遠回りが過ぎて意味不明かも知れないのですが「何かあった時のために」先手先手を打って知識を貯め込んでおくのが自分の性分ですので、仕方がないのです。
それと、自分のネットデビュー作のうちの1つが、パロディ要素(?)の入ったものだったため、その辺り違法性が無いようきっちり勉強しておきたかった、というのもあります。
(まぁ、とは言えほとんどは、どう考えても明らかに著作権の切れた古典ファンタジーや神話からしかオマージュしていないのですが。)
「著作権」の勉強、と言うと、大学の法学部など専門の場所でないと学べないイメージはありますが(←でも実際、法学部でも授業があって、それをとらなければ学べないですけど。)町の図書館などでも探してみれば結構、著作権関連の書籍があったりします。
自分は「とりあえずは公式を…」ということで、まずは文化庁の出している「著作権法入門」で勉強しました。
うろ覚えですが絵も図解も無く文字ばかりだった気がするので、一見とっつきにくくはありますが、コラムを読むだけでもいろいろ参考になる本なので、機会があれば読んでみると勉強になると思います。
あとは実際に著作権が問題で裁判になったケースを分かりやすくまとめている本など、いくつか読みました。
こういう知識を蓄えておくのは、自分が法を犯さないためというのももちろんですが、逆に自分が何か著作権を害されて不利なことにならないようにという予防の上でも役立つような気がします。
(まぁ、実際にうちのサイトの著作権を侵害したいような物好きがいるかどうかはともかくとして…。)
それと自分の場合は、知識面ではもちろん、現実面でも「単純なコピペがしにくいページ構造」という形で一応の対策をとっていたりもします。