温暖化対策は「死活問題」だと思う。(←熱中症的な意味で。)
去年、パリの温暖化対策会議のニュースを見ていてふと覚えた素朴な疑問なのですが、温暖化対策って、果たして国(政府)の偉い人たちだけで議論すべき問題なのでしょうか?
会議に出ていた人々がそれぞれの国に帰って、もし企業に対するCO2排出規制の法案なり何なりを作ったとしても、企業側がそれを守らなかったり誤魔化していたら「終わり」という気がするのですが…。
むしろ、世界のあちこちに工場を持っているような大企業のトップたちが集まって具体的な対策を話し合った方が建設的な結論が出るんじゃないのだろうか…などと思ってしまったのですが、どうなんですかね?
たとえば世界全体を見渡してみれば、環境に対する取り組みを既に積極的に行っている企業は沢山あるはずなので、そんなノウハウを結集して、共有して、もっと全世界的に広げていけば、今よりもう少しは省エネになるんじゃないのか?などと単純に思うのですが…甘い素人考えですかね?
あとは民間・個人レベルでの対策・ノウハウをSNSなどの個人的情報発信も含めて共有していくことかな、と。
(とは言え、あまりにも世の中に情報が溢れると、それはそれで「結局どれが一番効果的なんだ?」状態になる気もするので、誰か(どこか)技術のある人が検証していくことも必要なのかな、とは思いますが。)
と言うか、正直、国やら何やら上の方の偉い人たちが、ゆっくりと対策を議論しているのを待っていられる余裕が無いんです。
去年、実際にオフィス内で熱中症になっていますので、これから再び到来するであろう真夏の暑さに今からビクビクしているのです。
たとえ温暖化を防ぐための効果的な対策をすぐには見出せなかったとしても、せめて、建物の外壁に断熱効果のある塗料を塗るなり、窓を二重にするなり、遮熱カーテンをかけるなり、グリーン・カーテンを作るなり、とにかく今打てる対策は全て打って、熱中症患者を一人でも減らせるよう、全国民レベルで真剣に夏の暑さ対策に取り組むべきだ、じゃないと本気でヤバイよ、と個人的には思うわけです。
というか、夏の暑さのピークの中でも社員がまともに働けるよう「環境」を整えるのは会社の「義務」…以前に最早「死活問題」だと思います。
去年は本当に「この会社で今後、働き続けられるのだろうか」と真剣に悩みましたから。←環境(室温)的な意味で。
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