単位を早目に取りすぎたがために、就活に出遅れたという…
最近テレビで就職活動の活動時期が年ごとにコロコロ変わって大変、というニュースをよく目にします。
でも経団連の決める時期がどれだけコロコロ変わろうと、全ての企業がそのルールに従っているわけでもなし、早い企業はいつだって早い…というか早過ぎるんですよね…。
自分の場合、かなり手痛い失敗をしているので苦い経験として記憶に刻まれているのですが…、大学3年生で授業をとり過ぎると、全てのテストが終わって「さぁ就活だ」という頃には、既に何だか周りと比べてだいぶ出遅れてしまっている…という状態が発生したりするのですよ。
そもそもテスト期間というものは全ての学部・学科が同じような時期にやっているわけではなく、早く終わる学部は早く終わったりするわけですが(むしろ、ほとんどテストが無くてレポートによる評価で済む学科もあったりしました。)自分の所属していた学科は思いきり2月上旬までテストが入っていました。
しかも「3年生のうちに卒業までに必要な単位を全部取っておけば、4年の就活でかなりラクじゃないのか?」などという安易なことを考えてしまったばかりに、3年生で取っていた授業の数も相当なもので、当然テストのスケジュールもギッチギチだったわけです。
企業の採用活動(説明会含む)の時期のことも頭に入れて履修を決めるべきだったと後で思っても、時既に遅し。
…と言うか、通年で取る授業など4月に履修を決めているわけで、毎年コロコロ時期が変わったりする(かも知れない)就活の日程をその時点で把握してスケジュール調整するなどということがそもそも自分に可能だったのかどうかすら分からないのですが。
しかも自分の場合「いくら内定を出したって、その学生が卒業できなければ意味がないわけだから、企業が学生の単位取得(テストおよびその勉強)を妨害するようなスケジュールを組むはずがない」という一般人目線の常識的判断から暢気に構えていた部分があったので、そもそもの危機意識が薄かったかも知れません。
結果的に、卒業までに必要な単位(=学士課程の単位。資格課程の単位はさすがに若干残していましたが。)は無事に3年生の時点で全て取り終えたわけですが、就活には出遅れてしまった感が否めません。
でも、就職活動のためだけに大学へ行ったわけでもないので、就活のためにスケジュールに余裕を持たせておかなければならない→そのために学びたい授業も学べない(←授業によっては次の年にはもう無いものもあったりするのに)というのは、それはそれでどうなんだろうと釈然としないものを感じます。
と言うか、企業側がいくら「良さげな人材をフライング・ゲット」と思って早めに採用活動を終えたところで、内定をもらった本人が迷っていたり、より良いところを求めたりで就活を続けていれば結局は辞退される可能性もあるわけですし、そもそも単位取得に失敗して卒業できなかったりしたらマズイことになるわけですが…その辺りって、どうなってるんでしょうね?